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ペトラ・イッタの編集履歴

2023-06-04 18:06:15 バージョン

ペトラ・イッタ

ぺとらいった

ペトラ・イッタとは、アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物。

ほらほら、お嬢様 頑張って~

CV:広瀬ゆうき


概要

アスティカシア高等専門学園のメカニック科2年生。

グエル・ジェタークを慕い、ラウダ・ニールフェルシー・ロロと共にジェターク寮に所属する。


人物像

公式では『クールで知的な優等生』とされているが、現状の言動はフェルシーとさして変わりなく、グエルの暴挙を止めるどころか煽るなどと、1期では『クールで知的な優等生』の印象を感じさせなかった。とはいえ、ジェターク社CEOにラウダが一時的に就任したあたりからその片鱗が見えつつある。


スレッタを『水星女』の蔑称で呼んだ姿から、下流スペーシアンやアーシアンへの差別感情を持ち合わせており、フェルシー同様に殴り込んだミオリネを見るや、怖じ気付いて終始狼狽えるなど、悪く言えば「虎の威を借る狐」のようなキャラクター性が目立っていた。

ミオリネとの関係もスレッタ編入前から悪いようで、後述の突貫の際は彼女から相方と共に「やっぱり あんたたちか」と、以前から嫌がらせが行われていたともとれる恨み節をぶつけられていた。


一方で「『水星女』が『氷の君』とデートした」事実をペトラ共々グエルに伝えたりと、恋愛への興味は人並み程度ある模様で、後述される第2シーズンで交わされたラウダとのやり取りから、彼に好意を抱いていると思われる


作中の動向

第1シーズン

第1話から登場し、スレッタ転入以前からペトラと共にグエルの取り巻きのようにつるんでいる。

フェルシーと共にヴィム・ジェタークに加担し、〈決闘〉でグエルを勝たせる為の裏工作に手を貸す始末。だが、モビルクラフトで突貫したミオリネに阻止される。


エラン・ケレスといざこざを起こしたグエルが、ラウダの愛機であるディランザで無断出撃し、彼に嬲られる様に絶句している。

更に『水星女』の編入後通算3回敗北し〈決闘〉禁止令も破った責をヴィムに問われ、退寮されたグエルの身を案じていた。


地球寮グラスレー寮の〈決闘〉後、『水星女』が地球寮で青春を謳歌しグエルが消息を絶った様をラウダと共に歯痒そうに見つめていたが、彼女の傍らにフェルシーの姿は無かった……。

第2シーズン

第13話では久々にフェルシーと肩を並べ、学園祭に受かれるスレッタ達地球寮生徒に対し、やや的外れな釘を刺していた。


続く第14話ではジェターク寮のドックにて、同僚の寮生に対し「打倒スレッタ・マーキュリー」を掲げるラウダに近付いたペトラは、珍しくしおらしい空気を纏いながら「ラウダ先輩のディランザは私が完璧に仕上げました」と伝えた。


第16話ではラウダの秘書を勤めているのか、ジェターク社のCEO室にてスーツ姿でラウダの側に控えていたペトラだが、失踪していたグエルの帰還をラウダと共に驚愕してしまう。

その後、実兄の帰還で緊張の糸が切れたラウダを医務室に運んだ後、ペトラはえもいわれぬ感情の涙を流しつつ、ラウダとジェターク社の近況をグエルに報告していた。

弟まで手にかけてしまったグエル先輩

だいたいあってる?


尚、上記の通りペトラが本当にラウダの秘書と勤めているのならば、彼女もラウダと同様にアスティカシアを退学している(現に同16話では無名の女生徒達のやり取りから、第14話のテロを契機に退学者が急増している事態が示されており、ペトラもそれによって退学した可能性がある)……と思われたが、第17話では復学したグエルをジェターク寮の他の面々と共に迎え入れていた。ちなみにグエルの復学については、フェルシーに伝えるタイミングがなかった模様。


第18話ではフェルシーと共にラウダの取り巻きとして登場。

ラウダのスレッタに向けた「空っぽな水星女」を聞くや、フェルシーと共に僅かに顔を歪めたが、要件を終えたラウダが去ろうとしたのでフェルシーとその後を追った。

去り際をよく見ると、スレッタに心配そうな眼差しを向けている。


今までスレッタを「水星女」と敵視していたフェルシーとペトラが、今度は逆にスレッタを気にかける様子を見せたのかは不明だが、恐らくは「グエルがホルダーを奪還し、リベンジを果たす」目標が達成されたので、恨む理由が無くなったからだと思われる。

また、一時だがラウダの秘書として社会人を経験し、そのラウダと良い関係になりつつあったので、心身ともに成長したとも見える。




余談

  • フェルシー共々ミオリネをからかい、彼女の態度を「父親そっくり」と評した。ペトラとしては単なる悪口ながらも、皮肉にも劇中で早いタイミングで彼女の本質に気付いたキャラである。
  • ヘイトを集めがちな言動を取っているものの、フェルシーと共に妙な愛嬌があり隠れファンも多い。
    • 記事冒頭の台詞は2023年3月12日の『魔女ラジ』第22回のゲストでもある演者の広瀬が自身をドSと評しただけあってか、本心がにじみ出たかのようなかなり嫌味な演技となっており、ペトラの人となりを窺わせる。
  • 第5話でグエルに急を告げるシーンのキャプチャ画像は汎用性が高く、新製品の告知、コラ画像との組み合わせなど様々に利活用されている。
    • 残念ながら一部から期待されていたであろうBlu-ray&DVD発売告知CMには出演出来なかったものの、総集編第二弾にて新録される機会を得た。
  • 同じく(本質的には)直情的と評されるラウダと異なり、ジェターク家のいぬ間では悪態を付いていたりと知性を全く感じさせない姿から、意図的な描写と思われる。
    • ただし、公式ホームページの情報は希にだが、極初期の案をそのまま載せている場合もあり、上記の考察は過度な裏読みの可能性も否定できないので、少々の注意が必要でもある。
      • 因みに初期案ではセクシー系と、クールで知的な優等生とは別の意味であり得ない設定が考えられていた。フェルシーは意地悪キャラとまんまだったが。

センシティブな作品

(※上記のイラストは初期構想のままだったら……のイメージです)


関連タグ

機動戦士ガンダム水星の魔女


主要人物

スレッタ・マーキュリーミオリネ・レンブランエラン・ケレスシャディク・ゼネリ


アスティカシア高等専門学園




他ガンダム作品

シホ・ハーネンフース主人公に近しいキャラの知己に思いを寄せるキャラクター繋がり。髪の毛の色も茶髪系統である。



ネタバレ

以下は、機動戦士ガンダム 水星の魔女 第20話「望みの果て」のネタバレが含まれています!!


















































席に残っているスレッタ・マーキュリーに話をし、「今日はラウダ先輩とデートする予定だった」事を打ち明ける。


だが、ケナンジ・アベリードミニコス隊が学園に潜入し、それを察知したノレア・デュノクが乗るガンダム・ルブリス・ソーンガンヴォルヴァを率いてスペーシアンへの憎悪を剥き出しにしたまま怒りのまま学園を無差別攻撃を行う。その最中、倒れている2人の生徒を発見しスレッタと協力して担いで避難しようとする。しかし、ルブリス・ソーンの砲撃がスレッタのいる建物に直撃してしまう…。


戦闘後、辛うじて助かったスレッタだが、そこでスレッタが見たのは、瓦礫の下敷きになったペトラの姿だった…

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