概要
直方駅~博多駅間を筑豊本線・篠栗線・鹿児島本線経由で結ぶJR九州の特急列車。列車愛称は直方市出身の大相撲力士である魁皇関に由来する。
国鉄・JRを通して人名が由来の列車愛称が付く事は珍しい上、存命中で運行開始時に現役で活動していた人物の名前が列車名に採用されたのは他に例がないが、故人の名前が由来の列車は、JR東北本線の快速アテルイ、JR山陰本線の快速みすゞ潮彩(運行終了)、JR肥薩線の普通・特急いさぶろう・しんぺい、JR長崎本線・大村線・佐世保線の特急シーボルト(運行終了)など多数存在する。
なお魁皇関は2011年に引退し年寄浅香山を襲名した(浅香山親方)が、JR九州は「かいおう」の列車名は変更しないとしている。
運行形態
1日2往復が設定されており、運行開始以来、直方駅発が朝、博多駅発が夜間に運行されるダイヤで、ホームライナーに近い性格の列車となっている。
使用車両
南福岡車両区に所属する787系と783系が使用され、グリーン車は指定席、普通車は全車自由席となる。