シャッフル同盟
しゃっふるどうめい
概要
「歴史の秩序の担い手と呼ばれ、歴史上のあらゆる争いを陰から調停してきた」という最強の武術者集団。
構成員は5人しかおらず、各々トランプをモチーフにした「キング・オブ・ハート」、「クラブ・エース」、「ジャック・イン・ダイヤ」、「クイーン・ザ・スペード」、「ブラック・ジョーカー」の紋章を宿す。
結成されたのは約5000年前。
歴史の分岐点には必ず介入していたらしく、かつての未来世紀初期に起こったカオス戦争にも彼らが介入したと言われ、ネオフランスの軍備増強を大幅に遅らせ、一触即発状態に陥っていたネオジャパンとネオアメリカの艦隊双方に打撃を与え膠着状態を解決したのも彼らの仕業と噂されていた。
当時のガンダムファイトの提唱者・デューサー教授もシャッフル同盟の一人マイロン・K・ハートと交流があったと言われ、命の危険が次々と起こりつつも、その都度救われていたようであり、ガンダムファイトと言う大会そのものの制定にシャッフル同盟が絡んでいたとも言える。
12回大会で東方不敗が参戦したのは、当時蔓延していた射撃武器偏重の風潮を正してガンダムファイトを本来の意図通りの純粋な格闘大会に戻すこと、そしてその風潮によって高まった各コロニー間の緊張がもたらす軍拡と武力衝突の可能性を回避するためで、シャッフル同盟の役目である争いの調停の一環であった。その際、東方不敗はシャッフル同盟のことは秘匿するためぼかして「コロニー格闘技の五天王」の一人であると名乗った。
なお、紋章を後任に継承した場合でも、前任者はその資格を失う訳ではない。
また、東方不敗たち旧シャッフル同盟は「大義のために個人におけるすべての欲を捨て去った」と言っていたがあくまで東方不敗達の世代の話で、大義のために何かを捨て去らなければならないというわけでもなく、新たな世代であるドモン達にはそれぞれ叶えたい夢は持っている。
紋章にはジョーカー以外4桁の数字が入っている。
スタッフによるとシャッフル同盟が歴史に大きく介入した年を示しているという。
(ただしキングオブハートの紋章入りパーカー発売時の商品説明では何代目かを示す物とされた)
ちなみにメタ的には4桁の数字を4つの数字として足すとA=1、J=11、Q=12、K=13になる値になっている。
メンバー
シュウジ・クロス/東方不敗マスターアジア(前任) CV:秋元羊介
マイロン・K・ハート(歴史上初めて登場した同盟メンバー。初代コロニー格闘王者)
初代キング・オブ・ハート(石破ラブラブ天驚拳を撃った時に出てきたオッサン) CV:青森伸
アラン・リー(前任) CV:有本欽隆
ジョルジュ・ド・サンド CV:山崎たくみ
ナシウス・キルヒャ(前任) CV:稲葉実
チボデー・クロケット CV:大塚芳忠
マックス・バーンズ(前任) CV:松尾銀三
トリス・スルゲイレフ(前任) CV:水谷優子
その後の扱い
ガンダムの戦隊形式を切り開いたチームでありながら、ドモン以外のメンバーはゲームや商品化での扱いが悪い。
立体物
プラモデルは当時のものしか販売されていない。また、当時からしてガンダムローズとボルトガンダムは販売されなかったスケールがある。
可動フィギュアではまともなものとしては『MS IN Action』のみである。
ゲーム
作品初参戦となる『第二次G』から、シャッフル同盟初参戦となる『64』に至るまで約3年間参戦はなし。加えて声が付くまでは9年(ほぼ10年)の年月を要した。さらに2008年の『AP』から『T』に至るまでは、再び10年以上省かれていた。
- Gジェネレーションシリーズ
作品参戦時は基本的に登場する。が、毎回ではなく、時折省かれてしまうため、真っ先に切られる対象のようである。
名前には上がるものの、機体・キャラともに参戦はなし。リアル等身での参戦はこちらでは叶わなかった。
- EXVS
ファンが誰しも予想し得なかったドラゴンガンダムが、マスターガンダムを差し置いて参戦(マスターも後に参戦した)。そして3作目のマキシブーストではアシストとしてだがボルトガンダムも登場。しかしEXVS2に至るまではライジングやノーベルなどといったヒロインチームにも先を越されるという状況に陥っていたが、ようやくガンダムマックスターが参戦。しかしボルトガンダムはアシストから削除されてリストラ。シャッフル同盟の集結は遠のいてしまっている。ガンダムローズに至ってはいままでCPU用でも出られず、マックスターのおかげでローゼスビットが先に参戦する始末である。
このように、シリーズでの扱いがいかんせん安定していない。
商品化についても、全て取り揃えられたのは当時の商品かMIAシリーズくらいと少なく、立体化にも恵まれていない。