概要
各種スポーツなどの競技会において、大きな3つのタイトルを獲得した選手やチームを指す。(競馬の場合は三冠馬と言う)
タイトルの数が4つ、5つ…と増えると四冠、五冠…と呼ばれる。
競馬における三冠
三冠馬の記事を参照。
プロ野球における三冠
首位打者、本塁打王、打点王の3つのタイトルを獲得した選手を指す。
また、最優秀防御率、最多勝、最多勝率を投手三冠ということもある。
アメリカ、メジャーリーグには15人いる。長らく1967年のカール・ヤストレムスキーを最後に三冠は排出されてこなかったが、2012年にミゲル・カブレラが45年ぶりに三冠を獲得した。
日本プロ野球で三冠を取った選手
中島治康 野村克也 王貞治 落合博満 ブーマー・ウェルズ ランディ・バース 松中信彦 村上宗隆
サッカーにおける三冠
国内一部リーグ、国内カップ戦、大陸クラブタイトルをワンシーズンで全て制覇する事。
欧州ではトリブレと呼ばれ、その凄まじいまでのスケジュール密度から、これまでに達成したクラブは思いのほか少ない。
フィギュアスケートにおける三冠
そのシーズンに開催されたオリンピック、世界選手権、グランプリファイナルを制覇する事。
達成したのはアレクセイ・ヤグディンと羽生結弦のみ。
プロレスにおける三冠
PWFが管理・認定する全日本プロレスのタイトル。正式には三冠ヘビー級王座という。
『PWFヘビー級王座』、『インターナショナル・ヘビー級王座』、『ユナイテッド・ナショナル・ヘビー級王座(UN王座)』の三つがまとめられている。
2019年3月現在、宮原健斗が王座についている。
囲碁における三冠
囲碁の代表的なタイトルである、棋聖・名人・本因坊を同年に一度に獲得する事を大三冠と呼ぶ。
獲得者は2019年現在で趙治勲名誉名人(二十五世本因坊治勲)と井山裕太九段(二六世本因坊、名誉棋聖、名誉碁聖資格保持者 本因坊文裕)のみ。