人物
透き通るようなテノールの声質が特徴で、キャリア初期から現在まで青少年を担当する機会が多い。
名前の正しい読みは、一応「ひろし」であるものの、本人によると、別に「たく」と読んでもいい、とのことである。
1983年公開のクラッシャージョウのジョウ役の選考で、デモテープの中から舞台役者時代の声に白羽の矢が立ちオファーが来た。当時すでにホテルマネージャーに転職済だった為、この1作のみという条件で参加したのが声優デビューである(結局、その関係で仕事がクビになってしまい、声優で食っていく道しかなかったとのこと)。
1988年に『鎧伝サムライトルーパー』の羽柴当麻役で大ブレイク。
このヒットから1989年に結成され社会現象となった声優ユニット「NG5」のメンバーの1人になる。
1990年にはアルバム「竹村拓と満開さくら組」を発表。
当時の女性ファンからは「パパ」の愛称で親しまれたが、1991年のOVA『鎧伝サムライトルーパー MESSAGE』では「もうやりたくない」として降板を希望。
しかし、最終的には再び当麻役を演じることになった。
このあたりの経緯は黒歴史なようで、追求はしないようにしたい。
出演作品
アニメ・OVA
マルコ・モラシム@機動戦士ガンダムSEED
野崎通@勇者王ガオガイガー
旋風寺旭@勇者特急マイトガイン