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415系の編集履歴

2012-05-06 08:53:22 バージョン

415系

よんひゃくじゅうごけい

国鉄が製造した交直流近郊形電車

1971年から国鉄が設計・新製した交直流両用近郊形電車。1960年から新製・投入された401系(50Hz区間用)・421系(60Hz区間用)とそれぞれの電動機変更による出力増強版の403系・423系に引き続いて交流50Hz・60Hz両用タイプとして開発された。


0番台・100番台(基本形。100番台はクロスシート部分の座席間隔を拡大)、500番台(新製時からロングシート)、700番台(常磐線増結用、中間車のみ)、800番台(1991年七尾線電化用にJR西日本が113系より改造編入)、1500番台(1986年から新製・投入。車体等が211系に準じ軽量ステンレス構造になる)、1900番台(1両のみの2階建て構造試作車)のバリエーションがある。


現在、JR東日本で1500番台が、JR西日本で800番台が、JR九州で0・100・500・1500番台が運用されている。


余談

国鉄時代から常磐線から九州への広域転属が行われている。科学万博輸送終了後余剰となった500番台の一部が九州に転属し、その塗装がJR九州の一般車両(電車・気動車)に影響を及ぼした。また、JR化後E531系投入で余剰となった500番台2本と1500番台1本がJR東日本からJR九州へ譲渡された。


また800番台は完全な415系化ではなく、同等の直流車である113系に交流設備を載せただけのものの為、新製の401~415系と併結することがあるとしたらジャンパ栓の変換カプラーが必要になる。逆に直流区間に限れば113系とはそのまま併結することができる。


その他の「415系」

日本国内では415系というとこの記事で紹介されている近郊型電車を指す。というより、この系列の電車しかないのであるが、実は遠く離れた海外にも「415系」を名乗る電車が存在している。

ドイツ鉄道ICEに使用される振り子式電車「ICE-T」のうち5両編成がそれである。


関連タグ

常磐線 水戸線 北陸本線 七尾線 鹿児島本線 日豊本線 長崎本線 佐世保線 筑豊本線 篠栗線

113系 115系 211系

E531系 811系 813系 815系 817系

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