「ちゃんと痛ぇじゃねえかよ!」
プロフィール
格闘スタイル | 俺自身の力 |
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出身地 | 不明(日本?) |
誕生日 | 不明(16歳?) |
身長 | 168cm |
体重 | 58kg |
血液型 | B型 |
趣味 | バイク |
大切なもの | 愛車のバイク |
好きな食べ物 | ピーナッツ |
嫌いなもの | 命令、命令する奴 |
得意スポーツ | 無し(何をやらせてもダメ) |
CV | 佐々木望 |
概要
KOF2001にて初登場。
ネスツが「プロジェクトK」において作り出した、草薙京の9999体目のクローン。
過度のクローニングの影響か、京の能力の面影がほとんどないが、形状変化する異形の腕を持っている。
能力は高いが、制御が出来ておらず暴走する事がある。
ネスツの指令でクーラ、アンヘル、フォクシーと共にネスツチームとしてKOF2001に参加(ダイアナも付添人として同行)。
しかし、アンヘルとともに大会の途中クーラたちを裏切る。ネスツ壊滅後の彼の行方は不明である。
力が・・・勝手に・・・わあぁぁぁぁ!
絵を見ただけで分かる人もいるかもしれないが、元ネタはAKIRAの島鉄雄。
キャラクター性、能力、技の演出、動作、台詞、メッセージからプロフィールの詳細、果ては声優に至るまで徹底したほぼ完コピの島鉄雄である。
アニメ版に採用されていない原作漫画のセリフを中心に、徹底的に拝借している所は完全に確信犯である。
(当時の雑誌によれば、企画当初は装甲騎兵ボトムズのキリコ・キュービィーがモデルで、青い短髪はその名残らしい)
2009年、公式HP、エンサイクロペディアで彼だけが黒塗りにされ、「差し支えのあるキャラ」と公式で明言されてしまう。KOF2002のリメイクであるKOF2002UMで彼だけ削除され、ほぼ同一性能の別キャラに差し替えられた。
その事実はほぼネタと化しており、下のようなイラストもあったり。
元々KOFはパロディの多い作品だが、その中でも「パクリ」と言われれば言い逃れ出来ないくらいの島鉄雄っぷりであった為、「一時は裁判寸前にまでなった」「元ネタの原作者側が激怒した」と言う噂、憶測まで流れる始末の、すっかり曰く付きのキャラクターとなってしまった。
(偶然と思われるが、後に『AKIRA サイコボール』と言う題名のピンボールゲームが発売された)
昨今、パロディ・オマージュ=パクリと言う風潮もあり、否定的な人からは批判も多いキャラではあるが、同時にその再現度から元ネタのファン含め称賛の声が存在する。
実際、ゲーム上のキャラクターとしてはかなり個性的に作りこまれており、KOF世界でもかなりの存在感を放っていた。kof2002UMで削除されたのを悲しむファンもいる。
謎が増えてきたな…
2012年の『SNKドリームバトル』、2013年の『KOFバトルフェスタ』、『KOF×餓狼伝説』にて、K9999がまさかの再登場をした。(しかもヒロアキ氏の新規描きおろしである)
更に近年、FALCOON氏もツイッターでK9999について言及。
「みなさんが思っている理由で彼が封印された訳ではないと言う事です。みなさんが思っている理由が本当の理由なら、封印されるべきキャラクターは他にもゴマンと居る。そう言う意味でもK9999の封印理由は実に特異でした。」との事である。
「当時のスポンサーであったイオリス社との問題か?」と新たな説が浮上するも彼が封印された真相は今も不明である。
そして、KOF15にてクローネンという存在が界隈に激震を呼ぶことになった。
キャラクター性能
一見では波動昇龍を備えたスタンダードなキャラクターだが、基礎性能は豆鉄砲&紙装甲と言う貧弱ぶりで、移動速度もジャンプの高さも平均以下と、決して素人におススメは出来る性能ではない。
但し、中距離“打撃技”が豊富にそろっており、相手を牽制しながら上空から飛び込んできた相手を超必殺技で迎撃すると言うスタイルを得意とする。
特に暴走した力で腕が醜悪な肉塊となって相手を襲う超必殺技「力が…勝手に…ぅわあああ!!」は、原作再現としてだけでなく、多段ヒットでガードの上から相手の体力を削るうえに画面端まで伸びるため、回避が非常に困難な潰しの利く技となっている。
他には、バリアーで相手を吹っ飛ばす高速発生の「月…」、腕をマシンガンに変えて連射する削り&足止めとして優秀な「てめぇも往っちまえ!!」など、ゲージ技は高性能なものが揃っている。
一方、2002に実装されたMAX2(ゲージ2本消費or超必殺技後の追撃)専用超必殺技「これは、まるで…」は、全画面判定・ダウン後ヒット判定とこれだけ見れば優秀なのだが、攻撃判定の発生が致命的に遅く、よほど上手く相手をダウンさせて突き放さないと決まってくれない。そのため「これは、まるで…使えない」とプレイヤーたちからネタにされてしまった。
何よりゲージ回収率が悪く、1ラウンド立ち回ってよ超必1発が賄えれば上々という悪燃費が付いて回る。こちらはKOF特有のチーム戦の特性を生かし、出場順を2番手以降に回してやる事である程度解消できる。
とにかく「ゲージを貯めてからやっと本番」という、ピーキーな性能の持ち主。
「お前がピーキーなのかよ」ツッコみたくなるが、ゲージが貯まった状態での脅威度はなかなかに高く、決め所を見極める判断力さえあれば一発逆転も狙える面白い性能をしている。
ちなみに初登場の2001では「てめぇも往っちまえ!!」をヒットさせた時の獲得スコアが他の技よりも大幅に増えるというバグ?があり、CPU戦でスコアアタックをする際にはほぼ必ずチームへ入れられていた。その結果スコアランキングでも彼が上位に並ぶ形となり、結果的に知名度が上がる事となってしまった感もある。
その他
- 月刊アルカディアのインタビューによると、K’に草薙京における八神庵のようなライバルキャラクターの制作を目指していたらしい。当初の予定ではボトムズのキリコ・キュービィーのようなカッコいいキャラになるはずだったが、いつの間にか島鉄雄になっていたとの事である。(髪色等にその名残がある。)
関連画像
関連タグ
クーラ・ダイアモンド クリザリッド シルヴィ・ポーラ・ポーラ
クローネン:KOF15で参戦した謎の人物。類似性が疑われる(というかご本人の可能性が高い)ためか、彼の情報が公開されたと同時にK9999がTwitter上で多くつぶやかれた。続報が待たれる。
ネームレス:鉄雄アウト→小野Dイン
霧島翔:草薙京の前身、つまり没キャラ。健康優良不良少年。CVは岩田光央氏。(あっ!)
KUSANAGI:草薙京のクローン、あるいは神楽ちづるが生み出した幻影。こちらもやっぱりというべきかCV岩田光央氏。そして当然の如くKOF2002では金田と鉄雄のやり取りが再現されている…
クサナギィィィィ!さんをつけろよデコ助野郎!!
AKIRA:大友克洋氏の漫画、アニメ作品。9999の元ネタでもあるが「ラストリゾート」や「KOF」の所々にAKIRAの影響がみられることから元アイレム移籍組・元KOFスタッフに大ファンがいたと思われる。