上越市
じょうえつし
新潟県の西南部(上越地方)にある市。
1971年4月29日に旧城下町の高田市と港町の直江津市が新設合併して発足。2005年1月1日に周辺13町村を編入し現在の市域となった。
市名の由来は、同市を含む新潟県の南西部が「越後の国のうち上方(かみがた)寄りの部分」ということで「上越地方」と呼ばれていたことから。
なお、JR東日本の上越線・上越新幹線は上野国(現群馬県)と越後国(現新潟県本土部)の沿線旧国名からの命名であり、両線とも上越市域は通らない。
とはいえ、上越市にある北陸新幹線の駅の名称は「上越妙高(じょうえつみょうこう)」である(上越市と妙高市の両市の中心部のほぼ真ん中に位置するため)ので、どうしても上越新幹線の駅であるかのようなイメージを与えてしまう。
昔は「頸城郡(くびきぐん)」という大きな郡があったのだから、それにちなんで「頸城妙高」なんて駅にしてもよかったのにね。
なおこの「頸城」という地名であるが、2005年の大型合併の際に、「新市名を『頸城野市』にしよう」という声が実際にあったことも書いておかねばなるまい。