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珊瑚宮心海の編集履歴

2022-10-07 18:17:24 バージョン

珊瑚宮心海

さんごのみやここみ

オープンワールドゲーム『原神』の登場人物。海祇島の「現人神の巫女」。

海祇島の現人神の巫女、海祇島すべての事務を担当している少女。


「お待たせしました。私の伏兵たち」


概要

オープンワールドゲーム『原神』の登場キャラクター。

名前珊瑚宮心海(さんごのみや・ここみ)(英:Sangonomiya Kokomi/中:珊瑚宫心海)
レアリティ★5(限定)
国/所属稲妻/海祇島
使用武器法器
神の目(元素属性)
誕生日2月22日
命ノ星座睡竜座
オリジナル料理「奇策」(鳥の玉子寿司)
CV三森すずこ

「彼女は「巫女」よりも、「軍師」としての才能の方が高いだろう。虎の巻を使って戦争をするなど見たことがない。私もその方法を見習って幕府軍を指揮するべきだろうか。ふむ…しかしそれだと双方が虎の巻を机に置き、札遊びのように競い合うことに…やはり妥当ではないな…」

~珊瑚宮心海について…九条裟羅


人物

今は亡き魔神オロバシに導かれし民の島、海祇島(わたつみじま)の最高指導者「現人神の巫女」。

現在はゴローたち抵抗軍と共に、急な圧政を始めた稲妻幕府と戦っている。


民衆の前では静かな笑顔をたたえ、時に軽妙な会話も交え、魔神の遺志を代々受け継いできたその地位にふさわしい振る舞いを保ち、為政者としてあらゆる物事を整然と進めていく。


また、幼い頃からテイワット中の軍事書を読みふけっていたほどの軍師としての才も併せ持ち、"百の策を弄ずれば、千里先にて勝鬨を上げる"と称される。

物資も練度も人数も劣る海祇島が、幕府軍相手に戦い続けて自治を維持し続けて来られたのは、彼女とゴロー2人の器量によるところが大きい。


しかしそんな彼女は実は人付き合いが苦手である事はあまり知られていない。

血筋がそれを許さなかったが、人付き合いは疲れるし、仕事が溜まるほど引きこもりたくてたまらなくなるし、出来るなら裏方の相談役に徹していたい。家で兵法書に顔をうずめている時が一番楽しいのだ。


とはいえ、立場上仕事や人付き合いは避けて通れず、モチベーションを保つのにかなり苦労している。それ故、高いカリスマも資質相応には発揮し切れておらず、本人も限界を感じると、兵法書に没頭してストレスを解消する習慣を付けている。

なお、本人は自身のモチベーションを「エネルギー」と呼び、「エネルギーが○点回復した」等と、自分の状態をポイントで表す癖がある。

最近では旅人と話すと安心するのか、ポイントがかなり回復するらしい。


能力と戦術

2021/9/21~10/12(第1回復刻:2022/3/8~3/29、第2回復刻:2022/9/9~9/27)の期間限定祈願(ガチャ)「海原に浮かぶ虹珠」で追加(原神ではPU限定★5キャラが恒常ガチャに加わる事は原則無いため、期間が過ぎると復刻が来ない限りは入手不可)。


かなりピーキーな性能を持つヒーラー兼水元素アタッカー

瞬間的な回復速度のような「状況を立て直す」力は他のヒーラーに大きく劣るが、攻防一体の性能を持ち時間はかかるが総回復量は多めの元素スキルや、効果時間中は回復しつつアタッカーとしても立ち回れる元素爆発など、「状況を崩させない」力に非常に優れる。


特性を理解して装備や立ち回りを考えないと実力を引き出せないが、それらを把握した上で使ってやれば十分な火力で敵を撃ちながら不足ない回復も行うという、多方面での活躍が期待できる。


  • 通常攻撃・水の常形

最大3段。通常攻撃は高めのダメージ倍率と驚異的な射程を併せ持つ。一方、重撃はダメージ倍率が隙の大きさに見合っていない部分があるため、元素爆発で二重の強化を乗せた通常攻撃をばらまき、敵を撃ち抜くのが基本戦術となる。


  • 元素スキル「海月の誓い」

センシティブな作品

「ご助力を!」

水元素の生命体「化海月」を召喚する。化海月は一定間隔で周囲のフィールド上のキャラクターのHPを回復し、周囲の敵に水元素ダメージを与える。


他のヒーラーやサポーターが元素爆発でやるような回復&攻撃エリアの展開を元素スキルで行え、ピンチに陥らない程度の回復と元素反応の起点をいっぺんに確保できる。クールタイムが20秒とやや長いが、後述する元素爆発で設置限界時間を引き延ばせばこの欠点もある程度踏み倒す事ができる。


中でも水元素付着の頻度が圧倒的である事が最大の強み。特に凍結を軸にして運用する神里綾華甘雨にとっては最上級の相棒となりうる。風元素キャラクター(楓原万葉ウェンティなど)で吸引し、心海の化海月と合わせて高頻度で氷元素付与ができるロサリア申鶴で凍結させ、氷元素アタッカーの高火力を叩き込むのが定番の動き。


また、「持続力があり」「総回復量は多い技を」「時間で発動できる元素スキルとして持つ」という特性はスリップダメージ対策に適任であり、Ver2.2以降から現在も続々と追加されている、侵食を筆頭とした「シールドを貫通するダメージ」を1人で解決できる。


Ver3.0から追加された草元素反応のうち「開花反応」の水起点にも最適格。楓原万葉やウェンティで開花反応で生成された種を吸い込んで一点に起爆でき、雷元素キャラクターと合わせることで「超開花反応」を起こし、トーマクレーのように炎元素の手数が多いキャラクターと合わせると「烈開花反応」を起こせる。

開花反応は与える威力が高ければ高いほど自分への自傷ダメージも上昇するが、心海の回復力によってそのデメリットも帳消しに出来る。



  • 元素爆発「海人の羽衣」

海の契りよ。

「海の契りよ!」

水元素で織り上げた「儀来羽衣」を身に纏う。持続時間中は通常攻撃、重撃、元素スキルのダメージが上がり(心海の最大HPを元に計算)、心海の通常攻撃と重撃の命中時に周囲のチーム全員のHPを回復させる。さらに持続時間中は心海の中断耐性が上がり、おまけだが水上移動が可能になる。


また、キャラ突破Lv1(Lv20~40)で天賦「葛籠の中の玉櫛」が開封されると、元素爆発の発動と同時に自身の元素スキルでフィールドに置かれている「化海月」の持続時間をリセットする。

さらに、キャラ突破Lv4(Lv60~70)で天賦「真珠の御唄」が開封されると、通常攻撃と重撃にさらに治療効果バフの15%分だけダメージボーナスが上乗せされる。


後述の会心率-100%補正下でも、武器や聖遺物でHPを重点強化するだけで1発1万ダメージ程度が目指せるついでに全体回復を与えられる。聖遺物「海染硨磲」を4セット装備すれば、海染硨磲4セット効果の大ダメージも3秒毎に与えるため、かなりの火力を叩き込むことが出来る。


元々攻撃速度が速く、爆発中の攻撃も通常攻撃として扱われる為、夜蘭神里綾人の元素爆発中のバフが存分に活かせる。雷電将軍八重神子フィッシュルといった持続的に雷ダメージを与えるキャラクターと組めば、感電反応と心海の中断耐性を活かしてただ殴っているだけで敵がみるみる溶ける。

ただし、あくまで本職はヒーラーのため、メインアタッカーのクールタイム中や傷ついたパーティーの立て直しに前線に立つのが鉄板のパターンである。


  • 天賦「海祇の姬君」

パーティ全員の泳ぎの消費スタミナを-20%する非戦闘系天賦。北斗などの同様の効果を持つ天賦とは重ねがけ出来ない。


  • 天賦「余すことなき策略」

与える治療効果(治療効果バフ)+25%、会心率-100%の補正がかかるパッシブ天賦。


心海の最大の武器にして最悪の足枷。

育てきった☆4聖遺物に迫る治療効果バフを常に持つが、同時に会心攻撃の運用を丸ごと捨てる事を強制される。

だが言い換えれば武器や聖遺物に会心率と会心ダメージを求めなくとも良いという事でもあるため、サブステータスに会心系ボーナスが一切ついていない、今まで「ハズレ聖遺物」とされていた聖遺物こそが心海にとって利用価値の高い「当たり」となり得る。

特に海染硨磲の場合、七七などの他ヒーラーにとっては会心ボーナスはあって困るものではない為、心海と別のヒーラーの装備を同時に厳選する場合において効率がグッと上がる。


確率論などという不確かなものに自分たちの運命を委ねることはしない……という意味では非常に軍師らしい天賦とも言えよう。


  • 命ノ星座
第一重「水を渓に決する」元素爆発の持続時間中、通常攻撃の最後の一撃に心海のHP上限30%分の水元素の追撃がつく。このダメージは通常攻撃とみなされない。
第二重「雲海の波立ち」HP50%以下のキャラに対し、元素スキルの回復量に「心海のHP上限の4.5%」、元素爆発の回復量に「心海のHP上限の0.6%」のボーナスが付く。
第三重「月舟霧渚」元素爆発の天賦Lv+3。
第四重「月に摂す千の川」元素爆発の持続時間中、通常攻撃の攻撃速度+10%。さらに通常攻撃命中時、元素エネルギー0.8回復。0.2秒に1回発動可能。
第五重「百川集海」元素スキルの天賦Lv+3。
第六重「珊瑚一心」元素爆発の持続時間中、HP80%以上のキャラを元素爆発の効果で回復させると4秒間、水元素ダメージ+40%。

心海は無凸からサポート性能が完成されているため、凸は主に「アタッカー性能」を引き上げる為のものと考えて行うのが良い。1凸、4凸、6凸は元素爆発中のアタッカー性能を引き上げ、2凸は回復性能の上昇が期待できる。

4凸の場合、手数が増えるため元素爆発の総ダメージ量が上がるのは勿論のこと、重い必要元素エネルギーの回転率を大きく引き上げることが可能。


性能議論

Ver2.1実装当時は前述の通りの完全なヒーラー特化仕様、会心率-100%、元素スキルクラゲ追従しないため移動しながらの回復が出来ない(バーバラ七七の元素スキルは移動しながら回復が可能)などの弱点が多くのユーザーの目についた。

加えて、Ver2.1当時はこの人)の猛烈に硬いシールドを活かして相手の攻撃を受けながらインファイトすることが望ましいとされていた「シールド一強環境」のため、心海の性能的な評価は批判的な意見が多数を占めた。


そもそも当時は攻撃バフを内蔵するベネット、回復とシールドの二役をこなすディオナ、追撃火力に長けつつ軽回復とダメージ軽減を備えた行秋といった多芸なサポーターがおり、純ヒーラーへの風当たりが強かった。


しかし、Ver2.2からVer2.7現在まで立て続けに投入されている「侵融」を筆頭とした生半可な回復では間に合わないシールド貫通のパーティ全体ダメージ、Ver2.3でヒーラーを持続的なアタッカーへ変貌させる聖遺物「海染硨磲」の実装と間接的に強化される。


さらに神里綾華の強大な元素爆発を安定して叩き込む最重要ピースとして評価され、その後は感電と凍結の反応起点として今も尚トップの性能の座に着いている。蒸発反応は行秋や夜蘭の水追撃に譲るが、近接で戦う炎アタッカーを高回復と高頻度の水元素付着で支援することが可能。


Ver3.0から、「草元素反応」、「水元素共鳴の修正」を受け更に間接強化。草元素反応は水元素を必要とする「開花反応」系列の最適キャラとして地位を確立。開花反応で戦闘する場合は外せないキャラクターになった。

水元素共鳴は従来の「受ける治療効果+30%」から「HP上限+25%」へ変更。これにより回復力はあまり変化はないが、HP上昇分の火力上昇が見込める。水元素にはHP基準で火力が上昇する夜蘭や神里綾人等がおり、それらと合わせることにより相互で恩恵を受けられる。


昨今ではサポーターを兼用しながらアタッカーをこなすその優秀さも評価され、八重神子やフィッシュルと合わせた感電パーティー、夜蘭と行秋を合わせてその手数で敵を粉砕するモノハイドロ(水3+風1)パーティーなど、これは深境螺旋を手軽に攻略できるパーティーとして有名である。


総括して現在は、元素反応起点+アタッカー+ヒーラーという大きな役割を一手に担える万能キャラクターとして地位を確立した。

Ver2.1では低評価だった心海は、バージョンを経る毎に評価が下がるどころか上がり続けている。これも軍師の策略通りなのか。特定の元素反応を主体とするパーティー(感電、凍結、開花)では必ずと言っていいほど編成の回答に入るキャラクターのため、これらのパーティーに興味がある際はガチャ期間でお迎えするといいだろう。


  • 聖遺物は他にも、スキル発動時にチームに強力バフを撒く「千岩牢固」、武器は星3武器ながら強力なサポート性能かつHPを上げる「龍殺しの英傑譚」、スキルCTリセットにより化海月をコンスタントに置ける星4武器「祭礼の断片」、心海の高いHPを攻撃力に変換し、前線での戦闘力を上げるモチーフ星5武器「不滅の月華」と選択肢は多いので、手持ちキャラと相談しよう。

特に初心者層は、海染硨磲4セットを付けた心海がそれだけで大抵のメインアタッカーを張れるだけの火力を出し、尚且つその回復力により料理に困らなくなる為、強敵に悩む初心者層にとってまさに神様のような存在である。別名、歩く七天神像


余談

  • 「抵抗軍」自体は目狩り令に対抗して行動を起こしているが、海祇島ははるか過去の戦争や、宗教上の違いなどもあり、目狩り令以前から幕府とは半ば冷戦状態になっており、抵抗組織自体は2000年前から存在しており、その頃からヤシオリ、神無塚で幕府に対して稲妻幕府による政治の成功、失敗の関係なく軍事による抵抗運動を起こしてきた。
  • 2000年ほど前に海祇島(当時はオロバシ島)は不可侵条約を一方的に反故し稲妻へ侵略を開始。オロバシを討ち勝利した雷電将軍と稲妻幕府だが、多大な被害と愛将の笹百合を失うという結果になった。それでも海祇島の神を討った負い目もあったため、庇護に入れ、オロバシを祀ることを許し、更には自治も認めていた。
  • それでも海祇島の民は2000年以上経った今でも逆恨みに等しい感情で雷神を増悪しており、目狩り令のよる内戦そのものも目狩り令を口実としたもので起こしていた。つまるところ海祇、抵抗軍に正当性は一切なく雷神の慈悲深さ、優しさにつけあがっているだけである。更に言えば戦争終了後の心海と九条沙羅の和平会談をもブチ壊そうとする抵抗軍兵士がいた始末。
  • かつて海祇島は鳴神分社が存在していたが、海神島しかけた侵略戦争でオロバシを討ち取った雷電将軍を奉る宗派に入信する者は誰一人もおらず撤退しており、分社も跡形も無く破壊している。
  • 元々はオロバシを奉る「曚雲神社」があったが、オロバシが雷電将軍に討たれてからは珊瑚宮に移しており、神社跡地は朽ち果てている。
  • 漁業が盛んな海祇島の指導者であるにもかかわらず、実は魚が苦手。さすがにこのことは周囲に秘密にしている。
  • 将来現人神になる運命なのは自覚していたが、幼少の頃より兵法書や歴史本などを読み耽っていたのもあり本当は裏方的に幕僚になりたかったらしい。しかしその知識は軍師として、また指導者として活用されているのはなんとも皮肉な話である。
  • 兵法の書物と併せて、娯楽小説が好き。心海の待機モーションでは「沈秋拾剣録」を好んで読んでいる様子が見られる。ちなみにその沈秋拾剣録の作者は璃月の作者で「枕玉」。この作品は璃月では全く反響がなく、「神絵師描いた絵が載っている本」と言われる始末。その作品が稲妻に渡り、稲妻の住民には大ウケしたという。
  • Ver2.6のイベントでは光華容彩祭での娯楽小説鑑賞会で前から懇意にしていた文通相手に会う事になり離島に訪れたが、文通相手がまさかの八重神子。宗教上犬猿の仲であるが、お互い読んでいる小説に関して意気投合しており、非公式の会合も兼ねての小説鑑賞会に参加する事になる。
    • ちなみにこの場には憧れの枕玉先生も来ていたが、船の事情でサイン会には間に合わなかった。神子が気を利かせてサイン本は取っておいてもらっていたが逢えず残念。
  • 瞳孔がない(または、膜が一枚かかった)ように見える、独特な目を持っている。この特徴は稲妻編までに登場した他のどのキャラとの特徴とも合致しない。待機モーションで本を読んでいる時、本に顔を近づけて読んでいるため視力もあまり良い方ではないことが窺える。
    • かつて海祇の民の先祖が住んでいた淵下宮に生息するアビサルヴィシャップは人工の光を嫌い、成長と共に自ら視覚を退化させていたという。また、彼らは進化の途上で種としての純粋さを失い、それに伴い自らの種族の中から水龍を生み出す力までをも失った、とも。予言によれば、新たな水龍は人の姿で降臨するとのことだが…。ちなみに、心海の命ノ星座名は「睡竜座」であり、テーマ曲の1つに「睡竜の目覚め」という楽曲が存在する。

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原神 稲妻(原神) 軍師 巫女


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