概要
世代 | 究極体 |
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タイプ | 昆虫型 |
属性 | フリー(カードゲームではバリアブル種) |
必殺技 | ブラッディーフィニッシュ・爆雷天・レッドバット |
所属 | ネイチャースピリッツ |
進化ルート | ワームモン→スティングモン→ジュエルビーモン(ディノビーモン)→バンチョースティングモン |
公式設定
自尊心に溢れ、常に周囲を威圧して生きる昆虫型デジモン。
全てにおいて自身のプライドが優先され、プライドの高さは全デジモンの中で一番といわれる。
少しでもプライドに傷をつけるような言動があれば、相手が誰であろうとも容赦しない。
一切の妥協を許さぬプライドにより「バンチョー」の称号を獲得したとされる。その象徴たるガクランは様々な虫の甲殻で綿密に編まれており、非常に硬い作りになっている。
必殺技は、両腕のドリルで敵を串刺しにする「ブラッディーフィニッシュ」、機雷虫を放ち敵と自爆させる「爆雷天」、敵の顔面を頭突きで破壊する「レッドバット」。
概要
初出はスマホアプリ「デジモンコレクターズ」。
ワームモンの究極体には既に『D2』でグランクワガーモンが登場していたが、単体での究極体が存在していなかった。バンチョースティングモンが出るまでワームモンの単体究極体は本来はファンビーモンの究極体であるタイガーヴェスパモンが勤めていた(『デジモンストーリーロストエボリューション』より)。
2002年には『デジタルモンスターカードゲーム』でワームモンの単体完全体であるジュエルビーモンが初登場していた為、かなり遅咲きの進化ルート補完となった。
それまで平面媒体での活躍が主だったが、『デジモンリアライズ』にて3Dモデルが登場している…が、ジュエルビーモンが参戦していなかったためにオオクワモンが完全体というアンバランスな進化ルートが構築されてしまった。
メディア出演時はプライドが高いという設定はオミットされがちで、ヒロイックなキャラクター付けとなっている。
作品での活躍
デジモンコレクターズ
イベント『BAN-TYO -我道不退-』で登場。
D-ブリガードによって虐げられる昆虫デジモンのために立ち上がったデジモンであり、既にバンチョーマメモンらと知り合いだった主人公を相棒と呼ぶ快男児という扱いであった。
デジモンサヴァイブ
cv:新井良平
富永リョウのパートナーデジモン・クネモンの究極体の姿で、リョウの大切なものを奪う敵への怒りと仲間を守るという正義感が生み出した存在である。
一人称は「私」だが、リョウの不良気質を受け継いだのか「オラァ!!」と相手を威圧する事も(普段の一人称自体は「オレ」らしい)。
元はワームモンの進化系として用意された彼が「リョウ」と共闘する展開は旧作ファンならニヤリとするのではないのだろうか?
本作における数少ないフリー種で他に該当するのはグランクワガーモンととあるデジモンだけである。
持ち前の攻撃力の高さに加え、パッシブスキル「バンチョー」による物理防御と特殊防御1ランク上昇に加え、攻撃を受けるとパラメータがどれか1つ上がり、HPが一定まで減らされると特殊攻撃が1ランク上昇するというオールマイティなアタッカーとしての運用が期待できる。
必殺技は「ブラッディーフィニッシュ」。
また、フリーモンスターではテントモン→カブテリモン→アトラーカブテリモンルートからも進化可能。
進化ルート
ワームモンベース
クネモンベース(サヴァイブ)
成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 |
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クネモン | フライモン | ジュエルビーモン | バンチョースティングモン |
余談
大元となるワームモンは『デジモンアドベンチャー02』で一乗寺賢のパートナーを務めているが、もし、ワームモンがこの姿になった場合、上記のような設定ゆえに「優しさ」を個性に持つ賢のパートナーらしくないような気もしなくはないが、気にしたら負けである。
というよりメディア出演時の性格は02でのワームモンの最終進化というのを考慮しての物と思われる。
関連タグ
グランクワガーモン グランディスクワガーモン:同じくワームモンの究極体。
アルフォースブイドラモン:ジョグレスの相棒の単体での究極体。対の存在
バンチョーリリモン:同じく『アドベンチャー』シリーズに登場したデジモンに与えられた新たな究極体。