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真体機神降臨ΑΦΡΟΔΙΤΗ


プロフィール編集

真名アフロディーテ(ローマではウェヌス
クラスアサシン
性別女性
出典ギリシャ神話
地域ギリシャ
属性秩序・悪・天
ILLUSTワダアルコ
CV日髙のり子

※ このプロフィールは本百科の推測であり公式によるものではないため注意。


概要編集

TYPE-MOON世界におけるオリュンポス十二機神の一角である、美と愛を司る女神。


存在は『Fate/EXTELLA』で語られており、『Fate/Grand Order』で正式に登場したことで姿が明確に判明した。

『FGO』の第2部5章後半『星間都市山脈 オリュンポス 「神を撃ち落とす日」』では、大西洋異聞帯における彼女が敵サイドとして登場する。


真名編集

ギリシャ神話における美の女神、「アフロディーテ」。

オリュンポス十二神の中で唯一ゼウスの血縁ではなく、トロイア戦争の発端となった神でもある。


ローマ神話におけるヴィーナスと完全な同一人物。


異聞帯の歴史においては十二神の「支配派」に属し、リーダー格のゼウスと共に共生派の神々を討ち滅ぼした。汎人類史とは異なる歴史を歩んだ世界の存在である為、自らが発端となったトロイア戦争やローマ帝国の事は知らない様子。



容姿編集

他の十二神同様に機神として真体(アリスィア)を所持し、平時はアバターである人型の躯体で活動している。

機体名は「知性体教導用大型端末・霊子情報戦型攻撃機」。


アバターは、ローマ帝国の礎となった神の1人とされる為なのか、水着のネロによく似通っている。背中からは赤い4枚の翼が生え、髑髏が飾られているのが特徴。

髪の色は赤毛と黄色のツートンカラーで金星の別名である「宵の明星」を思わせる。


真体は、骨盤真珠貝を合わせたかのようなフォルムで、不気味でありながらどこか美しさを感じさせ、彼女が星座になった姿である魚座や彼女の聖獣である白鳥の翼のようにも見え、なんとも形容しがたい。また、デメテルアルテミスに存在していた顔のような器官が確認できない。真珠のような発光体が目なのだろうか?


人物編集

一人称は「私(わたし)」

異聞帯の彼女は、冷酷で人類を見下す高慢な面が目立っているが、汎人類史の彼女には愛の神にふさわしい慈愛溢れる性格も持っているようである。


彼女には、残虐な戦闘回路由来の「アフロディーテ・パンデモス」と高貴で愛深き回路に由来する「アフロディーテ・ウラーニア」の2つの側面があり、アフロディーテとしての性格はその2つが混ざり合っているらしい。

また、それぞれの回路はある程度思考が独立しているようで、例えばパンデモスの側面では、ウラーニアの側面の自分が起こした出来事については「何を考えていたのかはわからないが、何をやったのかはわかっている」とのこと。逆も然り。

異聞帯では、慈悲のあるウラーニアの人格をゼウスに破壊された結果、物語で見られる残酷な性格になった可能性が高い。


イラストを見る限り、喫煙者である様子。


また、汎人類史の彼女の人物像は同じ金星の女神であるイシュタルの影響を受けているようだ。


能力編集

美と愛の権能を司るが、その正体は人類のいうLOVE)などというロマンチックなものではなく、人心を支配する権能である。

史実の伝承においても、アフロディーテは魔法の帯によって他者の心を支配できると伝えられている。


原理としては、知性体の頭脳に働きかけて認知や感覚、価値観を支配する精神汚染の一種で、人によっては歌のように聞こえるらしい。

彼女の権能で狂わされたサーヴァントは、自分がかつて対峙した存在と味方を混同するなど記憶にも干渉されるようで、破神同盟の半数はこの力で同士討ちを強いられ全滅。

カルデアを交えた新たな破神作戦の際も、武蔵ホームズがこの権能で一時敵対状態になったが、カリギュラの宝具により効果が中和され事なきを得た。

しかし、その一方で主人公は、精神を破壊されかける程の大ダメージを受けてしまっていた。


汎人類史における愛や美を司る女神という伝承も、やはり彼女の他者を支配する権能によって築き上げられたものである可能性が高い。共生派の神々との戦いでもデメテルの再生を司る権能と共に猛威を振るったと思われる。


機神状態では発光体から魔力弾やビームを撃ち出すが、基本的には上記の精神干渉がメインであり、物理的な切った張ったの戦いは神々の中でも不得手としている。


保有スキル編集

美の権能(A++)美を司る神の権能。敵単体に魅了状態を付加し、魅了された者に3ターン継続する攻撃力、防御力、クリティカル威力、即死耐性のダウンと被ダメージのアップ、そしてNPを100パーセント減らす。
愛の権能(A+)愛を司る神の権能。3ターンの間、敵全体に混乱状態を付加すると同時に、同じターンだけ各種弱体化への耐性も低下させる。
ソウルリラクゼーション(EX)「リラクゼーション」という字面とは真逆の効果なデバフスキル。ストーリー上での精神破壊の権能であると思われる。3ターンの間、敵全体を恐怖状態にし、1回まで弱体解除の成功率を下げる。
星の海を渡るもの(A−)恒星間航行を可能とし、宇宙を渡る存在である機神達が共通して備えるスキル。星属性のサーヴァントへのダメージをアップさせる。

その他、他の神々が持っていた「○○の神核」というスキルも所持していると推測される。


宝具編集

汝、星を紊す情動(マインドハック・ミュケーナイ)編集

  • ランク:不明
  • 種別:不明
  • レンジ:不明
  • 最大補足:不明

『コード・パンデモス入力確認……敵性知性体を確認。霊子情報戦闘開始。』

『汝、星を紊す情動(マインドハック・ミュケーナイ)』!!――その心、バラバラにしてあげる……!」


マインドハックと名前が付いているが、機体下部の3つの結晶体に魔力を収束して極太のレーザーを放つ攻撃技となっている。

宝具名の由来はミケーネ(ミュケーナイ)文明の名の由来となったミュケーナイに由来。「紊す」は「みだす」と読み、同じ音の「乱す」と同義語である。


ゲーム中の効果は敵全体に強力な攻撃を与え、魅了耐性をダウンさせ、即死状態を付与する、というもので美の権能と相互補完している。


アフロディーテが海の泡から生まれ、上陸したとされるキプロス島に建てられたアフロディーテ神殿はミュケーナイ文明の産物である。神殿の建設年代は紀元前12世紀頃と推測されている。

2世紀の地理学者パウサニアスによると、アフロディーテ信仰は、シリアの地からこの神殿があるパフォスに持ち込まれ、ここから更にギリシャのキティラ島に広められたのだという。このことはアフロディーテのオリエント(東方)起源説の根拠としても挙げられる。

神話・伝説・歴史、その全てにおいてアフロディーテの起源にまつわる場に神殿を建てた文明の名を冠する宝具、ということになる。


他作品での活躍編集

Fate/EXTELLA編集

ネロ・クラウディウスアルテラから譲り受けた軍神の剣を触媒に召喚され、彼女と融合してセイバー・ヴイナスへとパワーアップさせた。

当初は音楽と芸術の女神であるミューズを召喚する予定だったが、より自分に合ったアフロディーテを召喚するに至った。

尚、当作品ではローマ神名である「ヴィナス」名義となっている。無論、この時に召喚されたアフロディーテは汎人類史の方である。


関連人物編集

ギリシャ神話編集

ゼウス

オリュンポス十二神の主神にして最高神。

ホメロスの『イーリアス』ではウラヌスではなく、ゼウスが父親という事になっており、本作ではこちらの説を採用している。しかしウラヌスの死後養子にしたという説もあるため、現状では具体的な関係は不明。

『イーリアス』での伝承では母はディオーネーだが、そちらの名は挙げられていない。


ヘファイストス

夫である鍛冶と火の神。異聞帯でも夫婦だったようだ。

こちらでは浮気せず、破壊された最期に夫の名を呼ぶなど、仲は良好だった様子。

その反面、滷獲されたヘファイストスには全く干渉しなかった。

汎人類史での具体的な関係性は不明。


アレス

ヘファイストスが不細工な上見向きもしなかったため靡いた浮気相手。ギリシャ1の美男子だったとされる。後にヘファイストスの仕掛けた罠で行為の様子を晒されてからは、二人で誰もいない島へ逃げ出したという。

この扱いの悪さは、元々別の土地の神だった事に由来するとされる。


パリス

トロイアの王子。三女神の中で誰が美しいかを決める「パリスの審判」にて、彼がアフロディーテを選び、褒美として世界一の美女ヘレネーを与えた事がトロイア戦争の発端となる。

前編で登場した為、異聞帯で顔を合わせる事はなかった。


メディア

『FGO』では2021年バレンタインイベントまで本人が言及しなかった為忘れられがちだが、Fate世界では彼女がイアソンを盲目的に愛するように呪いを仕掛けたのは他でもないこのアフロディーテで、「裏切りの魔女」の道を歩む最大の原因になってしまった。ただし一説では彼女に呪いをかけるよう唆した元凶がいるともされる。

2021年度バレンタインイベントではこの辺りの経緯が言及されており、彼女の部下である神エロースをけしかけて自らの力を込めた矢を放させたという事らしい。


セミラミス

出典も地域も異なるが、一部の伝承によっては彼女の出自に関係があるため記載。

とある事情から、アフロディーテが女神デルケットに呪いを掛けた末に生まれた子供こそセミラミスだとされる。しかし、デルケットからしてみれば望まぬ子供であった為、捨てられてしまう。


アドニス

アッシリア王子でアフロディーテがこよなく愛した少年。

しかし、同じく彼を気に入っていたペルセポネはアレスに「事もあろうに貴方の愛している女神は人間に夢中になっていますよ」と告げ口し、アレスはイノシシに化けて彼を殺してしまった。

彼を失ったアフロディーテは大いに嘆き悲しみ、アドニスはアネモネの花へと変じたという。


ディオメデス

トロイア戦争の英雄で息子であるアイネイアスの仇敵で、息子を助けようとした所、彼の投げた槍がクリーンヒットした為に激怒。妻が浮気し、故郷へ二度と帰れない呪いを掛けた。

ちなみにこの英雄、アレスと対決して退けているテオスキラーでもある。『Fate』シリーズに参戦するならばランサーであろうか。


ガラテア

キプロス島の王ピグマリオンの作った彫像。彼女をピグマリオンが溺愛し生きた女性になる事を願ったのをアフロディーテが受け止めた事で生命が宿る事になった。

一説によると上記のアフロディーテが愛した少年であるアドニスは、ガラテアとピグマリオン王との間に生まれた子の末裔とされている。


他の十二神

汎人類史における関係は不明。

異聞帯では、ゼウスのことは父と慕っていたように見える。


ローマ帝国編集

ロムルス

彼女とトロイア王家のアンキセスとの間に生まれたトロイア戦争の英雄アイネイアスの末裔がローマ帝国の神祖ロムルスであるとされている。なお、アイネイアスの子孫ブルータスがグレートブリテン島に渡ってアーサー王の治世に繋がっている為、欧州の歴史に欠かせない女神だと言える。


ネロ・クラウディウス

下記にある通り遠い血縁にあたり、歴代ローマ皇帝の中でも特にアフロディーテに似ていることから、あの容姿(特に髪型)は隔世遺伝であることが判明した。

『EXTELLA』で力を貸した縁からか、水着のデザインも非常に似通っている。また、『FGO』の秋葉原イベでは嫁ネロの姿に化けてネロに接触する。正体を明かさずネロを見て愛おしくなり頭をナデナデしてネロに鬱陶しがられていた。


ガイウス・ユリウス・カエサル

カエサルの生家であるガイウス家が属するユリウス氏族は自らの祖先をアイネイアスの息子ユルスであり、通じてヴィナス神に連なると称していたとされている。Fate設定ではカエサルはヴィナスの子であるらしい。


その他編集

アルトリア・ペンドラゴン

作中では詳細不明だが、ネロと同じくアフロディーテの遠い血縁にあたるかもしれない存在。

アルトリアの先祖とネロの先祖はアフロディーテの子供で兄弟でありそれぞれがブリテン島とローマの王となったという説がある。ネロがアルトリアに髪型や顔が似ているのは他人の空似だと思われていたが、アフロディーテの子孫だからが理由なのかもしれない。


イシュタルイシュタル・アシュタレト

一説では原典を同じくする女神だが、原典が同じというよりかは、イシュタルの要素が後にアフロディーテに付加されたという方が適切な様子。また、BBが取り込んだ「チャタル・ヒュユクの女神」もアフロディーテのみならず、アテナやデメテルの原典とされる。


殺生院キアラ

同じく知性体の天敵ともいうべき能力を持つ……なのだが引き起こした事態の規模と実際の戦闘時(後述)の厄介さではキアラのほうが遥かに強いのではないかという見方もある。まあ戦闘面を磨く必要性のなかった彼女とキアラを比べるのは酷かもしれない。


マタ・ハリ

同じく魅了系の逸話を持つアサシン。

こちらは精神破壊ではなく、性愛のベクトルであるが。


蒼崎橙子

型月における赤髪(作品によっては違うものの)&喫煙者繋がり。


オリュンポスでの戦闘編集

オリュンポスではタロス、デメテル、愛玩の獣に続く4番手の強敵として戦う事になる。前者3人(特にデメテル)が異常な強さを見せつけてきた為警戒するマスターも多かった。

だがシナリオでは広範囲に精神攻撃していたにもかかわらず、実際に戦う際に使ってくる魅了スキル「愛の権能」は対象が単体のみという思ったよりもぬるそうなもの。


しかしこの魅了スキルには「攻撃力ダウン・防御力ダウン・クリ威力ダウン・被ダメ上昇・即死耐性デバフ+NPを100%減らす」という超強力な効果も付いており、これらの効果が発動すればこのターン、もしくは次ターンに倒されてしまう可能性が非常に高い。


さらにこれとは別に「ソウルリラクゼーション」は「(全体に向けて)恐怖状態+弱体解除成功率を低下」という配信当時としては前代未聞の効果。両方ともアタッカーに当たろうものなら悲劇でしかない。

しかもチャージ攻撃は全体かつ「魅了耐性低下+即死付与」付き、初ブレイク時も全体に「宝具封印+スキル封印」というデメテルを超える隙のなさである。この為長期戦を挑めばいつ誰が動けなくなって瓦解するかわからないという内容だけ見れば中々の難所である。


だが実際のところ、彼女との戦闘は強敵揃いのオリュンポスの中では簡単であると評されることが多い。


まず、「美の権能」の非常に仰々しい効果の数々だが、これらは全て最初に付与される魅了が成功しなければ発動しない。

そして上記の魅了を含め、アフロディーテが付与するデバフは殆どが成功率100%かつ枠無し、つまり弱体耐性・無効を盛れば簡単に防げてしまう。


珍しい弱体解除成功率ダウンも回数は1回のみ、つまり1回弱体解除すればそれ自体は解除されてしまうので、いまいち脅威に欠けてしまう。


そして戦う相手は彼女一体であり、このデバフ地獄も裏を返せばデバフが溜まらないうちに瞬殺する、もしくはデバフを未然に防げば被害は被らないという事である。しかもデメテルと違いサポートは自由に選べる


挙句の果てには毎ターン回復したり無敵貫通などで回避不能の一撃を叩き込んだりする同じ「愛」に関係するどこぞのビースト達と違い、自分にかけるバフは最後のブレイク時に「攻撃力・クリ発生率上昇」を付与するのみ(防御デバフも自身に付与されるというおまけつき)と単純なものだったため、配信当時は用意しにくかった強化解除要員が不要であったことも拍車をかけた。ちなみにこの影響でデメテル相手には効果が出なかった(強化解除・無効)デバフ要員も活躍できる。


百戦錬磨のマスター達はこぞって『FGO』恒例行事の採集決戦で猛威を振るった三蔵ちゃん魔(護)法少女因縁を持つ若奥様その姉弟子たる大魔女愛の獣に打ち克ったプリマドンナといった単体宝具持ち鯖を引っ張り出して「やられる前にやっちまう速攻戦術で彼女をスクラップにしていった。特に三蔵ちゃんとイリヤについては(後者は確率とはいえ)スキルで弱体無効やガッツを付与してギミックを耐え切る事ができるという天敵でもある(他のメンバーは弱体解除成功率ダウンがあるためデバフを突破できない場面も出てくる)。


ただしこの戦術に不可欠な単体宝具キャスター(もしくはアルターエゴ)は母数が前述したメンバーで大半埋められるレベルで少なく、大半が高レアか限定であるため、最近始めてそこまで強力な高レア単体キャスターやアルターエゴを手に入れる機会に恵まれなかったマスターは苦戦する可能性が大いにある。

もっとも前述の通りデメテル戦とは違いフレンドに制限がないため、借りたサーヴァントでの単騎攻略も可能。

具体的には神性持ちに宝具でスタンを入れられるエルキドゥ、アサシンクラスに防御有利な各種キャスタールーラー(Fate)などが有力。


因みにシナリオ配信当時は少し前のイベントのおかげでオケキャスを手に入れる機会があり、その一つ後(そして本章配信直前)の採集大戦で一撃必殺戦法に慣れたプレイヤーが大量生産されてしまい、タロス・デメテル戦の腹いせといわんばかりに彼女を吹っ飛ばす光景が続発したのだった……


また全体宝具ではあるものの、中の人はとこが演じる大黒天もクラス相性で優位に立つことができる。


2022年10月に実装された強化復刻版のスーパーリコレクションクエストにおいては、HPが元の6倍(合計504万7812)と大幅なパワーアップを果たし、弱点であった耐久力の低さを補っている。何気にAtkも約1.38倍に強化されており、少なくとも速攻攻略の敷居は多少上がっただろうか。


しかし妨害スキルの対策と回復手段を用意すれば単騎攻略は相変わらず容易であり、コマンドコード「八葉の鏡」により魅了を対策し、他のコマンドコードや礼装で回復や防御を強化すれば、低レアのアンデルセンアスクレピオスでも突破可能。


余談編集

アフロディーテは植物の神の一面があることから、煙草という「植物に火をつけて使用する嗜好品」を火の神である夫へファイトスへの愛情のメタファーではないかという考察が存在する。


後に演じた日髙女史のはとこにあたる武田華女史が大黒天の役で『FGO』に出演することとなった。


関連イラスト編集

センシティブな作品アフロディーテ

美と愛を司る神アフロディーテ


関連タグ編集

Fate/Grandorder ギリシャ神話

星間都市山脈オリュンポス オリュンポス十二機神


アフロディテ中の人も元ネタも同じキャラクター。





















以下ネタバレあり














関係者の1人であるガラテアが実装されたイベント『アキハバラ・エクスプロージョン!』にて、まさかの汎人類史の本神がサーヴァントとして登場した。

どうやら特異点の原因が偶然結んだ因果により、召喚されていた模様。

『EXTELLA』にて力を貸したセイバー・ヴイナスの外見から、一部のファンより「汎人類史における彼女の人型躯体(アバター)は異聞帯と異なるのでは?」と推察されていたが、人格面は先述のようにかなり丸くなっているがアバター自体は異聞帯のものと変わらなかった模様。


そして召喚の触媒にもなったメディア作成の嫁ネロ像に溶け込む形で融合し、元フィギュアの「秋葉ねろ」としてアイドル活動をしながら、事の行く末を見守っていた。


その擬態は神霊かつアサシン故か非常に精度が高く、カルデアや様々なサーヴァントが彼女を解析し至近距離で接するものの、同格の神であるアルテミス以外には最後まで見破れなかった。

しかし細部まで擬態できても歌唱力までは似せられなかったようで、歌唱力に非常に難のあるネロ本人と違い、聞く人々を楽しませる見事な歌を披露している。


イベントではほぼこの「秋葉ねろ」のガワを被った状態で行動しており、本人の姿に戻ったのは皆の元から去った後、エピローグでアルテミスと2人きりになった時である。

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