技データ
登場 | 第2世代 |
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タイプ | ノーマル |
分類 | 物理 |
威力 | 20(~第7世代)→50(第8世代~) |
命中率 | 100 |
PP | 40 |
範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
備考 | 相手にダメージを与えるとともに自分に設置されてる罠(「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」「ねばねばネット」)や「やどりぎのタネ」を解除し、拘束技(「うずしお」「からではさむ」「しめつける」「すなじごく」「ほのおのうず」「まきつく」から解放される、自分の素早さを1段階上げる(第8世代~) |
英語名 | Rapid Spin |
概要
第二世代から存在する技。
「マジックコート」「マジックガード」「きりばらい」同様、設置技・拘束技の解除効果がありとんぼがえりやボルトチェンジを使われたり、ゴーストタイプのポケモンには拘束技が効かないが、ステルスロックやまきびし、どくびし、ねばねばネットといった「設置技」をすでに設置された状態から「自分のフィールドのみ」を弾けるのはこの技だけである(マジックコートやマジックガードは効果を相手フィールドに弾き返すが、先手で使う必要がある。きりばらいは相手フィールドの設置物も消滅させる)。
なおこの技はきりばらいと異なりあくまでも攻撃技の追加効果のため、相手に攻撃が当たらないと設置物を消すことも拘束から逃れることも出来ない。
そのため相手が回避率を上げていたり、ノーマルタイプの攻撃技のため(きもったまやみやぶるがない場合) ゴーストタイプには無効化されてしまう。
正直威力は期待出来たものではない為、やはり採用するならば効果重視になるだろう。
しかし、習得できるポケモンが違うとは言え、XYではきりばらいが相手の壁や設置技(設置技は相手の場のものも吹き飛ばしてしまうが)を解除する効果に強化された為、こちらの採用は稀(きりばらいも言うほどではないが)。
第8世代では大幅にグレードアップした。使用した後にすばやさが1段階上がるようになり、また威力が50に上がった事で、ニトロチャージの様な感覚の使用もできる様になった。
ポケモンカードゲームでは
Dp時代のドンファンに初搭載。原作とは異なり、ダメージを与えたあと互いをベンチ(控え)と交代する(入れ替えるポケモンは各自で決める)効果を持っていた。
BW時代以降は説明文が若干変わり、必ず自分→相手の順に交代することが明記された。
ポケモンユナイトでは
カメックスのレベルアップ時の使用技として登場。
甲羅に引っ込みスピンして攻撃というシンプルな技で相手からの妨害を一切無効化するという強みを持ち、さらに別の技を同時に使用可能という本家の低威力なんて全く関係ない強力な技として使われている。ディフェンス型であり単純に元々そこそこ硬いカメックスが複数の攻撃技を同時に放ちながら一切の妨害効果を無視して突っ込んでくる様は体力の低いポケモン達からは驚異の一言。