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315系の編集履歴

2021-12-05 13:27:19 バージョン

315系

さんびゃくじゅうごけいまたはさんいちごけい

JR東海の一般型直流電車。

概要

JR東海の一般型車両で、313系の後継車両として開発された。313系同様、あらゆる路線に対応した汎用車両として設計されている。

2021年度から211系213系311系の代替として2025年度までかけて352両全てを日本車輌が製造する予定となっている。

ニュース記事


略歴

  • 2020年1月22日、315系の導入を発表。
  • 2021年11月6日深夜、第1編成となるC1編成(8両)が日本車輌を出場し、神領車両区まで自力回送した。
  • 2022年3月5日、中央西線名古屋駅中津川駅間にて営業運転開始予定。これにより、211系0番台(4両×2編成)が引退し、JR東海から国鉄車両が全廃となる。JR全体で見てもJR発足後の車両で統一された会社はJR東海が最初となる。

仕様

装備

313系等と同じステンレス製車体。N-QUALISという日本車輪の新しいブランドの車両が取り入れられている。

新設備として、非常用蓄電装置、防犯カメラ(1両に5台)、フルカラー液晶ディスプレイなどが搭載される予定。313系同様すべての編成がトイレ付となる。

また、車椅子スペースが増やされ、従来の1編成に1箇所から、1両に1箇所になる。

行先表示器は313系と同じフルカラーLEDだが、日本語と英語語を交互に表示する。


性能

最高速度は130km/h。

自動列車停止装置や主要機器の2重化、台車などの振動検知装置によって信頼性を向上している。

211系と比べ省電力35%削減。


編成

投入される編成は4両42編成と8両23編成となっている。4両編成は311系や313系など前例があるが、JR東海の在来線一般型車両として8両固定編成の投入は今回が初。

モハ315形は番台区分に関わらず全車パンタグラフを搭載。私鉄電車のようにパンタグラフ付き車両が2両続く珍しい編成となっている。また、JR東海の電車として現在のところクモハが存在しないのも異例(※ただし、JR西日本と共同設計の285系もクモハが存在しない)。


8両編成

クハ315-0+モハ315-0+モハ315-500+サハ315-0+サハ315-500+モハ315-0+モハ315-500+クハ314-0

※電気連結器や前面貫通幌は未装備。


内装

内装はプレスリリース発表の時点では211系5000・6000番台と同じオールロングシートとなる予定。座席はE233系などと似た形状のものを採用し、座席幅は211系より1人あたり1cm拡大。

また、赤外線・紫外線99%カットのガラスを採用し、カーテンが廃止

その他、AI学習機能付き冷房装置を導入、冷房能力も211系より3割増しとなっている。


投入路線

主に中央西線東海道本線関西本線の3路線の予定となっている。

中央西線名古屋駅~中津川駅間は2023年度中に315系で統一予定。313系は転属となる。

東海道本線に関しては、静岡地区に関しては導入予定とされているが、名古屋地区は現段階では不明。2021年現在、東海道本線(名古屋地区)は全ての車両がオールクロスシート車(セミクロス含む)なので、もしオールロング車が投入されれば211系5000番台以来のオールロングシート車投入となる。


デザイン

幾何学的な前面形状に高輝度のLED前照灯を配置。ライト形状はHC85系と似ている楕円形。

長く親しまれる白とコーポレートカラーのオレンジを調和させた。今までは窓下に帯を巻くデザインだったが、315系では窓の周りに太い帯があるデザインに変更。セントラルライナー100系などを彷彿とさせる。また、ドア上にもオレンジが入る。

ニュース記事

JR東海の新星・315系


正式なデザインが公開されるまでは、角ばったデザインに灯具も描かれておらず、前面が東急8590系、側面が東武50000系323系を彷彿とさせると話題になり、灯具を追加したデザインの予想大会がネット上で人気になった。

ぼくの(半分)かんがえたさいきょうの315系スタイリング予想


関連タグ

JR東海 東海道本線 中央本線

211系 213系 311系 313系

N-QUALIS

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