概要
CV:掛川裕彦
最近、娘である春に対しての愛情が薄れている。
会社のことは宇宙船と認識しており、社員のことをロボットのような扱いをしている。
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この先ネタバレ注意!
概要の通り、心の怪盗団のターゲットになる人物で、七つの大罪及び八つの枢要罪では強欲にあたる。物語後半で登場してくる勢力と癒着しており、彼らの後ろ盾を得て政界への進出を目論んでいる。
「自分のために働くロボット」とみなす社員から搾取して荒稼ぎするだけでは飽き足らず、政界進出という権力欲のために、尽くしてきた社員や春すら道具として捨てる意思を見せるなど相当自己中心的な性格をしている。金欲のみに留まらずあれもこれも欲しいと節操なく手を出す点が、「大食」担当の金城との明確な相違点か。
予告状を出すことでシャドウと対峙することになるが、自分の企業など政界への踏み台程度にしか思っていないシャドウ奥村は時限爆弾で怪盗団をパレスごと爆破するという暴挙に出る。
このためシャドウ奥村との戦いは制限時間付きとなり、次々に出てくる雑魚ロボを制限時間内に倒しきれないと、奥村のパレス爆破作戦が成功してしまい即ゲームオーバー。ロボを全て倒すと本命である邦和とバトルすることになるのだがシャドウ邦和自身体力が少ないので即刻ボコってしまえる。
そして、シャドウ邦和自身がバトルに負けると春に政略結婚の中止を約束し、怪盗団にオタカラを無事(?)盗まれ邦和は改心してめでたしめでたし…と思いきや、シャドウ邦和が怪盗団以外の誰かに狙撃されて死亡。このことで体調不良が悪化した現実の邦和本人も会見の途中で倒れ死んでしまったのだった…(政略結婚の中止は春本人が後からコープ内で自ら中止することで政略結婚はお流れになった。)。
ちなみにオタカラの正体は彼が昔手に入れたいと望んでたプラモデルで、春の話ではオク厶ラフーズは三代続いているのだが、邦和の代以前は小さい会社だったらしく、祖父の人情経営が原因でプラモデルを買ってもらえなかったうえ、家に度々借金取りが押しかけてきていたとのこと。そのため、一部のファンからこのことが邦和本人の歪んだ原因ではないかと推測されている。
余談
専務を召喚する際の扉には「ありがとうを世界中に」という社訓のようなものが書かれており、作中で語られるオクムラフーズの闇を含め、パロディ元はこれだと思われる。
ネタバレ関連のタグ
プレジデント・ハルトマン…別作品の登場人物で主人公と敵対している社長。この人も娘がいて、過去が原因で歪んだ哀しき悪役だったり…と、共通点が多い。ただし、こちらは娘が社長と共謀していて、最後まで改心しなかったうえ今も生存している(娘は後から改心し主人公と和解し仲間になった。)。
リフレクト星人:中の人が同じである宇宙人。