※注意
この記事には下ネタの記述が含まれています。
概要
※「ヒカニチ(ヒカキンの日常)」の記事も参照。
「Hikakin Mania」(略称:ヒカマニ)とは、YouTubeの動画投稿者である。主な動画内容は有名YouTuberであるHikakinの動画を下ネタに改変したものである。
また、これに派生したMAD・ネットミームも「Hikakin Mania」に含まれる。(後述)
特徴
言い換えれば、HIKAKIN氏の動画を利用した、第三者による二次創作である。平たく内容をあらわすと「動画を切り抜いて、台詞をつなぎ合わせて下ネタ言わす動画」ともいえる。
また下品であることへの繋がりか、基本的にヒカマニ動画のサムネイルや画像は顔の目の部分がハート目(瞳の中だけでなく、目全体が覆われる程の大きさ)に加工されていて、キャラがハート目にされる=ヒカマニ化(ヒカマニ堕ち)の象徴のように扱われている。
主だった編集として言葉狩りがあげられる。たとえばHIKAKINの「すこし」という台詞を繰り返して「こしこしこし」に変えたり、「あーなるほどね」という発言を切り取って「あーなる」に変えるなどがある。
他には、台詞やタイトルの造語(台詞改変・挿入)がある。
以下にヒカマニ外伝で実際に行われた改変例を示す。
改変前(元動画)
「で! 僕はもともと、てつやから『ヒカキンさんにも一緒に選んでほしい』って言われて行ったんですよ。そしたらね、オープニング始まってすぐ、いきなり言われたのが、「それは嘘でw、ほんとの企画は…てつやが買う高級時計を予想して当たらなかったらヒカキンさんもこのお店で一本高級時計買わなきゃいけな~い!」って企画って言われたんですよw 東海オンエアチャンネル初出演でド派手なドッキリ。いや~あのオレンジの人、ブッ込んできたわけですよ! 結果から言うと…わたくしヒカキン、てつや君が選んだ候補の中から『君が買うのはこれだ!」っていって予想したら…これ見事! ハズれまして…wその勝負に負けて約束通りそのお店の中から1本好きなやつを買うと! って買った時計が…こちらです!」 |
改変後
「で! 僕はもともと、けつやから、『オナキンさんにもセックスしてほしい』って言われてイったー! そしたらね、レイプ始まってすぐ、いきなり言われたのが「ヒカキンTVでケツの穴とか言ったことあんまないけど。それは嘘でw、ほんとの企画は…てつやが買う高級まんこを犯して勃たなかったらセックスキンさんもこのお店でレイプしなきゃいけな~い!」って企画って言われたんですよw ソフトオンデマンド初出演でド派手なセックスドッキリ。いや~あのオレンジの人、ちんちんブッ込んできたわけですよ! 結果から言うと…わたくしオナキン、てつや君が選んだまん候補の中から『君が犯したいのはこれだ!』っていって予想したら…これ見事! やぁりましょう! パンパンパンパンパンパン! パンパンパンパンパンパン! パンパンパンパンパンパン! グキッ! 腰、ハズれまして…wそのちんぽに負けてってなって買ったピーチが…こちらです!」 |
ただし、ヒカキンにひたすらグロいことを言わせる「グロキン」や、ヘイトワードを言わせる「ヘイトキン」、セイキンのアイスレビューを酷評に改変する「アズキン」、破壊神のような言動にさせる「惑星キン」など下ネタが全くないor少ない改変動画もHikakin_Maniaに含まれる。
なお、卵シリーズ(通称:卵)がヒカマニ外伝のネタには頻出するが、本家動画には一度たりとも登場したことはなく、元はといえばまったく違うところに源流を持つネタである。
ヒカマニの歴史
2017年1月の終わり頃、YouTubeに「Hikakin Mania」という名の動画投稿者が突如としてあらわれた。その彼の投稿した動画がのちにニコニコ動画にて知れ渡り、他者に「ヒカキン合作」とよばれるMAD内で使われるようになる。
そうして音MADの界隈の一部だったのが次第に「ヒカマニ外伝」というひとつのコンテンツを作り上げるまでに至り、今度はそれらの外伝動画が多数のチャンネルによって逆輸入…もとい転載されるなどしてYouTubeでもにわかに流行。
その後、紆余曲折を経て「ヒカキンシンメトリー界隈」や「自動字幕界隈」という、元から存在したHIKAKIN・SEIKIN界隈(俗に言う「ヒカセイ界隈」)の人や他界隈等も参入するようになり、「HIKAKINを愛好する共同体」として繁栄していった。
本人認知
Hikakin Maniaはそれ自体が第三者による改変コンテンツであるものの、当のHIKAKIN本人は以前からヒカマニを認知しているような素振り(矛盾発言に敏感になる、ヒカキンマニアと発言する等)を見せることがあった。
加えて、早くから交友関係があってHIKAKINが仲の良さを印象付けていた、YouTuberであるワタナベマホト氏は「勝手にあの大物youtuber兄弟に下ネタインタビュー!?!」というHIKAKINとSEIKINに、あたかも勝手に編集で実際にはしていない行動をさせる動画を投稿していて、その動画ではメントスコーラを射精に見立てたり、「気持ちいいななんか」を卑猥な意味合いで使ったりと、さながら元祖ヒカマニとも取れる編集がされていた。
この勝手に下ネタに改変されるという動画に対し、まさかのHIKAKIN本人が「爆笑w」と好意的なコメントを残したという経歴、そもそも彼は幾度となくエゴサーチを繰り返ししていること、そして前提としてあれだけヒカマニ外伝が再生されていることや、HIKAKINが元から下ネタが好きだという事実も相まって「HIKAKINはヒカマニを認知しているのでは?」という言説がまことしやかに囁かれていた。
そして2021年6月8日、本人のフォートナイトのライブ配信にて、ヒカキン本人がHikakin Maniaを認知している事が発覚した。
さらにその後、卵シリーズ(※同じくヒカキンを元に編集した動画)のHikakin From the far eastを歌っている。
ヒカマニ外伝
Hikakin Mania氏の作風に影響を受けて作られた本編改造動画。
現在のすべての動画の数は1981件ほどあり、中にはpokemon_maniaや自己満己ちゃんなどのHIKAKINやSEIKINに直接の関連がないタグも存在する。
音MAD
ニコニコ動画などではHikakin Maniaを素材とした音MADが多数投稿されている。基本的にHIKAKINのMADとは区別され
Hikakin Mania→下ネタ改変
HIKAKIN→ビートボックス
といった具合になっている。
チャンネル削除
2023年2月15日、Hikakin Maniaメインチャンネル、サブチャンネルともに本人によって削除された。
Hikakin_Mania WIkiの雑談掲示板にて本人と思われる人物によりチャンネル削除についての説明が行われた。
関連タグ
ワタナベマホト:ある意味ヒカマニの元祖。本家ヒカマニのネタの多くは彼の動画に由来する
卵シリーズ:ヒカマニネタの代表格だが、当初は似て非なるもの扱いされていた
ヒカニチ(ヒカキンの日常):同じくヒカキンの改変動画だが、異なる点も多い