データ
飛行速度 | マッハ18 |
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走行速度 | マッハ4.5 |
水中速度 | マッハ3 |
潜地速度 | マッハ2.5 |
ジャンプ力 | 2500メートル |
握力 | 100000トン(人間換算で100キロ) |
概要
劇場映画『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス』にて登場。
ジャスティスとの戦いに敗れ、光量子空間内に幽閉されていた春野ムサシ/ウルトラマンコスモスがチームEYESや心を通わせた仲間たちの「未来への可能性、夢を信じる心」の力「フューチャーエフェクト」を注ぎ込まれる事によって復活、パワーアップを遂げた「未来を信じる、希望の巨人」。
「優しさ」「強さ」「勇気」といったコスモスの全ての要素に「希望」が加わった最終形態で、体色こそエクリプスモードと同様だが模様が異なる。また、エクリプスモードと異なりどのモードからでもチェンジ可能な模様。
青の体積が統一されており、また足や胸の赤のラインもあり、もともと初代ウルトラマンに近いデザインであるコスモスを顔は変えつつも模様をさらに初代に近づけ、派手にした姿と言った感じになっている。
大幅にパワーアップしてはいるのだが、相手が相手であった事や、ウルトラマンレジェンドへの過渡期的な存在である事から、あまり話題になりにくい。後に似たようなウルトラマンも登場した(ちなみにそのウルトラマンもコスモス同様、初代を意識したデザインである)。
イベントでの出演は意外と多めであったのだが、映像作品の場合は時系列的には後の時代である『ウルトラマンサーガ』や『決戦!ウルトラ10勇士!!』ではエクリプスモードまでしか登場していないので長い間再登場が無かった(前者は登場させる事が検討されていた)。自在にチェンジできるかも不明瞭であった。
ゲームでも『Fighting Evolution 3』以降も目立った出番がなく、『大怪獣バトル』シリーズでもクラッシャーモードは参戦しているのにフューチャーモードが参戦していないなどの歪な状況が続いていた。
しかし『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』でスペースコロナモード共々再登場。
掛け声は映画版の稲田徹のものとなっている。
その甲斐あってか、『ウルトラマンフュージョンファイト!』ではUD2弾にて参戦している。
主な技
コスモストライク
コズミューム光線がフューチャーエフェクトの力によってパワーアップを遂げた光線。
コズミューム光線よりも威力が上がっている設定なのにポーズがコズミューム光線より簡略化されてたり、『FE3』では(クロスパーフェクションが存在するためか)コズミューム光線よりも威力が低いと以後も目立った活躍をしているコズミューム光線と比べると微妙な扱いとなっている。
『大いなる陰謀』ではルーゴサイトを撃破とまではいかなかったが、怯ませることには成功している。
フューチャーフォース
相手に自らのエネルギーを分け与えることで回復させる技。
劇中ではジャスティスの腕に直接エネルギーを送っているが、『FE3』ではジャスティスに手を翳してエネルギーを送っているという違いがある。
ゴールデンエクストラバリア
コスモス最強のバリア。なお、色はゴールデンライトバリアと違って名前に反して青色(『FE3』では「ゴールデンライト・バリア」を使用)。
グローカービショップの攻撃を防ぎ(連続攻撃で割れかけてはいたが)、ギガエンドラのイレイザーボールも途中まで防ぐ、とフューチャーモードの技の中では一番活躍した。
クロスパーフェクション
コスモストライクとジャスティスのダグリューム光線を収束させた合体光線。
左右どちらに立ってても使用は可能。『大いなる陰謀』ではギガエンドラに放った立ち位置で使用していた(SEが若干映画とは異なる)。
フューチャーパンチ
パンチ技の総称。
『FE3』ではエクリプスモードと同様に急接近して放つ事も出来る。
フューチャーチョップ
チョップ技の総称。
フューチャーキック
キック技の総称。劇中ではジャスティスと共に空中から放ってグローカービショップの頭部を破壊した。
フューチャーヘッドバット
頭突き技。
フューチャースウィング
劇中未使用技。ジャイアントスイングで敵にダメージを与える。
フューチャーフラッシュ
強烈な閃光を発して敵の体勢を崩す。
(出典:『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』(デアゴスティーニ・2009年・19-4)より)
エクリプススパーク
『FE3』で光弾技として使用。『ウルトラマンフュージョンファイト!』では青い光弾を発射しているが、正式名は不明。
余談
エクリプスモードをアップデートする形でまとめており、区別が付くようにトサカの形を変更している。