概要
この機能はアナログデジタル問わず、文書が編集されたかの履歴を記述した文書。
アナログにおいては正誤表のような形式や、簡単な修正内容を記述したものなど、簡易的なものとなっている。
デジタル、特にインターネット上では特にwikiシステムに用いられることが多い。これは不特定多数が編集にかかわることを前提としたシステムであるため、「誰がどのような編集したか」を明確にする必要、および「問題がある編集がなされた場合、差戻を行う必要性」があるためである。
ピクシブ百科事典における機能
本サイトピクシブ百科事典において、どんなユーザーによってどんな編集が行われたのか、その履歴を見ることができる機能である。
“編集する”の隣に編集履歴と書かれたアイコンがあり、そこをクリックすれば、編集を行ったユーザー名、編集された日付および時間、そのユーザーが残した編集内容などを綴ったコメントが表示される。
上部には「チェックした記事同士を比較」と記述されたアイコン
チェックボックス | 編集日時 | ユーザーのアイコン | 一番上:ユーザー名、2行目以降:コメント |
チェックボックス | 以前の編集日時 | ユーザーのアイコン | 一番上:ユーザー名、2行目以降:コメント |
この形式が連続して、最大40件表示される。
このページでユーザーアイコンやユーザー名をクリックすることでpixiv上のユーザーページにジャンプする。記事の内容や編集の状況に何らかの疑問などがある場合はメッセージやスタックフィードを用いて対話したり、誹謗中傷や荒らし行為など故意に規約違反を犯した場合、通報( ただし1回のみ )が可能である。
また編集日時部分をクリックすることにより、そのユーザーが執筆した状態のページを閲覧することが可能となっている。
この画面においては一番上に、
( 記事の名称 )の編集履歴 ( 編集日時 )バージョン (アイコン)←前のバージョン (アイコン)最新版 (アイコン)次のバージョン→
と表示される。右側のアイコンを用いることにより差分を順次表示することが可能となっている。
また編集日時の左横にあるマーク「チェックボックス」を二つチェックして、“チェックした記事同士を比較”をクリックすると、差分、すなわち編集前と編集後の記事の内容のどこが違っているのかを比較することができる。
仕様等
なお、ピクシブ百科事典の場合、この機能には以下の仕様が存在する。
- 最終履歴から40件までの履歴しか確認できない。
- 編集履歴および差分では親記事の確認ができない。
- 過去、この項目に対し全く無関係な項目にしてしまうという荒らし行為を行った事例も存在するにもかかわらず、である。
- 退会した編集者に関してはアイコンは表示されず「退会したユーザです」のみ表示される
- アカウント停止されたユーザーはそのまま表示されるが、使用していたアイコンが無断転載等問題があった場合でもそのまま表示され続けることになる。
- 差分取得の際、3つ以上の選択はできない。どこにチェックしたのかを確認する必要がある。
- 差分は、編集履歴から指定する以外にも比較したい版の編集番号さえわかれば差分表示用のアドレスを直接いじれば取得可能となっている。
- 具体的にはこの記事の差分は履歴1と履歴2の数字の部分からなる。
- 差分は行の前後に半角のスペースを含み、分の間に余計な改行が追加されているため、単純なコピペでは差戻が不可能。
- 差分表示に関しては、本来執筆者およびコメントが表示されるが、ニックネームが2バイト文字を用いている場合など、条件は不明であるが編集者が表示されない場合がある。
- また、記事の内容が多かったり、内部リンクや表などを大量に利用している場合、差分が取得できない状況となっている。規約違反レッテルの履歴を合成したものや荒らし記事レッテルを合成したもので確認可能。
- ブラウザにより表示は異なり、空白表示になったり、500エラーを起こしているとのことであるため、時間や
- それ以外に、たまに差分が変な記号が登場したり、おかしな文字化けが発生する事例が存在する。
- 本人を含めたユーザーごとの編集履歴を(完全には)確認できない。
- 同じ記事を複数の人が同時に編集している場合、バッティングをすることがある。
この状況であるため、一部からは運営仕事しろと非難の声があげられている。