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ハエの編集履歴2023/06/11 10:41:48 版
編集者:むやみ
編集内容:ハエの定義など

※下記以外の用例は→ハエ(曖昧さ回避)

概要

 漢字では(もしくは蝿)と書く。

 蚊や虻と同じく羽が二枚しかない昆虫の一つ。

 死体や生ゴミや糞などあらゆる腐敗したモノにたかり、餌とする習性を持つ。そのため伝染病の媒介者として嫌われ、人類の歴史は蠅との戦いの歴史でもあった。エジプトではハエ避けのためにアイシャドウが発達し、オーストラリアでは家畜の糞に凄まじい量のハエがたかるため海外からフンコロガシを輸入した程である。

 自ら汚いものによって来る性質があるため、頻繁にゴミをすり落とす癖を持つ。小林一茶の「やれ打つな 蠅が手を擦る 足を擦る」という俳句はこの習性が元になっているわけだが、人間からしてみたら雑菌を床に落とされているわけで、迷惑この上ない。

尚、全てのハエが同様の生態を持つわけではなく、人類に害が無い種の方が多い。

 

飛行速度は遅いが、全身に生えた繊毛で空気の流れを読めるため、常に相手がどう攻撃してくるかを予測して回避する能力を持つ。そもそもハエと人間とでは時間の認識に大きな差異があり、人間が1秒60コマの映像で世界を認識しているのならば、ハエは1秒250コマで世界を認識している。ただし、あくまで認識できるスピードが違うだけなのでハエ本体が速いわけではない。

幼虫は蛆虫と呼ばれる。蛆虫は腐敗した部分のみを食う習性があるため、傷の治療に使用されることもある。

なお古代イスラエルでは、ハエは魂を運ぶ霊虫とされ、それが神とされたのが『ベール・ゼブブ』であり、のちにキリスト教で悪魔とされ、ベルゼブブとされた。

意外かもしれないが、コイツが昆虫界で唯一、星座になった存在である。

著名な蠅

イエバエ

クロバエ

ギンバエ

ニクバエ

ヤドリバエ

チョウバエ (蠅と名に付くが、に近縁な別群)

キノコバエ (こちらも蚊に近縁な別群)

ノミバエ

ショウジョウバエ

ツェツェバエ・・・ジョジョ三部で有名。ちなみに、昆虫としては珍しいサメグッピー等と同様の卵胎生である。

ミバエ

ヒトクイバエ

ミギワバエ

ハナアブ (アブと名に付くが、実際は蠅の一群)

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