基礎データ
進化
ボチ→ハカドッグ(Lv30以上で夜にレベルアップ)
概要
オレンジアカデミーの生徒によって撮影されたレポート動画にて公開された。
目元が大きく隠れるほどの灰色の体毛で全身が覆われており、ロウソクのような形状になった頭頂部には紫色の炎がほのかに揺らめいている。しかしほのおタイプは付いておらず、ゴースト単体である。
普段は頭頂部を出したまま地中で眠り、明かりで人が近寄ってくるのを待っている。
近づくと不気味な声で鳴きながら地面から飛び出すため、ほとんどの人間はこのボチの行動に驚いてしまうようだ。
人と関わりを持たないまま死んでいった野良の犬ポケモンが生まれ変わった姿と言われており、そのためなのか寂しがり屋で人懐っこく、少し構っただけでも喜び、ひたすら後をついてくる。
パルデア地方ではパートナーにしやすいポケモンとしても有名だが、実は無自覚に人間の生気を吸い取っているという、ゴーストポケモンらしい一面を持っている。
PVでは、撮影にやってきたアカデミーの生徒と遊んでいたが、少しずつ生気を吸い取って失神させる事態を図らずも引き起こし、眠ったと思い込んでいるのか舌で舐めていた。
英名が「Greavard」である事を踏まえると、モチーフはおそらく犬の品種のひとつであるブリアード(Briard)。
または墓地を守るブラックドッグの一種チャーチグリム。毛むくじゃらの容姿を考えると黒妖犬繋がりでヘアリージャックの要素が強いか。
名前の由来は「墓地」および日本で飼い犬にしばしば与えられるポピュラーな名前「ポチ」。
ピィ以来の名前が2文字のポケモンでもある。
(パモと同世代だが図鑑番号ではこちらのほうが先。ただし『SV』発売前のPVではパモの方が5ヶ月ほど先に公開されていた。)
また、遊び相手の命を吸う設定から「ひとりぼっち」というネーミングも考えられる。
余談
「パルデア地方のゴーストタイプのポケモンの記録映像」初公開時は名前が公開されていなかったため、『ポケモン剣盾』におけるソニアのワンパチの鳴き声兼愛称であるイヌヌワンになぞらえた「シヌヌワン」という仮称がTwitterにてトレンド入りしていた。
しかし、実際に公式から出された名前が「ボチ」だったため、多くのトレーナーは「完璧なネーミングに完敗」「シヌヌワンでさんざん笑ったあとにボチでトドメ刺された」という感嘆の声を漏らしている。
この仮称は現在はボチの愛称として呼ばれている。
フリッジジムのライム戦ではDJ BOCHIとしてノリノリに踊っている個体が存在する。
関連イラスト
関連動画
おばけいぬポケモン「ボチ」と遭遇!(2022年10月)
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』紹介映像「ボチ」(2022年10月)
関連タグ
ポケモン関連
ワンパチ:先輩の犬ポケモン。前述の通り愛称である「シヌヌワン」の元ネタ。
ヒトモシ:デザインと生態に共通点があるため、セットで描かれるファンアートも多い。
なお、こちらは意図的に生命力を吸い取る怖いポケモンである。
その他
ゾンビドッグ:普段は地中に潜っている・霊体ではなく実体(肉体)があることからモチーフとして考えられる。
オバ犬:オバケ+犬繋がり。同じ任天堂作品のキャラクターでもある。
すねこすり(6期鬼太郎):元々悪意はなく、妖怪としての自覚なく他人から生命力を吸い取っていたという、よく似た設定で登場している。
ボチ(遊戯王ゴーラッシュ):同じく墓地を語源とした犬のキャラクター。こちらの先輩にあたる。