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クンゾイの編集履歴

2022-10-18 16:04:39 バージョン

クンゾイ

くんぞい

『美少女戦士セーラームーン』に登場するクンツァイト×ゾイサイトのカップリング。伝説の公式BLカップル。

「この薔薇ですら、お前の美しさには遠く及ばぬ」

「クンツァイト様…」


「⋯お慕いしておりました⋯クンツァイト様…」


「ゾイサイト、俺をお前の魂のいる世界に、導いてくれー!」


概要

美少女戦士セーラームーン」の敵組織・ダークキングダム四天王クンツァイト×ゾイサイトBLカップリング


90年代のテレビアニメ版セーラームーン第一期で、まさかの公式カップリングとして登場。

オネエ美少年・ゾイサイトは残忍な策略家だが、四天王最強・クンツァイトを一途に慕い、クンツァイトもクールなようで彼を溺愛している。

土曜日ゴールデンタイム放送の女児向けアニメで、初登場時から男同士などレベルも気にせずバカップルぶりを見せつけ、お茶の間を驚かせた。セーラー戦士の前でもいちゃついているが特に反応はされない。


悪の組織内の恋愛としては、仲間の恋心を利用しておいて裏切るのが勧善懲悪もののセオリーだが、クンツァイトはゾイサイトを心底愛していた。

瀕死のゾイサイトを花畑幻影に包んで看取った後も二人の写真を大切にし、最期はセーラー戦士との戦いでゾイサイトのの導きを願いながら浄化されていった。


アニメから生まれた設定だが、原作漫画でも二人が同じコマにいるとかなり距離感が近い描写が見られる。原作初期設定では兄弟のような関係らしいが。

ネフなる同様、発表時期は原作漫画の四天王×四守護よりも先だった。


子供向けアニメの公式BLカップリングの先駆者には『パタリロ!』のバンマラを利用したロマンチックな演出シリアス純愛も同様)がいるが、あちらは片方が女性的な美少年+女性声優のため、男女カップリングだと勘違いする人も多い。

ただしクンゾイの場合は女性的なほうのゾイサイトを男性声優が担当したので誰もが男性同士だと分かる違いがあった。それでいてBLを茶化す描写をしないことも当時は画期的であった。

当時同性愛表現を規制していたアメリカでは、ゾイサイトを女性設定にして放送したんだとか。


男性キャラ同士が馴れ初めイベントもなく付き合っている」ということで当時物議を醸し、今でも「伝説の公式ホモ」と呼ばれたりするが、二人が真剣に愛し合う様子が描かれるにつれ、BLに興味がない人にも「こんな恋愛の形もあるんだ」と思わせる魅力を持ったカップリングである。

放送当時のアニメ雑誌でも特集されたり、同人BL業界(当時の名前はやおい)でも人気を博した。

任務に生きてはいるが互いの存在が一番だったり、女性的な方が強かな性格に加えて死別内部太陽系戦士との敵対など、後の百合界のカリスマと共通する部分が多い。


アニメイトのカセットコレクション2ではゾイ斉藤クンツァ伊藤偽名で登場。本編同様にラブラブである、遊園地でいちゃつきながらセーラー戦士にしりとり対決を挑んだり、「男と男のラブゲーム」をクンゾイで歌って、非常に自由でした。


ちなみにクンツァイトは女好きのようだが、なぜ同性のゾイサイトとに落ちたかは不明。

ダーク・キングダムに愛はなかった」と語ったネフライトの顛末から想像してみると、最初は利用し合うつもりが本気の恋に変わっていったのかもしれない。


関連イラスト

独占欲亜麻色とプラチナ无题センシティブな作品センシティブな作品クンゾイ 1


関連タグ

美少女戦士セーラームーン セーラームーンの敵キャラ 公式が最大手 公式カップリング 公式夫婦 スーパーイチャイチャタイム 純愛

ダークキングダム四天王 クンツァイト ゾイサイト


バンマラ…元ネタ?少女漫画原作の公式BL夫婦繋がり。片割れ中の人が同じ。

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