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スンダル・ボロンの編集履歴

2022-12-19 11:04:38 バージョン

スンダル・ボロン

すんだるぼろん

スンダル・ボロンとはインドネシアに伝承される、アンデッドと淫魔の中間の悪魔である。※メイン画像右のイメージ(そのままだとR-18Gのため)

概要

 スンダル・ボロンとはインドネシアにて伝承される悪魔であり、その性質はアンデッド淫魔の中間に相当する。

 名前は『穴のあいた女』『抉れ女』『雌犬の穴』等(後述を参照)を意味する。


 『長い黒髪を蓄えた白いドレスを纏った(“全裸である”とも伝わる)見目麗しい女性』の姿をしている。

 だが、その背中には大きな穴が存在し、その穴には腐敗した内臓が露出している上に、ミミズが無数に集っている。また、背中の穴によって食べ物がこぼれ落ちてしまい、常に空腹であるともされる。

 上記の黒髪は背中の穴を隠すためのモノらしいが、穴が大きいせいで隠し切れない。


由来

 名前の由来は背中の穴ではあるが、それ以上にスンダル・ボロンの発生経緯とインドネシアの地域性が大きい。

 スンダル・ボロンと化した者たちの共通項は、レイプによって望まぬ妊娠の末に自殺した被害者女性” であるのだ。

 普通であればレイプ被害者は保護されるべき存在なのだが、インドネシアでは妊娠は女性が性行為で快楽を感じなければ起きないという迷信がまことしやかに信じられておりコーランの記述の曲解による)、本当にレイプであったのであれば、被害者は快楽を感じるはずはないのだから、妊娠するはずがない、妊娠したのは女性側から誘った結果である証拠だとして、妊娠した被害者に対するバッシングが起きやすい文化的土壌があった。(事実、スンダル・ボロンは上記の意味以外には『非処女』『淫売』娼婦』等、女性に対する性的侮辱でしかないモノも含まれている

 そのためスンダル・ボロンと化した女性は、自らを不遇に追いやった加害者に復讐すべく蘇り、加害者を性行為の前後に殺害するか、殺さない代わりに男性器をもぎり取るかを行う。


余談

 その悲劇的な経緯からか、インドネシア本国ではアンチヒーローダークヒーローとして見られており、映画の題材に用いられている。


関連タグ

インドネシアの妖怪 アンデッド 淫魔 復讐鬼


タキシム復讐のために蘇ったアンデッドでは同類の存在だが、こちらは性別を問わない。


スクーグスロースクーグズヌフラ:前者は正面は美女だが背中が異形と化している、後者は出会った男性に死を含む様々な不運を招く点が似ている。


殺されて井戸に捨てられた聖女がチート怨霊になりました:題名通り、ヒロインのサマラがほぼスンダル・ボロンそのものに化生している。しかも、サマラは殺される寸前に、悪徳勇者からレイプ(未遂)の不幸に遭っている

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