渋谷スクランブル交差点

しぶやすくらんぶるこうさてん

世界一有名な交差点。

概要

東京都渋谷区宇田川町と道玄坂 2丁目の境にあるスクランブル交差点『渋谷駅前交差点』の通称。日本を象徴する場所として国内外問わず有名なスポットで、よくテレビ取材のスタッフが闊歩していたりする。

交差点南東部の渋谷駅ハチ公口にあるハチ公像は待ち合わせ場所として日本人なら誰でも知っている場所だろう。

デジタルサイネージは4つくらいある。今では海外に比べると寂しい感じだが、かつては非常に珍しく、昔の若者はこれに未来を見たのであった。

宮益坂・道玄坂・渋谷センター街・渋谷公園通りが合流する谷間の地点にあり、24時間人通りが絶えない。たとえパンデミックが起きても止まらない（最初の緊急事態宣言のときだけは流石に減ったが）。

渋谷スクランブル交差点は外国人にとっては日本を象徴する観光地、日本人にとっては若者が集まって騒ぐ場所として認知されている。おびただしい野外広告も文化の発信地『渋谷』の象徴となっている。

海外の各旅行会社は、普段無感情の秩序を好む日本人らしさからかけ離れたエキサイティングな場所として、渋谷スクランブル交差点を必ずと言っていいほど取り上げており、セルフィーなどを用いて記念撮影する訪日外国人も増加しつつある。

一方、多くの日本人がバカ騒ぎする若者が集まる場所として良くないイメージを抱いている者もおり、ハロウィンや年越しになるとイベント企画の有無問わず日本各地からパリピなどが集まり、渋谷の街を汚して帰っていくことが近年問題になっている。詳しくは変態仮装行列を閲覧のこと。

地元の渋谷再開発協会が2014年に調査したデータからの算出によると、渋谷スクランブル交差点には平日平均26万人・休日平均39万人もの歩行者が歩いているという。また、多い時には1日50万人が訪れるとする記事もみられる。

JR渋谷駅より西側に位置する路線からはすぐだが、東側に位置する東急東横線及び東京メトロ副都心線からは少々距離がある。

渋谷圏の広告を統括する株式会社シブヤテレビジョンが2019年7月23日より、渋谷スクランブル交差点のLIVE中継サービスを開始した。（LIVE動画はYouTubeサイトでしか再生できない）