はじめに
当記事は「ロイ(ファイアーエムブレム)」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
また、マリオシリーズを出身とする同名のファイターについては「クッパJr.(ファイター)」を参照してください。
概要
第2作『大乱闘スマッシュブラザーズDX』から参戦。
ファイター番号は25、通り名は若き獅子。
CVは福山潤。
マルスと同様、当時は『ファイアーエムブレム』シリーズが海外展開されていなかったことから、『DX』と『for』では海外版を含めて日本語音声で統一されていた。
通常必殺ワザやアピールの「イーヤッ！！」に代表される暑苦しい叫びが印象的。この演技は『スマブラfor』よりも後に配信された『ファイアーエムブレム ヒーローズ』でも引き継がれている。
特徴
| 通常必殺ワザ | エクスプロージョン |
|---|---|
| 横必殺ワザ | マーベラスコンビネーション |
| 上必殺ワザ | ブレイザー |
| 下必殺ワザ | カウンター |
| 最後の切りふだ | 必殺の一撃 |
同時参戦したマルスのコンパチで、使用するワザは大体同じ。
マルスとは対照的に、剣の先端よりも根本で当てた方が強いという、剣士としては珍しい特徴を持っており、さらに一部のワザでは判定が根本・中間・先端の3つに分かれている。
公式によると「未熟だが潜在力がある剣質」を体現しているとのこと。
また、上スマッシュ攻撃と必殺ワザ（横Bを除く）に炎属性が付与されている他、弱攻撃が単発攻撃になっている。
通常必殺ワザ「エクスプロージョン」は、最大まで溜めると10%の反動ダメージを受ける代わりに、50%のダメージと共に0%の相手に当てても一撃必殺できるほどのふっとばし力をお見舞いする最大級のロマンワザ。
上必殺ワザ「ブレイザー」は多段ヒットする他、あまり上昇しない代わりに横に大きく動くことができる。
下必殺ワザ「カウンター」はマルスと比べて反撃が遅い代わりに、反射倍率が高い。特に『DX』では1.5倍ととんでもない高さになっていた（『for』以降では1.35倍）。
経緯
大乱闘スマッシュブラザーズDX
原作『封印の剣』が発売される前に参戦するという、異例の形での登場となった。
当時はキャラ設定が定まってなかった故か、原作とは異なり熱血キャラのような感じになっている。
マルスのモデル替えキャラで、ワザのモーションは全てマルスと同じ。
しかしマルスとは違い、「マーベラスコンビネーション」が根本と先端で性能が分かれていたり、「カウンター」で相手のダメージを参照する仕様はこの時から既に健在。前者の海外名「Double-Edge Dance」も、本作におけるマルスとの違いに由来している（マルスは「Dancing Blade」）。
また、『DX』に限り「ブレイザー」の1ヒット目の固定ふっとばしが非常に高く、一部のステージでは極端に軽く落下も非常に遅いプリン（「ヨッシーストーリー」ではピチューとMr.ゲーム&ウォッチも）を土台から一撃必殺することができた。
この時点ではマルスよりも機動力が低く、根本の強さを活かしづらいのが悩みの種。体重もマルスよりわずかに軽かった。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
「僕を忘れないで欲しいな！」
「ついに帰ってきたぞ！！」
『X』では枠をアイクに譲るような形でリストラとなったものの、続く『for』ではDLCという形で復活。
某運命を変える主人公が「なくはないです。」と言われたり、自身も未来の大王のカラバリで同名キャラが参戦したりとネタにされる中、2015年6月15日の「新要素のお知らせ」にて彼の復活が発表された。
デザインは『覚醒』の魔符「異界のロイ」を思わせるディテールが加わった、オリジナルのものに一新されている。
走行速度や空中スピードがマルスよりも速くなった（特に後者は片手で数えられるほど高い）ため、相手に接近しやすくなり、根本の強さを存分に活かせるようになった。
さり気なく体重も大幅に増加し、平均に最も近い値となっている。
ワザのモーションも一部を除いて差別化され、弱攻撃、ダッシュ攻撃、横強攻撃、上強攻撃、横スマッシュ攻撃、下空中攻撃がマルスとは異なるワザに変更された。また、弱攻撃、横強攻撃、上強攻撃、上必殺ワザでは、原作で「封印の剣」を装備している時のように、逆手持ちに切り替えるようになっている。
「エクスプロージョン」は最大溜め以外でも叩き付けた際に爆風を起こすようになった他、最大溜め時にカス当たりが追加された。…それでもダメージは35%だが。
最後の切りふだ「必殺の一撃」は、マルス/ルキナとは全く異なり、その場に留まって円を描くように剣を振りかぶってから斬り下ろすという、原作の「封印の剣」装備時の動きを再現したものになっている。
名前に反して0%からの一撃必殺は出来ないので注意。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
『ファイアーエムブレム ヒーローズ』に合わせ、英語音声が追加された。
「エクスプロージョン」で溜めている最中に振り向くことができるようになった。
一方で前投げがマルス/ルキナと全く同じ変更を受けるという妙な一面も。「マーベラスコンビネーション」がスピーディなワザに変化したのもマルス達と同じ。
マルスとは対照的に様々な面で強化が施され、システムとの噛み合いが非常に良かったこともあり、ルキナやクロムと共に強キャラの一角を担っている。
勝ちあがり乱闘「異界の剣士」
剣を持つファイターと戦っていく。
最初と最後は『FE』ファイター達とのバトルロイヤル。
余談
勝利ボイスの一つ「真の戦いは、これからだ」は、「これから『封印の剣』が出るよ」という意味合いらしい。
彼が参戦した『DX』以降、全てのファイターが使えるようになった時もこの文章が使われている。
関連タグ
ネタ
ファイアーエムブレムシリーズ参戦ファイター
ファイター番号順
24.ミュウツー→25.ロイ（25'.クロム）→26.Mr.ゲーム&ウォッチ
