※イラスト右側の銀髪の女性。
概要
CV:釈由美子
『水の都の護神』に登場。
怪盗として姉のザンナーとコンビを組んでいる女性。頭脳派の泥棒で、ノートパソコンを持ち歩きデータ解析をしたり偵察機の操作をしたりする。理知的な言動が目立つが、姉妹喧嘩ではすぐにムキになってしまうなどの子どもっぽい一面もある。髪型は前髪を切りそろえたショートカットで銀髪。
「こころのしずく」を狙う点では姉と同じだが、彼女の場合は「こころのしずく」よりもそれによって動かせる古代装置の力に興味を示している。
このように金品にあまり興味を示さないものの、姉よりも野心的な性格で、古代装置を使っての街や世界の征服を画策していた。
しかし古代装置の暴走によりとんでもない事態を引き起こしてしまう。彼女自身も装置の内部に閉じ込められて絶体絶命の危機に陥るが、サトシ一行や、ラティ兄妹の奮闘により何とか難を逃れている。
エンディングでは姉妹そろって警察に逮捕されたことが明かされ、その後留置所において姉妹で本を読んでいた。その本には『ルギア爆誕』のゲストキャラであったジラルダンが確認でき、ザンナーと共に懲りもせず彼を新たなターゲットに定めていた。
手持ちポケモン
プテラ&カブトプス:古代装置を起動させたことでリオンが操ることになった化石ポケモン(そのため厳密には手持ちポケモンではない)。アンデッド的存在であり、通常よりも大型で能力も優れる。目は白目で、恐らく自我は存在していないと思われる。最終的に古代装置が機能停止すると同時に2体とも消滅し、元の化石に戻った。
余談
リオンを演じた釈由美子は、映画公開の18年後の2020年に、鳥取県でポケモンキャラを使ったマンホールの蓋「ポケふた」を設置する発表会のゲストに招かれる予定があった。イベントそのものは残念ながらコロナ禍の影響で中止となってしまったものの、久々のポケモン絡みの仕事だったと言える。
ちなみに、釈とマンホールとの関係についてはこちらを参照。