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ダーク・キングダム四天王の編集履歴

2023-01-08 02:19:06 バージョン

ダーク・キングダム四天王

だーくきんぐだむしてんのう

「美少女戦士セーラームーン」に登場する、悪の組織ダーク・キングダムの男性幹部四人組。

概要

闇の王国ダーク・キングダムに所属する、妖魔軍を指揮する四人組の司令官。第一期の反セーラーチームであり、人間のエナジーを集めながら「幻の銀水晶」を探している。


セーラームーンシリーズ最初の敵幹部で、イケメン揃い。原作漫画版、テレビアニメシリーズ版、実写版、ミュージカル版では性格と設定が大きく異なる。宝石を飾った軍服を着ているが、リーダーのクンツァイトの軍服は他の三人と細部や色が異なる。


本来の姿は地球の王子プリンス・エンディミオンを慕う四人の騎士で、月の王女プリンセス・セレニティの四人の守護戦士と対を成す存在。しかし、クイン・ベリルに洗脳されてダーク・キングダムの手先にされてしまい、月の王国シルバー・ミレニアムを襲って主人を死に追いやり、未来の世界でもその生まれ変わりと敵対することになる。

原作者の構想上では前世の四守護神と恋愛関係にあり、『Crystal』やミュージカル、ゲーム版などで使われている。テレビアニメでは四守護神との恋愛関係は発生せず、別のカップリングが成立している。

Villain PrideMaster


メディアミックスごとの差異

原作

月の女王クイーン・セレニティと幻の銀水晶の力で未来の地球に転生したが、前世の記憶を取り戻す前にクイン・ベリルに惑わされて洗脳され、肉体も宝石に作り替えられてしまった。

対応するセーラー戦士と恋仲だった裏設定があり、Crystal版ではそれを匂わせるセリフなどがある。モチーフの宝石の石言葉には対応戦士のイメージジュエリーを補助する意味合いがあり、Crystal版ではそれにちなんだ騎士の称号が追加設定された。


敵討ちをしようとするなど仲間意識は高いらしい。クンツァイトを除く三人はセーラー戦士に倒されてミイラ化した後、月野うさぎの覚醒で復活した銀水晶の光を浴びて再生するが、強い光の力に耐えられず石に戻ってしまう。その後クンツァイトも倒されて石になった。

化身の4つの宝石はベリルに洗脳された地場衛の手に渡り、最終決戦直前に衛を庇うかのようにセーラームーンの剣を受ける。意識を取り戻した衛に四天王の幻影が現れてクイン・メタリアの急所を教えた後、プリンセスとの幸せを願って消えてしまった。石は衛に保管され、たびたび衛のサイコメトリーの力で残留思念の幻影が助言を行った。

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テレビアニメ

90年代テレビアニメの第一期(通称『無印』)では「エンディミオンの配下」という設定は描かれず、シルバー・ミレニアム滅亡後は結界の中に封印された。

全体的にネタキャラ度が高い。四守護戦士と恋仲の設定も登場せず、クンツァイトやゾイサイトがゲイカップルで、ネフライトと大阪なるの悲恋など、原作漫画と別の恋愛模様が発生した。

人間とほぼ同じ容姿だが、正体は妖魔で緑色の血が流れている。通常の妖魔と違って倒されると光になる。暗黒を美しく感じる美的感覚を持つが、ベリルに恐怖支配されて仲間意識は薄く一方的な指示に不満を持つ描写もある。

エンディミオンの騎士という設定自体は未登場だが、意味ありげに地場衛とネフライトがすれ違って何か感じかけたり、ダークエンディミオン(洗脳された衛)と対立するクンツァイトにクイン・ベリルがほくそ笑むなどしている。


後日譚にあたるPCエンジン版では、前世の時代にベリルに洗脳されて妖魔に作り変えられ、記憶も封じられて妖魔と思い込まされた設定が登場、パスト・ワイズマンの魔石「ブラッディ・オパール」に再生されてセーラー戦士に復讐を誓った。

大阪なるを愛していたネフライトだけはセーラー戦士を恨む気になれず、なるの親友でもある月野うさぎ=セーラームーンを頼って出奔。残り三人の記憶の封印もセーラー戦士やタキシード仮面との戦いで解けていくが、ブラッディ・オパールの闇のエナジーの呪縛は止まらずネフライトはうさぎに永遠の眠りを望んだ。最後は全ての闇を祓うために銀水晶を発動させたうさぎに力を貸し、衛に別れを告げて転生していった。無印最終回と同じような演出が取られ、うさぎ達の近くの人間に転生している可能性を示唆されている。

パラレル的作品にあたるスーパーファミコンRPG「Another Story」では、幻影としてセーラー戦士の前に現れ、オポシティオ戦士の攻撃で意識を失った衛を助ける方法を教える。


Crystal

原作で使われなかった「前世では内部太陽系戦士と恋仲だった」という設定が生かされ、Act12まで全員生存している。Act10で前世の記憶が戻りかけたが、クイン・ベリルに再び洗脳され、Act12での最終決戦でムーンを除いたセーラー戦士と戦い、「セーラー・プラネット・アタック」を受けた直後に、セーラー戦士の呼びかけもあって、前世の記憶を取り戻すが、その直後にクイン・メタリアの力によって消滅させられた。消滅後、悲しみに暮れるセーラー戦士たちに「プリンセスが待っている」「お前たちにはまだやるべきことがある」など励ましの声をかけた。各メンバーの名前の由来である鉱物の石言葉をモチーフとした、騎士としての称号も新たに設定されている。


実写ドラマ

同じ組織に属しているものの一枚岩とは決して言えないが、前世の記憶と主人への忠誠心に揺さぶられていく。物語終盤でネフライト以外は全員命を落とすが、メタリアに乗っ取られて倒された衛を再生させた。世界再生後は衛のスタンド化しているらしく、「Special Act」でも衛に加勢する。

本編以前のセーラーVの活躍を描いた「Act Zero」では婦人警官の花子(ジェダイト)、赤井(ネフライト)、白井(ゾイサイト)、黒井(クンツァイト)というそっくりの警察官がファンサービスとして登場した。

なお容姿が原作やアニメに忠実なのは、ジェダイトぐらいである。


ミュージカル

舞台によって扱われ方は様々。『外伝・ダークキングダム復活編』では美奈子たち四守護戦士に好意を持つ高校生に姿を変え、恋人としてセーラー戦士に接近する。『永遠伝説』(1996年版のみ)ではクイン・ベリルの騎士として、ゾイサイトとクンツァイトのみが復活。『スターライツ・流星伝説』ではアイドルグループ「ジュエルメタリアーズ」として登場し、セーラー戦士と戦ったが、セーラームーンの攻撃でブレスレットが外れて正気に戻りギャラクシア軍団に戦いを挑むが、最後は衛を庇って力尽き、石となった。『スターライツ・流星伝説』をリメイクした『火球王妃降臨』ではクンツァイト以外のメンバーはオリジナルキャラクターに入れ替わり、役割も変わっている。『-La Reconquista-』ではアイドルグループ「パンデミック4」としてセーラー戦士を誘惑する。


メンバー

※推定年齢は漫画版の設定より、宝石の色はCrystal版より参照。

ジェダイト
ダークキングダム四天王セラムン30周年一週一絵 004
声:小野坂昌也(旧作テレビアニメ)、岸尾だいすけ(Crystal)
演:増尾遵(実写版)
原作:ダークキングダム極東支部長。忍耐と調和の騎士。対応戦士セーラーマーズ。由来は翡翠の硬玉。冷酷な典型的美形。推定年齢18歳。宝石は赤。バス消失事件でさらった女学生の中にいた火野レイを気に入り、覚醒したマーズに倒される。番外編『カサブランカ・メモリー』ではゾイサイトに過去の感傷を指摘されてめまいを起こしたレイが、現世で好きだった海堂の幻覚と重ねてジェダイトの幻覚も見ている。
テレビアニメ:変装の名手で幻術などの超能力を操る。人間に化けた妖魔に大衆の欲望を刺激させ、エナジーを集める作戦を指揮した。プロデュース能力が無駄に高い。ラジオ局のDJに扮した時の偽名はジェイ・大東。ベリル直属の妖魔テティスと作戦実行したことも。ベリルに従順だったが次第に不満を持ち、セーラー戦士との決戦で女性蔑視発言をしてフルボッコされた。
実写版:純朴で心優しい性格。氷の剣を使う。ベリルに寵愛され、記憶が戻っても今の主はベリルというスタンスを取った。
ネフライト
セラムン30周年一週一絵 014ネフライト様となるちゃん
声:森功至(旧作テレビアニメ)、鳥海浩輔(Crystal)
演:松本博之(実写版)
原作・Crystal版:ダークキングダム北米支部長。知恵と安らぎの騎士。対応戦士はセーラージュピター。自分の影を操った。由来は翡翠の軟玉。推定年齢16歳17歳。宝石の色は緑。
テレビアニメ版:青年実業家の三条院正人を名乗り、スポーツカー(フェラーリ512TR)と屋敷を所持。ベリルに反抗的。格闘術と占星術を操り、必殺技は「スターライトアタック」。口癖は「星は何でも知っている」。妖魔を憑依させた人間のエナジーを最大に高めて奪取する作戦を指揮するが、独断で幻の銀水晶も探していた。月野うさぎの親友・大阪なるに好意を寄せられる。カセコレでのラジオネームはネフ・来島。
実写版:第二期の敵である紅のルベウスに似た容姿を持つ。野心家だが度重なる失敗で力を奪われて放逐され、クラウンのアルバイト・ネフ吉(古幡元基命名)として暮らした。ベリルを恨んでいたが、ダークマーキュリー時代の出来事から水野亜美に好意を寄せるようになる。
ゾイサイト
ぞい!セラムン30周年一週一絵 024
声:難波圭一(旧作テレビアニメ)、松風雅也(Crystal)
演:遠藤嘉人(実写版)
原作・Crystal版:ダークキングダム欧州支部長。浄化と癒しの騎士。対応戦士はセーラーマーキュリー。由来は鉱物の灰レン石。クンツァイトの弟分。幻の銀水晶研究家やピアニストに女装して作戦実行した。推定年齢19歳。宝石の色は青紫。
テレビアニメ版:花吹雪に紛れて移動するスピード戦士。「ゾイ!」の掛け声が特徴。オネエでクンツァイトと恋仲。美しいものを好む。カセコレでラジオDJに扮した偽名はゾイ・斎藤。幻の銀水晶を捜す作戦を指揮し、「黒水晶」で銀水晶の欠片・虹水晶を奪い、その持ち主を最強妖魔七人衆に覚醒させていく。衛とうさぎを暗殺しようとしてセレニティ覚醒に立ち合う。
実写版:第二期の敵であるプリンス・デマンドに似た容姿を持つ。ピアノが趣味でいつも『幻想即興曲』か『月光』を弾いている(某イベントではわざわざ持参したおもちゃのピアノで『ドラえもんのうた』を演奏)。前世の記憶を取り戻すが、前世の悲劇の再現を恐れてセーラーヴィーナスと結託し、記憶を消すオルゴールで衛とうさぎの仲を裂こうとした。
クンツァイト
#セラムン30周年一週一絵 037クンツァイト◆
声:曽我部和恭(旧作テレビアニメ)、竹本英史(Crystal)
演:窪寺昭(実写版)
原作・Crystal版:四天王のリーダー。原作では唯一シルバーの軍服を着用する。ダークキングダム中東支部長。純潔と慈愛の騎士。対応戦士はセーラーヴィーナス。イメージはアラブの王様。推定年齢2526歳。宝石の色は薄紫。由来はリチア輝石の一種。前世の時代ではヴィーナスと惹かれ合っていた。覚醒した衛をさらって記憶を取り戻すが、ベリルに傀儡化されてしまう。
テレビアニメ版:女好きのようだが、ゾイサイトと恋仲のバイセクシャル。衝撃波や光の刃、異空間を作り出す術を操る。カセコレでラジオDJに扮した偽名はクンツァ・伊東。人間を妖魔に変化させてセレニティ=セーラームーンの正体を探らせる作戦を指揮するが、ダーク・エンディミオンに邪魔されていがみ合う。
実写版:既存の登場人物と異なる容姿を持つ。転生して洋館の青年・シンとして暮らしていたが、覚醒後は自らダークキングダムに身を投じる。髪を人間に絡めて妖魔化させたり、亜美の心の闇を暴いてダークマーキュリーに覚醒させた。実は前世の世界を滅亡させたエンディミオンとセレニティを恨んでおり、前世に関わる全てを破壊して死ぬつもりだった。

関連イラスト

四天王ダークキングダム

四天王セーラームーン 11月


関連タグ

美少女戦士セーラームーン 美少女戦士セーラームーンCrystal ダークキングダム セーラームーンの敵キャラ 四天王×四守護

ジェダイトジェダテティジェダレイ

ネフライトネフなるネフまこ

ゾイサイトクンゾイゾイ亜美

クンツァイトクンゾイクン美奈

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