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青嶋達也の編集履歴

2021-11-05 12:12:03 バージョン

青嶋達也

あおしまたつや

フジテレビ所属のアナウンサー

概要

青嶋達也とは、フジテレビに勤務するアナウンサー。

フジテレビ編成局アナウンス室スポーツ統括担当部長の肩書を持ち、早稲田大学卒ということもあって語学にも長けて語彙力も相当。フランス語やイタリア語も話すことができる。


主に競馬、欧州サッカーの実況などを担当している。


アオシマバクシンオー

しかし何といっても彼を有名にしているのは、数々の競馬での名(迷)実況である。

先述したように、競馬の実況を担当しているが、彼が得意とするのは1000~1400mのいわゆる短距離のレース。

武器であり弱点でもある「異常に滑らかな早口」で各馬の様子を余すことなく伝え、観衆を勝負のさなかへ引き込むさまは名実況の一言に尽きる。

「1200mのレースで出走馬全頭の名前を2回も言えるのは青嶋だけ」と同僚からも評価されており、短距離の実況では右に出る者はいない。

しかし、1600以上のマイル~長距離のレースでは手持ち無沙汰になったり、言うことが浮かばなくなり黙るなど、迷実況を披露してしまうことも多い。

直線の短い中山競馬場のレースだと中距離以上でもまあまあ保つが、直線の長い東京レース場だと直線に入った途端手持ち無沙汰になるのがよく見られる。


早大卒ということもあってか語彙が豊富で、「篠突く雨」などの難しい言葉を使うことも多いが、こんがらがって「外国産ずがば!」などの変なことを言ってしまうこともよくある。


短距離専門ということか、青嶋アナは希代のスプリンター、サクラバクシンオーから連想したアオシマバクシンオーというあだ名も付けられている。


アオシマバクシンオー、伝説の名(迷)実況

  • 「ディープ産駒武豊!」

 本来ならば前走していたキズナにかかるはずの『ディープ産駒』だったが、前後の息を入れるペースを間違えて一息で次の句まで続いてしまい、ここに馬から生まれた武豊騎手という腹筋が予後不良モノの名句が生まれてしまった。……ちなみにタケユタカという競走馬は実在した

  • 「ダービー初騎乗のロゴタイプ」

 一見意味がわからない。ロゴタイプは競走馬、ダービーはレースで出走できるのは三歳の時のみ、初騎乗なのは当たり前。実はこの後に「ゼッケン8番のクリスチャン・デムーロ」と続くのでやはりこちらも前後の句を取り違えたものと思われる。

  • 「クリスチャン・デムーロ皐月賞馬」

 ディープ産駒武豊同様、ウマとヤネを間違えたモノ。

  • 「高低差200mの坂!」

 水平距離400mに対して高低差200m、勾配50%ザックリ平たく言えばいろは坂の二倍…こんな心臓破りどころではない坂を登り切るなんて、近代日本競馬も進歩したなぁ…(遠い目)。

 (当たり前だが正しくは2m

  • 「真ん中に…犬が…!」

 恐らく本来は「真ん中に…いるが!」。エピファネイアの名前を言おうとしたが出なかったと思われる。

  • 「キズナカッター!」

 必殺技かな?

(以上全て日本ダービー2013)

  • 「坂を上る!」(以下しばらく沈黙)

「坂を上る!」というフレーズ自体は本人も好んで使っているのか、府中のレースではちょくちょく見られる。(98年毎日王冠、05年天皇賞秋etc)

(日本ダービー2002)

どう聞いても「ドゴーン」と言っているようにしか聞こえない。

「大接戦のゴール」「大接戦でゴール」など、何通りかの解釈が試みられているが、真相はアオシマバクシンオーのみぞ知る。

  • 「凄い…!…凄い!」

あまりの凄まじいレース展開に、語彙力を失ってしまったようだ。

天皇賞秋2008)

  • 「ウオッカ勝ったー!しゅごい!」

(安田記念2009)

(以上全て有馬記念2012)

あまりにも大きな声で叫んだからか、NHKの放送ブースのマイクでもこの声が拾われてしまった

(皐月賞2021)

など


アナウンサー業以外での活躍

走れマキバオー

 フジテレビ所属で競馬を主に担当していることもあって、同局の系列で放送されたアニメ『みどりのマキバオー』にて劇中の実況アナウンサー役、およびオープニングテーマ走れマキバオーの歌唱役に抜擢。他のフジテレビアナウンサー2人とともに出だしから白熱したやりとりを聞かせてくれる。


 原盤である走れコウタローは当時のラジオ音質も鑑みたのか割と聞き取りづらい実況をネタにしており、もはや早口言葉同然にめちゃくちゃに捲し立てるのがソルティーシュガー版の定番であった。

しかし、ここは我らがアオシマバクシンオー、本職キャリアを活かして語りの実況パートを見事明朗闊達に歌い上げている。レース展開、各馬の順番からマキバオーの末脚炸裂までしっかりと聞き取ることが出来るのはアオシマバクシンオーの脚質適正によるものだろう。


 またコウタローでは当時の東京都知事美濃部亮吉を揶揄するようなモノマネ間奏パートが挟まれていたが、コレを踏襲してマキバオー時代は青島幸男に対象が変わった。ここのパートは原盤からアレンジを加えた『都知事が都営ギャンブルを辞めようかと思ったが実況の名前が「アオシマ」だと聞いて機嫌を良くして反故にする』というもの。…当然ながら青嶋アナウンサーのことである。


(なおこの経緯があったためか、後年走れウマ娘でカバーされたときは同パートに小池百合子をネタにするという伝統(?)が出来てしまった)


ウマ娘でのパロディ

本人が出演したわけではないが、「大接戦ドゴーン!」はアプリゲーム「ウマ娘プリティーダービー」でも特殊実況として収録された。

元ネタ

ウマ娘版

また、2021年に実装された新育成ストーリーアオハル杯はチーム対抗戦が主軸となっているのだが、そこに出てくるライバルチームの一つに「サカヲノボル」というものがあった。

元ネタはおそらく、上記の日本ダービー2002での名(迷)実況、「坂を上る!」(以下しばらく沈黙)だろう。


関連タグ

競馬

サクラバクシンオー

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