世界は核の炎に包まれた!
世紀末とは一つの世紀の終わり頃、即ち腐敗と自由と暴力が支配する弱肉強食の時代のことである。
1990年代末、トゲと肩パッドをつけたモヒカンたちがバイクを駆り暴れ回っていたことは記憶に新しい。
炎の時は過ぎてしまったが、物語は語り継がれなければならない、永遠に。
ちなみに
19世紀末にも同様に「世紀末芸術」と呼ばれる動向が存在したが、こちらはデカダンス的な傾向を指しており、ヒャッハー!とかは言いそうにない。pixivにおいてはこちらの用法はほとんど見られないため、wikipediaの当該項目あたりを参照。
概要
言葉通りに解釈するなら単に世紀の終わり頃の時期。
しかし何故か上記のような退廃的あるいは暴力的な近未来のイメージが強く、世紀初頭が舞台であってもそういう世界観の作品は「世紀末的」と表現されたりもする。
だいたい、『北斗の拳』と『ノストラダムスの大予言』のせいである。あと「北斗の拳」に影響を及ぼしすぎた「マッドマックス」のせいである。ついでに「マッドマックス」に先駆けて、文明崩壊後に暴力が支配する荒廃した世界観を世界で初めて描いたのは「バイオレンスジャック」である。
実際20世紀末にはバブル崩壊が起きたことで、世紀末が世紀末に(?)なってしまった。
世紀末を象徴するセリフ
格闘ゲーム用語としての『世紀末』
2005年12月に稼動したアーケード版『北斗の拳』は全キャラ即死コンボを使えるのが前提のゲームバランスで成り立っている。
そのため、キャラクター毎の性能差は激しいが『先に即死コンボを決めればだいたい勝ち』なのだが『コンボ難度が非常に高く上級者でもしばしばミスを起こす』ので『いくらでも逆転のチャンスは狙える』として結果むしろバランスが取れていることになる(意図的に狙ったか否かは定かではない)。
この極端なゲーム性を北斗の拳になぞらえ『世紀末ゲームバランス』と呼ぶ。
ただし、即死コンボがヒューマンエラーが起こりようがないほど簡単だったり最弱キャラに即死級コンボが用意されていなかったりなど、逆転のチャンスが少ない場合はただ単に『ゲームバランスが悪い』とされ、世紀末扱いはされない。
主にアークシステムワークス社の格闘ゲームが世紀末バランスになり易い。
関連イラスト
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