概要
『機動戦士ガンダムF90』を初出とするMS・MA群。
『オールズモビル軍』が運用するMS・MA。主に初出での火星独立ジオン軍のMS・MAを指すが、シャルル艦隊などの地球圏のジオン残党軍や当時の反地球連邦組織でも運用されている。
旧ジオン軍が使用していたMS・MAの近代化改修機であり、外観もそっくりとなっている。ただし、外見は同じでも、最新鋭の技術を導入している事で、MSの性能面に関してはギラ・ドーガ系を凌駕し、地球連邦軍のヘビーガンに匹敵するパワーを得ている。
かつてネオ・ジオン系の最終的な組織である「袖付き」では、ジオンとしての求心力を高める目的で、ザクの面影を残していたギラ・ズールが運用されていたが、おそらくRFシリーズの場合も、その求心力が更に求められた結果、旧ジオン公国軍の象徴と言えたザクなどのMSと瓜二つな外見となる形となったと思われる。
RFシリーズには3種類あり、初期型は一年戦争時の見た目を踏襲した機体で、『機動戦士ガンダムF90FF』、『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』では反地球連邦組織によるフロンティアⅠへのテロ行為で使用されている。
初出に当たる中期型は、火星圏のジオン残党軍『火星独立ジオン軍』が改修・運用した機体で、基本的に外観は一年戦争の外観が再現されている。独自に開発したと思わしきギャンとアッザムのみは改修による変化が見られる。
後期型は、内部のフレームが共通化されている。特にRFグフはRFザクに加えて、RFドムとも共通のフレームとの資料もあるので、RFザク、RFグフ、RFドム、RFゲルググは同じフレームで構成されている事になっている。外観こそ踏襲しているが、武装面に関してもビーム系が主体となっている上、RFザクの肩シールドやRFグフのヒート・ロッドに射撃武器を内蔵すると言った細かい部分に新技術を投入した跡が見られる。さらに、技術協力としてクロスボーン・バンガードのMSを開発するブッホ・コンツェルンが携わっている。
名称のRFは“Refined”の略。
Gジェネレーションシリーズでフォーミュラー戦記0122のムサイ後期型がRFムサイの表記になっている。オールズモビル軍は戦艦もRFが付くのだろう。
RFシリーズ一覧
前期型/中期型
※前者は火星独立ジオン軍での表記。
- MS-06 ザク / OMS-06RF RFザク
- MS-07 グフ / OMS-07RF RFグフ
- MS-09R リック・ドム / OMS-09RF RFドム
- MS-14 ゲルググ / OMS-14RF RFゲルググ
- MS-14C ゲルググキャノン
- MS-15 ギャン / OMS-15RF RFギャン
- MS-18E ケンプファー / OMS-18ERF RFケンプファー
- MAX-03 アッザム / OMAX-03RF RFアッザム
後期型
- OMS-06RF RFザク
- OMS-07RF RFグフ
- OMS-09RF RFドム
- OMS-09DRF RFデザート・ドム
- OMS-09SRF RFスノー・ドム
- OMS-14RF RFゲルググ
- OMS-14RF RFゲルググ(アカゲルググ)
- OMS-14SRF シャルル専用ゲルググ
- OMSM-07RF RFズゴック
- OMS-18ERF RFケンプファー
- RFムサイ
- ダブデ(RFダブデ?)
関連イラスト
- オリジナルのRFシリーズ
関連項目
機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダムF90 機動戦士ガンダムF90FF 機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122 クライマックスU.C. 紡がれし血統