概要
九州新幹線・鹿児島本線が発着する駅で、肥薩おれんじ鉄道も乗り入れている。
九州新幹線の建設が開始された1991年当時は南八代信号場であったが、後に駅へ変更され2004年に九州新幹線の部分開業と合わせて開業した。
九州新幹線全線開業後は一部の「さくら」と「つばめ」が停車する。また、宮崎方面へ向かう高速バス「B&Sみやざき号」と連絡しており、新幹線とバスを乗り継ぐ事で博多~宮崎間の所要時間が大幅に短縮されている。
駅構造
新幹線は相対式ホーム2面2線が使用される。うち下りの12番乗り場は島式ホームとなっており、現在でこそ保守用車両の留置線となっているが、ここが部分開業時から2011年3月11日まで「リレーつばめ」と「つばめ」の対面接続に使用された旧11番乗り場であり、これにより乗り換え時間3分とスムーズな乗り換えが可能となっていた(※ちなみに、新幹線と在来線普通列車を乗り継ぐ際には一旦改札を出る必要があった)。なお、この接続方式は北海道新幹線の新函館北斗駅や在来線高架化後の新潟駅、西九州新幹線の武雄温泉駅でも採用されている。
この旧11番乗り場から伸びる旧リレーつばめ専用の連絡線部分には、フリーゲージトレインの実験線として軌間可変装置が設置されていたが、開発断念に伴って撤去が開始されている。
在来線も相対式2面2線。ホームは6両編成に対応しており、千丁駅側には乗り入れてきた肥薩おれんじ鉄道の車両専用の引き上げ線が存在する。2014年3月のリレーつばめリバイバル運転時は、すでに旧11番乗り場が改軌されて乗り入れ不能となっていたため、こちらのホームで接続を行っている。