データ
属性 | ウィルス |
---|---|
世代 | 成熟期 |
種族 | 鬼人型 |
必殺技 | 覇王拳、WEEK END(X抗体) |
通常技 | 骨こん棒、フェイントパンチ、ストロングモール |
概要
緑色の鬼のような姿をした鬼人型デジモン。
怒りを原動力としており、相手が完全体だろうが躊躇なく襲うことから「デジモンハンター」の異名を持つ。
正義のデジモンであるレオモンとは敵対関係にあり、彼を倒す目的が生きがいとなっている。
ちなみに手にしている骨のこん棒はスカルグレイモンを倒した際の戦利品。アニメでは何かとやられっぱなしなイメージがあるが、実際はかなりの強者なのである。
必殺技は暗黒闘気を腕から発射する「覇王拳」(クロスウォーズ出演時はオレンジ色になっている)、「骨棍棒」で敵をぶん殴る戦法も得意。
X抗体版はデーモン閣下からの連想からかパンクロッカーのような出立ちをしており、得物も骨棍棒からチェーンソーと斧が付属したギターに変化している。残虐性も増している。
返り血が描かれており、さながらリベリモンを思わせる。
必殺技はロックのリズムでギターを振り下ろし、ギターの刃で敵をズタズタにする「WEEK END」(終末と週末をかけたシャレ)。
ちなみに進化前がゴブリモンなのはファンには周知の事実であるが、実はゴブリモンの登場は『デジモンテイマーズ』になってからとかなり遅めである、直系進化ルートも最近になって登場と人気がある反面、進化系譜の登場遅さに定評(?)がある。
凶暴なデジモンであるが、アドベンチャーでの活躍から憎めないヤツとしての登場も多い。
アニメでの活躍
デジモンアドベンチャー
ファイル島編で登場。
レオモンと戦闘している最中に現れたデビモンの手下となる。
選ばれし子供たちを仕留めるべく、幾度も襲いかかるが、返り討ちにあう。
最終決戦の際、デビモンのデスクロウによって黒い歯車に変えられ、吸収されてしまう。
しかし死んではおらず一体化しており、レオモンの不意討ちに反撃する場面もあったものの、エンジェモンのヘブンズナックルでデビモンが消滅した後は残り、不利を悟って逃走した。
ダークマスターズとの戦いで再登場。
太刀川ミミと城戸丈達に再会するが、ダークマスターズに追われて重傷を負っていた。丈に左腕を包帯代わりのトイレットペーパーで巻いてもらっているため、ほとんど戦えていない。この時レオモンと戦う理由を聞かれると「単に宿敵だから」と答えており、「居なくなったら生き甲斐がなくなる」とも答えていた。
メタルエテモンとの戦いでミミを庇い死亡したレオモンを涙ながらに看取った後、彼らと行動を共にし、ダークマスターズへの反乱を目指して仲間を集めようと提案する。
平和が戻った後はウイルス種の性から団体行動を嫌い、捨て台詞を吐いて去っていった。
「俺はオーガモン~オーガモンのテーマ~」というキャラクターソングが存在する。
続編のエピローグでも、右腕を負傷してデジタルワールド初の医師の治療を受けているオーガモンが登場するが、それが前作に登場したオーガモンと同一個体かは不明。
PSP版の設定では公式設定通り、スカルグレイモンの骨が棍棒の素材となっていて、別個体の振りをしてスカルグレイモン討伐をヤマトらに依頼したり、幻覚作用のあるキノコを食べて暴走したりとコミカルなシーンが見られた。
デジモンテイマーズ
OPにシルエットとして登場。どうやら誰かのパートナーデジモンである様子。ライバルであるレオモンが登場した為、登場するかと思いきや、亜種のフーガモンが登場したのみで本筋には全く登場しなかった。
デジモンセイバーズ
劇場版でアルゴモン配下のゴブリモン軍団のボスとして登場し、アグモンと対決。ベビーフレイムの連射に敗れた。
また、セイバーズに登場する成熟期にしては珍しく従来のシリーズ通りのサイズになっている。
デジモンクロスウォーズ
CV:大友龍三郎
第三期で登場。デジクオーツでラーメン屋を経営しており、ライバルのフーガモンと競い合っていたが、あまりにもラーメンが辛過ぎて全く流行らなかった為にラーメン屋店主(CV:山崎たくみ)を誘拐していたところを明石タギルに敗北して彼のデジモンになった。
デジモンハンターがデジモンハンターにハントされるとはこれいかに。
デジモンアドベンチャーtri.
感染デジモンとして登場し、レオモンによってデジタルワールドに送還された。
我々の知るオーガモン本人かは定かではない。
デジモンアドベンチャー:
初代同様デビモンの配下として登場。声優も同じ江川央生。しかし口調はカタコト。
青いコアドラモンに騎乗し、サウンドバードモンを使ってデジモン達を洗脳して回っている。
選ばれし子供達との初戦闘は第5話。グレイモンと交戦し、その角の競り合いで負け、右角を折られてしまう。
その後第9話に再登場。デビモンにプレッシャーを掛けられた後、子供達が制圧した要塞を急襲、再びグレイモンと相対する。
続けて現れたコアドラモンを覇王拳で追い払い、自身の誇りである角を折ったグレイモンとの一騎打ちとなる。
一進一退の攻防が続く中、メタルティラノモンが襲来。「捨てられた」事を悟ると覇王拳で道を作り、子供達に聖なるデジモンの居場所を教えると単身メタルティラノモンに打ちかかっていった。
今回の角を折られた件で太一のグレイモンをライバルと見定めている様子が垣間見える。
デジモンアニメとしては珍しく損傷描写が多く、上記の様にグレイモンとの初戦にて右角を、メタルティラノモンに踏み潰された際に左角を折られ、更に後者では右眼も潰れたのか黒塗りになっており、また左腕も動かない様子であった。
ところで、ツノの折れた位置と、腕など負傷している箇所を見ると、とあるデジモンに通じるモノがあるが………。(リンク先ネタバレ注意。)
ゲームでの活躍
デジモンストーリー
全作を通して登場。初代ではデータもりのボスとして登場。森にはオーガモンを象ったトーテムポールがある。
ジャイアニズム的な思考を持っており、ガブモンの落としたノービスブレードを取り戻しに来た主人公と対決する。序盤のボスだけあって弱いが、ある程度パーティメンバーを集めておかないと返り討ちに遭う。
語尾に「ガッ!」とつける癖があり、必殺技は「じゅうろうがけん」となっている。
亜種
進化元のゴブリモン同様に派生種が多い。
- フーガモン:ツノと肩の棘がない赤鬼。シャーマモンから進化。
- ヒョーガモン:両肩から生えているのも武器にしているのも氷柱、一本角の青鬼。スノーゴブリモンから進化。
- リベリモン:マッハモンの完全体とされるが、実は設定画段階では「メタルオーガモン」名義であった。
関連タグ
レオモン:ライバル
スカルグレイモン:こん棒の元
ゴブリモン:進化前とされているデジモン
タイタモン:最終進化系とされているデジモン