概要
激しい鍛錬の果てに鬼の力を得て、大地の魔物魔化魍を「清めの音」による音撃で退治する戦士達のこと。
「猛士」と呼ばれる組織に所属し、サポートしてくれる人々と共に任務に励んでいる。
シフト表が組まれているが、これは魔化魍出現時に、その特性に適した対処法を専門とする鬼が呼び出されるシステムである。呼び出された鬼は現場に急行し、専用の笛や音叉などの器具を鳴らし、器具が発生した特殊な音波を浴びることで鬼へと変身する。
鬼に変わる際にはシリーズのお約束である「変身」の掛け声を使わない。(音叉の玩具CMで、響鬼が音叉を額にかざした際に何かを言いかけている様子がある事から、当初は言う予定があったのかもしれない)
変身した際はその衝撃で衣服が燃えたり裂けたりして吹き飛んでしまうため、気力が保てなくなると変身解除され、もれなく全裸になってしまう。そのため、変身を解く際は顔だけ変身解除する(所謂マスクオフ状態)場合が多い。
他の作品で言う「仮面ライダー」なのだが、上記の点や、変身にベルトを使わない、ほとんどバイクに乗らない等々、シリーズの中でもかなり異質な位置に属する。しかし、カタログスペックは平成ライダーの中でも抜群に高い。鍛えてますから
魔化魍とは相反する存在に思えるが、「自然界に満ちる霊力の作用による変化(へんげ)」という点においては同じで、根本的には同一の存在なのである。そのため、一歩間違えれば魔化魍と化す危険性を秘めている(本編でも、鬼になる事は魔物になる事に近しいと語られており、度々客演や番外編でも「道を踏み外し魔化魍となった鬼」の存在が示唆されている)。
2005年時点での総数は119人だとされている。これは本編ではなく、『仮面ライダー響鬼特写写真集【魂】』(朝日ソノラマ)にて判明した。
一覧
メンバーの名前の殆どは、「○○き」という言葉に当て字をした表記になっている。
名前は所謂コードネームで本名は別に存在するが、作中で言及されることはまず無い。
また、関東の鬼達のコードネームの頭文字は、本名と一致している場合が多い。 響鬼(「ひ」びき)なら日高仁志(「ひ」だか「ひ」とし)