概要
歴史としては1969年につのだじろうによる『發の道』が最初では無いかと思われる。
80年代までは手積み卓がメインで賭け麻雀がバックボーンという事もあり、手品レベルの積み込みや牌のすり替え等のイカサマで勝つような展開が多かった。
それが『哭きの竜』登場以降は少年漫画によくあるような特殊能力を登場人物が持っており、通常のプレイではまずあり得ないような豪快な和了、大物手などを連発して勝利する、いわゆる超能力麻雀漫画が流行るようになる。特に『兎-野性の闘牌-』は登場人物がほぼ全員本当に超能力者というとんでもない設定だった。
週刊少年サンデーにて連載していた『少年雀鬼-東-』の作者の中島徹は主人公の東槓（ひがし・かん）が必ずと言っていいほど大物手を和了って勝利する理由に「少年漫画といえば必殺技が付き物だから」とコメントしている。
ただし、それももう10年以上前のことで、最近ではキャラが超能力じみたツキや能力を持っている作品は『むこうぶち』以外はギャグ路線以外ではほぼ見られず、『打姫オバカミーコ』『HERO〜アカギの遺志を継ぐ男〜』『リスキーエッジ』『キリンジゲート』のように「鳴き方、切り順、捨て牌から相手の待ちを見抜く」「配牌からベストな手役を目指していく」といった主人公がある程度の雀力を持っている、リアルな打牌を元に描かれた作品が多い。
上記のリアル闘牌展開が主流になり始めた理由には、オンライン対戦麻雀の普及により読者側が麻雀についてかなり知識を深めている為、麻雀についてしっかりと理解していないと上手く描けない為、良作を目指すならしっかりと役や状況などを把握しておかなければいけないのがある。（闘牌シーンはプロ雀士がアドバイザーをしている作品もかなり増えている）
作品の一覧（五十音順）
※他にも知ってる作品がありましたら協力お願いします。
- アカギ〜闇に降り立った天才〜
- 兎-野性の闘牌-
- 打姫オバカミーコ
- ぎゅわんぶらあ自己中心派
- キリンジゲート
- 咲-saki-
- 凌ぎの哲
- 少年雀鬼-東-
- スーパーヅガン
- 哲也-雀聖と呼ばれた男
- 伝説の雀鬼
- 天 天和通りの快男児
- 天牌
- 伝説の雀鬼
- 凍牌
- 哭きの竜
- 根こそぎフランケン
- ノーマーク爆牌党
- 牌の魔術師
- 發の道
- HERO〜アカギの遺志を継ぐ男〜
- フリテンくん
- 玄人のひとりごと
- 満潮!ツモクラテス
- むこうぶち
- ムダヅモ無き改革
- リスキーエッジ
- ワシズ
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