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編集者:平和願う初夏
編集内容:Fateの宝具項目に種別やレンジはあっても由来はありません
センシティブな作品

突然の水着、驚いたか? 驚いたであろうな? うむ、余も嬉しくてドキドキしている!

キャスター、ネロ・クラウディウス、召喚に応じ参上した! 忘れられぬ夏にしようではないか!

概要

Fate/GrandOrder』2017年水着イベント「デッドヒート・サマーレース! ~夢と希望のイシュタルカップ2017~」に登場するキャスタークラスのネロ。レアリティは☆5。

前回、南の島に誘われず内心で不満だったネロ。

今回こそはと水着を新調し、サマーイベントに乗り出す気満々だった。イシュタルカップが開催を知るも、今回はマスターと夏のバカンスに繰り出すため見送る予定だったが、イシュタルの化けたマスターに口説き落とされ、意気揚々と参加。しかしチームメイトが必要、という事で、そのへんを歩いていたアルトリア・オルタに声をかけ、奇蹟のチームが結成された。チーム名は「タイラント・シューティンスター」。

人物

「夏と言えばリゾート。リゾートと言えば高級ホテル。高級ホテルと言えば、そう、特設アリーナだな!

いま黄金劇場を常夏仕様に変えて、皇帝ネロ、夏の海にプリズムイーーン! なのであーる!

流れる水流に陽射しを乗せて! 今こそ、余の歌劇をカルデアに響かせよう!」

実際、セイバークラスより相性がいいとの噂。

自称、万能の天才。

セイバークラスでは男装の麗人(と本人は思っている)だが、今回は美女である事を隠さず、

堂々と夏の海を満喫している。

自分大好き、だけど周りの人々も大好き、という自己愛と博愛が合体した、壮大な価値観を持ったローマ帝国第5代皇帝。

ゲーム中では「ブライド」の表記はないが、イベントシナリオにおいて花嫁姿のネロから変化し、マスターにはデレデレである。

英霊召喚後に閲覧できるマテリアルで参照される「セイバークラス時のステータス」は、後述の通り赤セイバー側のものであるため、少なくともガチャ加入の水着ネロは赤王ベースである。

マイルームボイスでも嫁王ほどはデレておらず、赤王くらいのテンション。

総合して、通常の赤王と嫁王の要素が入り交じった描写になっている。

能力

魔術師シモンから学んだ知識を最大限に生かし、自分用の魔術礼装ならぬ劇場礼装を完成させたネロ皇帝。

知識の使い方が致命的におかしいのは気にしないように。

体の左右に浮遊するパイプオルガンはその美声を攻撃力に変換し、レーザーやら花火やら火炎弾やらを盛大に乱射する。Arts攻撃なんかはパイプ部分が分離して遠隔制御砲台のごとく飛んでいくが気にしてはいけない。

ちなみにキャスターだが杖など魔術に関する類の武器は持っていない。代わりにセイバー時に持っていた剣『原初の火』を引き続き所持し、攻撃によっては思う存分剣で切り付けたり、殴って攻撃する。でもキャスター。

なお刀身の色は嫁ネロ時の銀白ではなく、変化前の赤になっている。

他にも聖剣で殴った方が早いと豪語するキャスターがいるが、あちらは杖から魔術的な光弾を放つ攻撃も一応する。ネロは剣以外の攻撃と言えば、砲台からビームを撃ったりするくらいだが…。

ところでなぜ歌声がダメージを生むのか? その残酷な真実をネロ本人は気付いていない。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香DDABAA

マテリアルには「驚くべき事に、キャスタークラスになってもステータスはセイバークラス時と一切変わらない(宝具除く)」とある。水着ネロと宝具以外の各ステータスのランクが一致するのは嫁王ではなく赤王のほうである。

嫁王のステータスは筋力:B、耐久:C、敏捷:A、魔力:E、幸運:A、宝具:B+。

スキル

暴走特権(EX)本来持っていた皇帝特権から変化したスキル。かつてオリンピアで戦車を走らせまくった逸話から。昔取った杵柄とも言う。何があろうと一位を約束されたスキル
七つの冠(C)その香は剣を厚くし、また鎧を尖らせる。在り方は曖昧になり、クラスによる不利は意味を成さない。■■は海から来たる。見るが良い、潮騒に煙る七つの首を。地に富を築きし者たちよ、その欲望を黄金の杯に注ぐ時だ。
死なずのマグス(A)一時の魔術の師、シモン・マグスから教わった魔術。シモンは自ら首斬りの刑を受け、そして蘇った。その特殊な魔力によりいっときの不滅を与え、の如き筋力を与えるという。
夏に夢を(A)ビーチフラワーのネロ版。自らを美しく見せながら、その美しさは浜辺で笑うすべての者たちのために、だが―――(しかしスキルからは失われた)
騎乗(B)乗り物を乗りこなす能力。Bランクで魔獣・聖獣ランク以外を乗り物を乗りこなす。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。得意分野は戦車だが、本人は尻が痛くなるので敬遠している。
陣地作成(A+)キャスターのクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。ネロの場合は「劇場」を形成する。劇場を作った逸話とコロセウムの運営手腕から、破格のランクを有している。
道具作成(奇)(EX)キャスターのクラス特性の亜種。おそらくこのスキルで黄金の砲台装備を作成したと考えられる。万能の天才(自称)であるネロに作れないものはない。しかし、感性がズレまくってるため、作り出す道具は尽く規格外となる。いい意味でも悪い意味でも。

誉れ歌う黄金劇場(ラウダレントゥム・ドムス・イルステリアス)

  • ランク:A
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:不明
  • 最大捕捉:500人

「準備は良いな?余はもう止まらぬぞ!」

「楽しむがよい、これが極上のアウローラ!ふっふっふ、あれは何だ? 美女だ!? ローマだ!? もちろん、余だよ♪ 『誉れ歌う黄金劇場(ラウダレントゥム・ドムス・イルステリアス)』!!」

黄金劇場に管楽器が追加されたと思ったら、そのパイプはすべて砲門だった。

如何なる想像力の仕業なのか、設計者は正気だったのか、でもパイプオルガンって砲門っぽいよね。そんな複雑な経緯から生まれた歌劇要塞。美神合体を果たした自分の彫像を飾ってあるのは御愛嬌。

『謳う者』としての霊基を得たネロは、その才能を最大限に発揮。

黄金劇場は劇場内のみならず、劇場の外に向けてその歌声を届かせる一大野外ステージになってしまった。

どう見ても拡散ビームのブッパに見えるのは気にしない方針で。

ゲームにおける性能

カード構成はQ1・A2・B2。キャスターとしてはレアというか二人目のB二枚B宝具持ちで宝具込みBusterチェインが可能。

B宝具で全体攻撃というのも☆5キャスターとしては初。

キャスターなのにAが3枚ではないので自力でArtsチェインを組むことができないが、6ヒットするArts攻撃に陣地作成A+のスキル効果が加わり、今までのトップだったシャーロック・ホームズを超え、Arts攻撃によるNP獲得量はA2枚のサーヴァント中1位を誇る(ただしA一枚ならばまだ上も存在する上に、現在ではクラスは違うが対抗馬が現れつつある)ため、下記の暴走特権EXの存在も合わせ、NPの回転率自体は他のキャスターと比較しても高い部類となる。

スキルは攻撃力アップ二種、防御アップにガッツ、さらにNP獲得も所持と全方位に隙が無い。

『暴走特権』はNP獲得に加え、HPが50%以下で効果を発揮するNP獲得量アップという初出の効果。

NP増加量は最大50。条件発動のNP獲得量アップも黄金律並みに高く、HPが減少すれば高性能なAで宝具連発も視野に入る程。反面、意図的にHPを半減するのは難しい。礼装「黒の聖杯」を積めば幾ばくかは良くなる。NP獲得量アップは「HPが50%以下の時だけバフ付与」ではなく、「HP残量で効果がON/OFFするバフを付与」する。スキル使用時にHPが50%を超えていても被ダメで50%を割れば効果を発揮する。

(ちなみに、HPが51%以上の時にこのスキルのバフ表示を見ると、暗く表示されている)

『七つの冠』は自身の攻撃力&防御力アップ(3ターン)に加え、「クラス相性の防御不利を打ち消す状態を付与」というこれまた初出の効果。

具体的に言うとキャスターの弱点を突いてくるクラス、つまりライダー・バーサーカー・アルターエゴからのダメージを等倍に戻すというもの。このスキルの効果中はどのクラスからも2倍ダメージを受けなくなり、そしてこちらにとって有利な相性はそのまま残す。

あくまで防御不利のみ打ち消す為、ライダー相手には攻撃不利のままではあるが、それでもライダー交じりの混成パーティ相手にも安心して出ていけるのはうれしい。

そして何より、バーサーカー相手に等倍で受けられる利点は大きく、不意のクリティカルによる事故死を心配しなくていい。

攻防バフとしても最大レベルで30%と十分な性能を持つ。

『死なずのマグス』は味方単体にガッツ付与(一回)&攻撃力アップを3ターン付与するする効果。

自身の強化にも味方の補助にも使える汎用性の高いスキルであり、特に攻撃力アップ値は最大で50%と非常に高い。上述の『七つの冠』と併用すると3ターンの間80%もの攻撃バフを生み出すことができ、これが水着ネロの宝具未強化(しかも全体宝具)のキャスターとは思えない火力の元となっている。

ガッツの回復量は1固定なので呪いや火傷に注意したいが、1しかない事を逆手に取り、土方歳三アン&メアなどのHP減少によって宝具威力が増すサーヴァントと組ませる運用も可能。

単純な火力バフとして見ても、自身に集中して使ってアサシンを蹴散らすもよし、自身は「七つの冠」のみのバフでザコを蹴散らしておき、「死なずのマグス」は後に出てくるボスに対して有利をとれる味方にかける、等と言うサポートも含めた柔軟な運用が可能。相手や状況によってスキルを上手く駆使すると良い。

宝具『誉れ歌う黄金劇場』は自身に無敵貫通(1ターン)&宝具威力アップ(1ターン)を攻撃前に付与した上で放たれるBuster属性の全体攻撃。

宝具威力アップはOCで効果が上昇する。後続に寄与する効果は無いので宝具チェインを行う時はトリを飾りたい。とはいえOCの伸び自体はそれほど良い訳ではないのでそもそも宝具チェインを狙うよりもスキルの高倍率ATKバフと相まってブレイブチェインの方を積極的に狙うべきサーヴァントと言えよう。

また無敵貫通は自身に1ターン付与される形となるので、1ターン回避・無敵といったスキルをかけた相手に対して、それらを無効化してブレイブチェインを叩き込むなどといった使い方もできる。

これに「七つの王冠」と「死なずのマグス」を付与した場合、全体宝具キャスターとは思えない大ダメージを叩きだす。(下手すると特攻抜きでならば全クラスと比較しても宝具未強化ながら上位クラスの位置に立つ)

とにもかくにも宝具の運用とその火力に重点を置いた力押しキャスター。

キャスターとしての宝具回転率にキャスターとしては規格外の宝具火力が合わさった強力なアタッカー。

運用としてはキャスターというよりも、アルトリアのような典型的なセイバーに近いと言えよう。

火力アップスキルがすべて3TなうえNP効率の優秀さ、「暴走特権」のおかげで大火力の全体宝具を味方の補助無しでも連発可能。二重バフがかかった状態であれば素殴りすら強烈な威力を発揮する。

キャスターはクラス補正による都合で本来アタッカーとしては不向きなクラスだが、ネロの場合それを自前で覆すほどの爆発力を秘めており、全クラスで見てもアタッカーとして優秀。

特に『七つの冠』によりバーサーカー相手には滅法強く相手の布陣がバーサーカーメインなら最強の戦力となる。

現在ではバーサーカーに有利なフォーリナークラスの登場、該当サーヴァントが増えつつあり、2020年現在ではネロと同じ敵全体を対象にした攻撃宝具はいるが、北斎はArtsでボイジャーはQuick属性で特攻効果やその対象などはそれぞれ異なる、水着アビゲイルは同じBuster属性でもスキルを含めデバフ特化と棲み分け自体は可能で、依然として戦力になってくれる。

弱点としては、火力面がバフ頼りの性能のためバフが切れると一気に性能が大人しくなる点。スキルレベルを極力あげておく、スキルのリチャージを進める、ネロのスキルの切れ目には他のサーヴァントメインで攻める等、うまくフォローしていきたい。

また、クエスト周回に圧倒的に便利な適性を有しているが、本人の宝具は全サーヴァント中1位の演出の長さであるため、効率を突き詰めるならば、彼女以外で間に合うなら彼女以外を使った方が早い。逆に演出が非常に短いあの子とか。

後、意外にもブーディカが天敵だったりする。

(相性・スキルのダブルパンチ)

余談

「デッドヒート・サマーレース!」における台詞の発言者欄では単に「ネロ」表記(コンビを組む黒王のほうは「アルトリア・オルタ」)で、ゲーム中でも〔ブライド〕がない「ネロ・クラウディウス(キャスター)」表記となっている(水着黒王は「アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕(ライダー)」)。

また、イベント中ボイスで「月の海」について言及する。

ただし台詞での表記について言えば、「深海電脳楽土_SE.RA.PH」で通常ネロが花嫁姿になった後の発言者欄で「ネロ・ブライド」と表記された例もあるため、両者を区別する絶対的根拠というわけではない。

「デッドヒート・サマーレース!」での「GWもあれだったしな」のくだりもまた、ゴールデンウィークに起こったセラフィックスでの事件に直接立ち会って無くても成り立つ発言ではある。

こうした背景からイベントでの水着ネロは嫁ネロからの変化と解釈する事も不可能ではなく、英霊召喚で加入しプレイヤーが指揮できる水着ネロと別個の存在かもしれない、とする解釈もある。

Fate/EXTRA-CCC』に露出・強な赤いスリングショット水着コスがあったりする。

(もし採用されてたら、全年齢向けではなくなってただろうが…)

驚くべき事に、キャスタークラスになってもステータスはセイバークラス時と一切変わらない(宝具除く)。愛車はレッド・ヴィーナス。

なぜヴィーナスの名称を付けたのかは、『Fate/EXTELLA』を参照にしていただきたい。

また、『Fate/EXTELLA-LINK』ではDLCでの追加衣装として登場。

状態は第1段階のツインテール姿になっている。

キャスタークラスとなって男装の麗人の仮面さえ脱ぎ捨てた彼女は、最早天下御免な夏の魔法少女。プリヤコラボイベントでジャックだけ呼ばれた無念も一緒に晴らすかの如く、装備攻撃方法、宝具演出の見栄切りに至るまで、別方面からのアウト判定が来ないのが奇跡なレベルのやりたい砲台…もとい放題である。

また、スキルの説明欄には何やら不穏な説明が有るが、この意味は果たして…?

2年後の水着イベント『見参!ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!』にも登場。

この時の水着は第二再臨時の赤一色のキャミソールタイプの水着で登場。

この水着剣豪七色勝負の復刻時には、宝具演出時のアップになるネロの解像度が修正され、かなり綺麗になっている。

2020年度の水着イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』でも登場し、この時の水着は縁のある某女神を彷彿させる第三再臨のもの。

装備としているパイプオルガンの歴史は古く、古代ギリシアの時点で既に水圧を利用して空気を送り込む「ヒュドラウロス(水オルガン)」と呼ばれる代物が登場していた。

史実のネロもこの水オルガン(ラテン語では『ヒュドラウリス』と呼ぶ)を好んで演奏したと言われており、今回の装備はこの逸話に由来していると思われる。

関連人物

アルトリア・オルタ(ライダー)

同チームを組んだ相手。元クラスだとセイバーつながり。

関連項目

Fate/GrandOrder サーヴァント キャスター(Fate) セイバー(Fate/EXTRA)

デッドヒート・サマーレース!

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なんか似てる気がするもの(主にBuster攻撃)・・・艦娘:実は赤生@チャンネルにて実況プレイを担当した事があり、もしかしたらその時の経験がこの姿に活かされている…のかもしれない。なお、例の実況プレイから月日が流れ、イタリア艦が来たのは有名な話。またコハエースにて長門と共演したり、自身が『なんちゃって艦娘化』しており、この時の経験にインスピレーションを得た…可能性もある。実際、彼女の礼装は戦艦艤装を彷彿させる。

編集者:平和願う初夏
編集内容:Fateの宝具項目に種別やレンジはあっても由来はありません