概要
JR肥薩線の観光列車。列車名については、吉松行きは「いさぶろう」、人吉方面行きは「しんぺい」とした。列車名はこの区間の建設・開業時の、逓信大臣山縣伊三郎と鉄道院総裁後藤新平に由来。
2000年代前半から運用が開始され、当初はキハ31 14号を座席の一部を畳敷きに改造して投入されていた。2004年の九州新幹線新八代~鹿児島中央間開業に合わせ、キハ140 2125号をこの列車専用に改造している。改造内容は「はやとの風」の同型車両とほぼ同じだが、こちらは普通列車のため座席はボックスシートとなっている。
利用客が多いため増結用として、キハ47 9082号、キハ47 8159号が追加で改造された。
現在は2両または3両編成で、一部指定席(地元利用者の利用も想定し、自由席もわずかながら設定)。
運行区間はいさぶろう1号・しんぺい4号は熊本駅~人吉駅~吉松駅(人吉~吉松間普通)、しんぺい2号・いさぶろう3号は人吉駅~吉松駅(全区間普通)。
※キハ140はキハ40の改造車。
※熊本~人吉間の列車種別は2016年~2017年まで「快速」、2017年からは「特急」。
令和2年7月豪雨
2020年の豪雨災害では肥薩線の八代駅~吉松駅間が不通となったため、期間限定で門司港駅~博多駅間の臨時列車として運行中。
停車駅
熊本駅 - 新八代駅 - 八代駅 - 坂本駅 - 一勝地駅 - 渡駅 - 人吉駅 - 大畑駅 - 矢岳駅 - 真幸駅 - 吉松駅
関連タグ
鉄道 気動車 JR九州 列車愛称 D&S列車
キハ40系 キハ31
ドーンデザイン研究所水戸岡鋭治デザイン 水戸岡鋭治 肥薩線
SL人吉 かわせみやませみ はやとの風