プロフィール
概要
吸血鬼三兄弟の次男で、吸血鬼野球拳大好きの弟にして、吸血鬼下半身透明の次兄。本名はミカエラ。
マイクロビキニを着用し、街中だろうと雪山だろうと常にマイクロビキニ一貫で練り歩いている(そのため当然、職質をよく受けている)。
なお、本人は自分の服装を支配者の礼装であり征服の戦闘服だと思っており、変態扱いされると怒る。
人間は吸血鬼に支配されるべきという考えを持っており、自身の能力による世界征服を目論んでいる。
大勢の配下(いずれも吸血鬼熱烈キッスが今にも飛びつきそうなイケメンばかり)を従え、豪邸(通称ビキニ御殿)に住んでいる。
普段から傲慢に振る舞う一方で、兄弟以外の大人数の前でカラオケを歌えない、自分だけ兄弟と顔が似ていないことを気にしている(弟曰く「兄弟で一番美形」であり、実際に変な動物の母やシーニャ・シリスキー、熱烈キッスに迫られたことがある)など、人見知りで繊細な性格の持ち主。
しかし母親のことをよく知る吸血鬼によると、高慢な性格は母親譲りらしい。
能力
催眠術によって噛んだ相手にマイクロビキニを着用させてしまう能力の使い手。
なお、操られた人間はビキニを脱がせば簡単に正気に戻せる。また、相手が最初からマイクロビキニを着用していたら催眠の効果が出ない。マリアとロナルドがやったように、噛まれても操られる前に乳圧や筋力でビキニを破る事で、自力で解除できる。もっとも、噛まれた時点で着ていた服が無くなるため、ビキニ姿か全裸かの究極の2択である(御真相様は変身能力の応用で、正気に戻すと同時に服も元通りにしている)。
また、ビキニ姿にさせた相手を正気を保った状態にもできるらしく、ノースディン戦などで発揮している。
力の源がビキニであるため、ビキニが取れると力が出ない。そのため、靴下コレクションことタビコに靴下を取られても平気だったが、普通に倒された。
ただし兄と違ってスケベ目的ではないので、彼の能力の犠牲者やビキニ御殿の配下達は主に男性であり、女性であっても老婆だったりと選り好みはしない。
自身の恋人になる女性もマイクロビキニを平然と着こなす事を想定しており、もしプロポーズするならば星空が見える高層レストランでエンゲージビキニを送ると語っている(兄弟からは「二人して冬の野外で何してんだよ」「ドレスコード違反にも程があるだろ」などとツッコまれている)。
人間(?)関係
弟からは「ミカ兄」「ビキ兄」と呼ばれており、弟のことを「賢弟」と呼び可愛がるが、当の弟には「ネクラな露出狂」と冷めた目で見られている。
その反面、兄のことは「愚兄」と呼びぞんざいに扱っているが、自分のピンチ時には「助けて兄さん」と兄に助けを求めたり、兄が危険に晒されていると分かると、パニック状態に陥り素の口調で心配するなど、ロナルドに負けず劣らずのブラコン。
また、9巻の巻末イラスト内で酔っぱらったミカエラとロナルドがどちらの兄弟が強いかで言い争いをしていたことが9巻アカウントジャックで明かされている。
友達がいないことを気にしているが、意外にも女子高生等に存在がウケているらしい(あだ名はプリケツ)。
第63死(アニメ第12話Bパート)では、ドラルクに変身した御真祖様がロナルドの事務所で(勝手に)開いたハロウィンパーティーに乱入して一部の参加者をマイクロビキニ姿にするが、御真祖様に自慢の催眠術をあっさり解除された挙げ句、その後のハロウィン二次会で御真祖様に絡まれ、すっかり怯えていた。この出来事がきっかけで御真祖様のことがすっかりトラウマになってしまった模様(例:第272死)。
しかしドラルクとはそれなりに交流があり、自分の性癖を見つけたい青年吸血鬼に対する性癖の一例及び薔薇の花を変身させて眷属にする能力を開花させたい吸血鬼の少女に対する能力の一例、籠目原ミカヅキの弟子入り阻止のための助っ人として呼ばれている。
余談
- アニメでは登場回でトレンド入りしたが同時に野球拳大好きが登場した回だったためかカテゴリが野球でトレンド入りした。
- 本名であるミカエラは女性名であるため、彼の母は娘が欲しかったのではないかという説がある。
- 第81死の回想でシーニャが「私好みのセクシーな吸血鬼(オトコ)がビキニで出て来るようなことがあったら呼んでよね」とロナルドに呼びかける場面があり、第156死終盤ではシーニャに迫られ、野球拳大好きに庇われているマイクロビキニの姿が小さく描かれている。
- 演じる安元洋貴は自身のソロラジオ『安元洋貴の笑われるセールスマン(仮)』にて、マイクロビキニ役を誇らしく思い、収録も楽しかったことを語った。
関連タグ
鬼灯…中の人繋がり。大勢の部下を率いる鬼として共通点を持つ。もっとも、こちらは仕事ができる事と圧倒的カリスマで人を引き付ける、理想の上司である。
ドイツ(ヘタリア)…中の人繋がりだけでなく、ちゃらんぽらんに見えるが弟達を育てた苦労人の兄がいるという共通点がある。
ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン…中の人繋がり&本名がミカエル由来。
海パン刑事…ネクタイに加えて文字通り海パン一丁を正装としている同じ変態キャラ繋がり。ただし、彼の場合は海パンを脱いでも恥を知らない程(本人にとって、相手を油断させる為に無防備状態を伝える行為でもある)だが、ネクタイを外されると恥ずかしくなってしまう。
トゥエンティ…こちらもかなりの変態キャラ。特にアニメ版では自分の絵柄の抱き枕を愛用したり、意味もなく服を脱ぎ出す等、変態っぷりが強調されている。