ダイオウイカ・デッドマン
だいおういかでっどまん
概要
オルテカがダイオウイカプロトバイスタンプを使い、変身した怪人態としての姿。内に宿る悪魔と上級契約した「ギフテクス」と呼ばれる存在の1人であり、任意で人間の姿へと戻れる高位のデッドマンでもある。
ダイオウイカの遺伝子情報を利用した頭脳明晰で沈着冷静な戦闘を得意としており、標的を自分の得意とする領域へと引き摺り込む。
起動したバイスタンプを右肩に押し当てることで契約書が出現。軟体生物が持つ赤紫色の触手を全身に纏わせることでデッドマンへと変身する。逆に変身解除時には水飛沫と共に金・赤・青の触手が絡みつくように出現する。
公式では最初「オルテカ(変身態)」と記載されていた。
容姿
レインコートのような白フードを頭から被っており、折り畳まれた傘のような金色の持ち手が特徴的な杖「パラネグロ」を持った魔法使いや呪術師のような異形で頭部と首元から計4本の角が生えている。
その首元からダイオウイカのそれを模した赤黒い触手が腕から脚にまで全身に渦巻き、指は鉤爪のように尖っている。また背中には蝙蝠のような羽を生やしている。
全身にボタンか吸盤のようなものが付いており、本人の落ち着いた佇まいも合わさって宛ら僧侶かクトゥルフ神話のクトゥルフを彷彿させる。
能力
伸縮自在の触手を無数に展開する事によりあらゆるものを排除して周囲に自身のテリトリーを築き上げる。
この触手はオルテカの思う通りに動くだけでなく、サイズも変えることが出来る。
吸着能力を持つ吸盤型の爆弾や剣と盾の能力を併せ持つ愛用の「パラネグロ」を操り、攻守ともに隙が無く、さらに腕から人間を死(もしくは昏睡状態)に至らしめる紫色の波動を放つことも可能。
また体を黒い墨を思わせる液状にして物理的な攻撃を無効化するような能力も併せ持っており、直ちにその場で再生する事もできる様だ。
今まで同格と思われていたウルフ・デッドマンを嘲笑いながら圧倒する描写も現れはじめ今までは攻撃力をセーブしていた可能性がある。
ダイオウイカプロトバイスタンプ
ダイオウイカ!
深海に潜む軟体生物の王者「ダイオウイカ」の力を宿したバイスタンプ。
カラーはダイオウイカの後ろがシアン、ダイオウイカの部分が銀色となっている。
余談
- リバイス(劇場版)での登場の際は声が加工されていた。
- イカも英語圏ではデビルフィッシュと呼ばれていたことがある。
- 第17話のストーリー解説では「オルテカ・デッドマン」という誤記が見られる。
- つづく第19話でも同様の記載が存在する。間違えて記憶しているスタッフでもいるのだろうか…。