フランキー一家
ふらんきーいっか
概要
現麦わらの一味船大工であるフランキー(カティ・フラム)がかつて結成していた船舶解体業者(表向き)。
ガレーラカンパニーに入れなかった落ちこぼれ船大工や、裏町の不良をフランキーが纏め上げた会社(?)で、島の水没に伴う不景気や海賊の襲来による治安悪化により増えたワルを支配し、一定の統治を行っていた。
いわば、兄弟子であるアイスバーグが表の権力者であるとすれば、そうした中で活躍できなかった連中に居場所と仕事を与える「裏」の権力だったとも言える一団で頭領のフランキーを「アニキ」と慕っている(これには世界政府から目を付けられていた兄弟子と師匠が愛した街を間接的に守るというフランキーの目的もあった)。
ウォーターセブンの裏に奇妙な工場兼たまり場の「フランキーハウス」を根城に、ゴーグルと鎧と網タイツを付けた独特の格好で身を固め、船の解体を営む。
というのが名目であるが、実際は海賊を襲撃して賞金を戴きを強奪し、解体して売りさばくというのが主な生業である。
念のために書いておくが、(コビーが発言している通り)ワンピース世界では賞金首を捕える際、民間人に被害を出さなければ何をやっても罪にはならないので、この稼業自体はW7市民や海兵からも黙認されていた。
しかしフランキー自体は短気なトラブルメーカーだった上、宵越しの銭を恥ずかしがるほどの浪費家で毎回ブルレースに金をつぎ込んで失敗していた為、市民からの評判や金回りは非常に悪かった模様。
そのため、登場当初は麦わらの一味のゴーイングメリー号を狙ったり、ウソップをリンチしてメリー号の修繕費用を奪い、彼が自己嫌悪から退団を決意する原因になるなど、完全な憎まれ役(ヴィラン)として描かれていた。
…が、その事に激怒したルフィ、ゾロ、サンジ、チョッパーの報復を受けて、一味は徹底的に痛めつけられ、フランキーハウスも全壊される。
奪った金で買い物に出ていたフランキー・モズ・キウイは翌日その惨状を知り、逆恨みに燃えウソップを再び捕虜として拉致するも、同時期に正体を現したCP9に襲撃され、フランキーは世界政府に攫われてしまう。
これを受けてニコ・ロビン奪還に向かう麦わらの一味、アイスバーグ襲撃を許さなかったガレーラのドック長たちと一時結託し、総員でエニエスロビーへと向かった。
エニエスロビーで大暴れし、見事にフランキーとロビンを救出した一行は無事にW7にトンボ返りし、なんやかんやあって麦わらの一味とも和解。
世界政府からも、(恐らく青キジの根回しで)今回の一件による手配は免れたが、それでも懸賞金をかけられてしまったフランキーの命が再び危険に晒される事になる。そこで彼の政府の追手から逃れさせることに加え「夢の船を作りその船が世界の果てまで旅するのを見届ける」というフランキーの夢をくんだ子分達は、自分達足手纏いを取っ払って海へと旅立たせるため、フランキーのパンツを盗み、サウザンドサニー号まで誘導した。
フランキーが旅立った後は、路頭に迷いかけたがアイスバーグに引き取られ、ガレーラからの下請けとして「ザンパイ御用組合」に社名を一新した。スクエアシスターズはブルーノの後釜か、酒場を経営している。
主なメンバー
ご存知兄貴。該当項目参照。
フランキーの妹分だわいな。グラサンを付けている上半身がビキニの方がモズ、下半身がビキニの方がキウイというわいな。
フランキー一の舎弟で子分達のまとめ役。該当項目参照。
タマゴン
CV:藤本たかひろ
丸々太った巨漢。名前はSBSで判明した。
怪力デストロイヤーズ
メイン画像の奥の方にいる3人組。フランキーの倍近い巨体で、対艦用の分厚いアーマーを着ている。
キエフ
CV:平井啓二
モヒカンの人。餓死寸前だったところをフランキーに拾われ、恩義を感じている。
ソドム&ゴモラ
キングブルと呼ばれる巨大なウマのような水陸両用生の魚の兄弟。黄色でゴーグルを目に付けてるのがソドムでピンクの縞模様でゴーグルを額にかけてるのがゴモラ。海王類に食われていた所をフランキー一家がその海王類を食事として仕留めたことで結果的に救助され、以降は彼らのペットのような扱いに。エニエスロビー襲撃の際には船を曳き、更に陸上でもキャタピラのような靴(?)を付けて走る。
エニエスロビーで重傷を負ったがチョッパーにより無事に回復した。