「覚えてなさいなの……! わたしなんて真実の手の中では一番の小物なんだからー!」
「わたしには、お姉様しかいないんだから…… もう、絶対、失敗はできないの! 失敗したら、お姉様に見捨てられちゃうの……!」
プロフィール
概要
アプリゲーム『きららファンタジア』の第2部『断ち切られし絆』から登場する人物。
ハイプリスに仕えるリアリストの幹部「真実の手」の一人で、「弓手」の異名を持つ。
真実の手の中では一番の下っ端。
茶髪で大きなヒナゲシの花飾りをした少女で、オレンジ色の衣装と、左腕と左足には包帯をしている。
人物
自分に自信がないおどおどとした人物で、うつつに似たネガティブな性格をしている。
語尾は「~の」「~なの」。
へっぽこな自分と同じ境遇でも幸せそうなクリエメイトを憎んでおり、自分同様に絶望させようとしている。
リコリスを「お姉様」と慕っているが、ココアとチノの関係を「わたしたちと同じ」の発言から、血縁関係ではない。
リコリスに対してはいつか見捨てられるのではないかと怯えているが、リコリス自身はヒナゲシに対しては苛立ちを感じているものの、一人になるのはイヤで手放せずにいる。
そのため、“本物の姉妹ではないが一緒に過ごした時間が本物の姉妹にも負けない最高の姉妹”のココアとチノとは真逆で、ヒナゲシとリコリスは“偽物でもいい歪んた姉妹”と言えるだろう。
一方でサンストーンとリコリス、スイセン以外の真実の手からは完全に嫌われてしまっているようで、「絶望のクリエの無駄遣いはやめてほしい」「ヒナゲシは……嫌いだけれど」「リコリスもさっさとあんな負け犬捨てればいいものを」「リコリス、ヒナゲシ、いらなくなる? ぽい、する?」……っと散々な評価をされてしまっている。
ただし、ヒナゲシを何度も打ち負かせたのは第1部で世界を救ったことがある伝説の召喚士・きららと今や主席の女神候補生・ランプである。
作中ではシャミ子を捕まえたり、スイセンの挑発にのったリコリスを制止したりなど、所々優秀なことがあることから、立場上は下と言っても彼女がリアリストの幹部「真実の手」に相応しい実力を有しているといえるだろう。
他の真実の手同様にハイプリスからお借りしたリアライフを使用できる。
明言こそはされてはいないが使用する際に光る場所から胸元の青いブローチだと思われる。
戦闘
初戦闘は第2部1章31節。弓矢を使った戦闘スタイル。属性は風。攻撃はほとんどが物理だが、使用技には魔法の攻撃も含まれるので注意が必要。
チャージ技は敵全体のいずれかのステータスを低下させ、敵全体に低確率で金縛り、眠り、沈黙を付与する効果のある敵全体物理攻撃の「スコールボルト」。
基本的な技構成は敵単体の炎耐性とLUKを低下させる効果のある敵単体物理攻撃の「オイリーアロー」、炎属性の敵単体物理攻撃の「ブレイズアロー」、自身のクリティカル時ダメージを上昇させる「痛い目を見るの…!」、自身の攻撃を一度だけクリティカルにする効果のある敵単体物理攻撃の「ここが弱点なの!」、敵単体物理攻撃の「マテリアルアロー」、敵単体魔法攻撃の「スピリットアロー」、自身に3回だけ攻撃をカットするバリアを張り、自身にクイックドロウを付与する「ポピープロテクション」、敵単体物理攻撃の「ポピーアロー」と「ポピーボルト」。
3章30節と7章4節ではリコリスとの連携を見せており、自身のATKが上昇する代わりにDEFとMDFが低下する効果のある敵単体物理攻撃の「ラジアータ・アロー」と「ラジアータ・ボルト」とリコリスと同じ「ラジアータ」と冠する技を使用するようになる。また、自身のチャージカウントを減らして味方単体のチャージカウントとATKを上昇させる「お姉さまのお役に立つの!」、味方全体のチャージカウントを増やし、味方全体のATK、SPD、LUKを上昇させる「お姉さまに見捨てられちゃう…!」、自身のATKとSPDを上昇させる代わりにDEFとMDFを低下させる「よくもお姉様を……!」を使用する。
3章の【試練】支子のスクロールを求めてでは30%の割合ダメージを与える敵単体物理攻撃の「ポピー・レシーブ」を使用する。
物語での動向
メインシナリオ第2部『断ち切られし絆』
1章『まちカドまおう』
敵ボスを務めており、シャミ子を捕まえることに成功する。
そして捕まえられてしまったシャミ子はサンストーンによってパスを切られ、そしてハイプリスのリアライフをかけられたことによってシャミ子が絶望のクリエを生み出す魔王シャドウミストレスと変貌した。その後はハイプリスのリアライフの力をお借りしている。
きらら達とシャミ子と戦いの際にきららが新たなる力「切られたパスを復活させる力」が目覚め、シャミ子の切れたパスを繋げ直したことでシャミ子と他の仲間が全てを思い出し、きらら達に追い込まれ、自ら絶望のクリエを絞り取る為にきらら達を襲うが敗北、撤退した。
2章『頼りはボディーガード?』
新たなる計画であるスクライブを捕まえる為に写本の街へ襲撃し、メディア以外のスクライブを捕まえる。
途中、サンストーンとスイセンと合流(ヒナゲシ自身はリコリスに来てほしかったが別の作戦を遂行中で来られなかった)し、足りなくなってきた絶望のクリエの溜め込んだ結晶を新たに手にする。
その後、メディアを捕まえる事に成功し、絶望のクリエを使ってメディアを汚染させようとするがきらら達に助けられてしまった。
その後ウツカイを率いてきらら達に挑むが敗北。スイセンがきらら達を足止めにして、自身はサンストーンと共に撤退し、メディアを諦める事にした。
3章『げいじゅつのみやこ』
芸術の都にいるリコリスと合流し、手伝いをしている。
リコリスからすでに捕まえているキサラギ以外の残りの4人を捕まえるよう命令され出かける。
芸術家に脅しでキョージュとトモカネの居場所を案内させ、その場所にキョージュやきらら達を発見し戦闘になるが敗北、撤退した。
その後はリコリスが出かけ、ヒナゲシ自身はしばらく留守番でキサラギから絶望のクリエを絞り取っている。その後、リコリスが帰ってきた際はキサラギからもっと絶望のクリエを絞り取り巨大ウツカイを作り、リコリスと一緒に出かけた。
しかし、出かけている最中にきらら達がキサラギの場所を発見し、パスを繋ぎ直されたことによってリアライフが破られてしまった。そのことを知ったヒナゲシとリコリスは秘密基地に急いで戻る。
巨大ウツカイは倒されたがなんとか間に合っており、リコリスと共にきらら達を襲うが敗北、撤退した。
5章『ご注文はゲリラですか?』
リコリスと共にスイセンの手伝いをしている。
この聖典に詳しかったヒナゲシはサンストーンにココアのパスをじわじわと切るように指示をしている。
最終的にココアが一番大切なチノとのパスが切れた後はスイセンに任せ、リコリスと共にハイプリスの元へ戻った。
7章『連鎖する悪夢』
真実の手が揃い、写本の街を襲撃している。
スズランによる転移装置の細工によってバラバラにされたシュガーとソルトをリコリスと共にをダチュラの毒を仕込んだ武器で攻撃し、シュガーとソルトを毒を与えることに成功する。一気に決めようとしたがきらら達が助太刀されてしまい、後退する。
その後はリコリスとスイセンと共に本命として神殿の連中を倒しに行った。
関連イラスト
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