United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland の和名。
少なくとも2009年現在では「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」が正式な和名。
国歌 God Save The King
訳『国王陛下万歳』
God Save the Queen
訳『女王陛下万歳』
概要
北海、大西洋に囲まれ欧州亜大陸にあるフランス共和国の北に位置する立憲君主国家。
日本国の北海道よりも高緯度に位置するが、海流の影響からそれほど寒冷ではない。
大ブリテン島(グレートブリテン島)全域とアイリッシュ海を挟んで相対するアイルランド島北部を本国領土とし、複数の海外領土を持つ日本と同じ海洋国家である。
国民
「イギリス民族」という民族は存在しない。
主な民族はイングランドを中心に居住するゲルマン民族系のアングロ・サクソン人、ケルト系のスコットランド人、アイルランド人、ウェールズ人だが、旧植民地出身のインド系、アフリカ系、アラブ系や華僑なども多く住む多民族国家である。
イギリスの国籍法では、旧植民地関連の者も含め、自国民を次の六つの区分に分けている。(参考Wikipedia
・BR:British Citizen - 英国市民
本国人
・GBN:British National (Overseas) - 英国国民(海外)※「BN(O)」とも書く。
英国国籍で、香港の住民権も持つ人。
・GBD:British Dependent (Overseas) Territories Citizen - イギリス属領市民
植民地出身者
・GBO:British Overseas Citizen - イギリス海外市民
ギリシャ西岸の諸島・インド・パキスタン・マレーシアなどの旧植民地出身者のうち特殊な歴史的経緯のある者
・GBP:British Protected Person - イギリス保護民
・GBS:British Subject - イギリス臣民
アイルランド(北部以外)・ジブラルタルなどGBDやGBOとは別の経緯のある地域の住民で一定要件に該当する者
言語
公用語は英語(イギリス英語)であり、最も広く使用されるが、ウェールズの主に北部と中部でウェールズ語、スコットランドの主にローランド地方でスコットランド語、ヘブリディーズ諸島の一部でスコットランド・ゲール語、北アイルランドの一部でアルスター・スコットランド語とアイルランド語が話されており、それぞれの構成国で公用語になっている。
特に、ウェールズでは1993年にウェールズ語が公用語になり、英語と同等の法的な地位を得た。
2001年現在、ウェールズ人口の約20%がウェールズ語を使用し、その割合は僅かではあるが増加傾向にある。
公文書や道路標識などはすべてウェールズ語と英語とで併記される。
また、16歳までの義務教育においてウェールズ語は必修科目であり、ウェールズ語を主要な教育言語として使用し、英語は第二言語として扱う学校も多く存在する。
エスニックジョークにおいてのイギリス人
国民の大半がシャーロック・ホームズは未だ存命中で、しかも実在していると思っている。
残りの大半はホームズが実在していたと思っている
料理に関して大雑把な人が多く、殆どの場合、手間がかかるほど不味くなる。
また、シチューなどの「ソース」で味が決まるものはおいしい。
日本のビーフシチューやカレーはイギリスのおかげで生まれたが日本人にその認識は無い。
また肉じゃがも彼の国で東郷平八郎がビーフシチューを食さなければ生まれなかったという点も重要であるが、やはり日本人にその認識は無い。
ブラックジョークが三度の飯より好きだが、お茶の時間には及ばない。
朝食は何食っても美味い。
国民の四分の三は「イギリス人」と呼ぶと怒り、もう四分の一は苦笑いする。
「愛国心」の強いアイルランド&スコットランド人のせいで、ウェールズ人の影がいまいち薄い。
サッカーの話題を振ると応援しているチームについて朝まで語られる。
スコッチとは飲料水のことである。
フィッシュ&チップスとはポテチを食べているのんだくれの事である。
食肉は主にスパムとヨーロッパで一般的な牛豚とスパムと鳥類とスパムとスパム、そして一部で羊やヤギなどとスパムとスパムとスパムである