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道南いさりび鉄道の編集履歴

2021-10-22 23:48:11 バージョン

道南いさりび鉄道

どうなんいさりびてつどう

北海道に存在する第三セクターの鉄道会社。JR江差線の五稜郭駅~木古内駅間を引き継いだ。

概要

2016年3月26日開業の北海道新幹線開業に伴い、並行在来線であるJR北海道江差線五稜郭駅木古内駅間、営業キロ37.8kmを引き継いだ第三セクター鉄道。全区間が交流電化されているが、架線を使用するのは乗り入れるJR貨物の貨物列車とJR東日本トランスイート四季島のみとなる。


登記されている日本語社名はタイトルの通り、道南の風物詩であるイカ釣り漁船の漁火を入れているが、海外からの利用者向けに定めている英語社名は単に「南北海道鉄道または道南鉄道」を指しているだけである。(一応ウェブサイトのURLの末尾にはisaribiが入っている)

今後北海道新幹線が延びた時、あらたな並行区間(函館~小樽)はこの会社が引き継ぐのが合理的ではあるが、目一杯引き受けた場合道南どころか道央まで伸びる。

将来並行在来線となる区間のうち函館新函館北斗は2016年の新幹線開業に合わせ電車が走るようになったが、将来一体運用をするには木古内駅構内とそこから少し函館よりのデッドセクションまでの区間が25kV加圧のため、これを青森寄りに移設しない限り在来線電車は基本的に木古内駅に入れない。現状通り、気動車のみの運転になる可能性が高い。


この区間の普通列車は元から気動車(ディーゼルカー)のキハ40系であり、道南いさりび鉄道はJR北海道からそのキハ40形9両(1793, 1796, 1798, 1799, 1807, 1810, 1812, 1814, 1815)を譲り受けた。このうち2両(1793, 1799)はイベント対応車「ながまれ号」へ改装された。

それ以外の車両は転換当初はJR北海道色のままであったが、現在は「道南の四季」をテーマとした塗色や国鉄車であることを生かし、昔懐かしい国鉄色への塗り替えが進んでいる。

2019年3月17日をもって全車が塗り替えられた。

ちなみにNゲージ化に関しては、TOMIXが全車模型化している(ただし1798のみ非反映)。

保有車の現況

車両番号塗装備考
1793ながまれ号「ながまれ」とは、道南地方の方言で「ゆっくりしていってね」の意。
1796濃赤色秋をイメージ
1798国鉄急行色実車には存在しないが、国鉄時代の懐かしい面影を優先して採用された 
1799ながまれ号  
1807朱色5号所謂首都圏色
1810濃緑色夏をイメージ
1812山吹色春をイメージ 2両目
1814山吹色春をイメージ 1両目
1815白色冬をイメージ

関連項目

第三セクター第3セクター 仙石東北ラインHB-E210系 肥薩おれんじ鉄道 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 羽越本線米坂線

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