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GOLIの編集履歴

2023-08-30 16:46:34 バージョン

GOLI

ごり

GOLI (GOLI MATSUMOTO)は、株式会社コナミデジタルエンタテインメント所属のグラフィックデザイナー。

概要

GOLI (GOLI MATSUMOTO)は、株式会社コナミデジタルエンタテインメント所属のグラフィックデザイナー。同社の人気タイトル『beatmaniaIIDX』シリーズの看板デザイナーとして活動し、メインキャラクターデザインのほか、ポスター・サウンドトラック・コンシューマゲーム等のパッケージと関連グッズのイラストを手がける。


ファンによっては「ゴリ」か「ゴーライ」か読み方が分かれるが、正しくはゴリで間違いないと思われる。


2005年にコナミスタイル限定で画集「GOLIALIZZE GOLI MATSUMOTO ARCHIVES」、2019年に画集「The Golden Liner」を発売した。


26という数字にこだわりがあり、「月刊アルカディア」誌上の連載やドラマCDにおける「ROOTS26」というタイトルや、IIDXキャラクターの総数を全26人と発言していることにも関連している。


pixivでは主に氏の手がけたキャラクターのイラストタグとして用いられる。


作風

元々はアメコミ調の絵柄を得意とし、個性的なメカニックやサイバー系のファッションがIIDXに硬派なイメージを持たせる事に一役買い、看板デザイナーとして大抜擢される。

しかしIIDXの方向性が前シリーズ『beatmania』(通称五鍵)との差別化が次第に図られ、またキャラクター達に人気が出てくると、それを反映してか少年漫画のようなシャープな絵柄になり、更にDistorteD以降辺りからは、他媒体時(主にフィギュア等で)に女性キャラクターがアニメ調(時に「萌え」系に近い絵柄)に描かれる事があった。

本人の元の作風そのものが変わってしまったというわけではなく、男性キャラクターについてはシリーズが進んでも5th~6th以降のテイストを保っている。

なお、『アルカディア』のインタビューでは「時間があれば(以前のような)アメコミ調の画風で描いてみたい」と発言しており、絵柄の変化は商業的な面や上層部の方針である可能性が高い。

実際にIIDX24 SINOBUZでは従来の画風の絵もムービーに採用されている。本人曰く「メイクを変えてるだけ」


お気に入りのモチーフなのか、バイク用品と日本刀が度々描かれることが多い。他にメカを描くのも好んでいる。

女性キャラクターのセクシーな描写を得意としているが、特に『女性の太もも』に尋常ではないこだわりを見せており、太もも好きのファンからの評価は非常に高い。



因みにドラマCDのブックレット等の一部のイラストでの女性キャラの顔の描き方が判子を押したように同じになっている事があったため、元々目の大きめの萌え系統の絵を描くのは苦手な可能性がある。また、『beatmaniaIIDX18 Resort Anthem』のロケテ時のポスターに描かれた彩葉とリリスの顔の描き方は、大幅に雰囲気が変わった16thに比べ、以前(12thあたり)と同じような描き方になっていた。

ボンバーガール』にツガルが参戦した際には、ボンバーガール本編のテイストに合わせた萌え系のイラストを手掛けており、驚いたプレーヤーも多かった。


キャラの特徴

ROOTS26の登場人物は、親子関係が決して良好ではない者が多い。

例を挙げると、

上記の通り各キャラの設定だけでも「許し難い親が存在している」という態度が現れている。

特に士郎の父である弦士は、まさに肉体が消滅した後でも醜悪な人間として見なされる描写がなされていた。

一方で識やデュエルのように家族愛に満ち溢れていたり、両親を大事にしていたりする描写があるキャラクターや、実家の店を継ぐために学業を両立しながら出前等の手伝いと修行している鉄火等も居るが、彼らにスポットを当てたエピソードが作られていない。なお、識の娘がDistorteDの楽曲「ALFARSHEAR 〜双神威に廻る夢〜」の曲ムービー中に一瞬だが確認できるものの、現時点でも設定や名前すら存在しない。

上記の設定からか、「親子、兄弟姉妹、身内同士であっても必ず理解し合えるわけではない」という家族愛へのアンチテーゼが込められているとファンからは考察されている。


かつて見られた批判的な意見

LOVE_SHINE」と「DoLL」のムービーを手掛けた辺りから批判的な意見が現れた。これまでのセクシーで硬派な画風から、アニメ調・少年漫画系のスタイリッシュさを意識したものに変化しており、(ゲーム自体の方向性の変化も含めて)すぐには受け入れられないプレーヤーが多かった。

やがて月刊アルカディア内のコーナーROOTS26でキャラクター(特に女性キャラクター)について深く掘り下げられるようになると更に否定的な意見が強まり、酷い場合だと炎上にまで発展してしまう事も珍しくもなかった。

(特に、EMPRESSのロケテ時の天土の衣装や紗矢の設定等の批難は強く、SIRIUS稼動時での音ゲー板でのスレで炎上したこともあった)


但し、先述の通り「時間があれば過去のアメコミ風の絵を描いてみたい」とインタビューで口にしているほか、過去にブログ内で紗矢に関する設定に対して謝罪している。そのため、画風の変化や脚本・キャラ設定の掘り下げは本人が1人で決めたわけではなく、シリーズ全体のプロデュース方針の変化、および関係スタッフの要望によるものと推測される。


SIRIUSではリザルトを新規に描き下ろしておらず※1、ROOTS26_S(suite)Vol.3の第四話では鬱展開になってしまっている。

ここから、新規にイラストを描かなかったのは、批判の影響で「描かない」=「描けない状態になっている」、鬱展開なのも、精神的に不調を抱えているのが影響しているのでは?という憶測が一部のファンの間で流れていた。※2

一度GOLIが体調を崩したと、ブログ内で言及していたというのも憶測を呼んだ要因の一つとされる)

または、要望を押し付けたスタッフや自身を批判したアンチへの反発心や嫌がらせが込められてるとも考察されている。

しかしこれらはあくまでもファンの推測なために、事実ではない。 ※3


※1:SIRIUSでリザルトが少ない理由は実際は病気などの影響ではなく、SIRIUSではSIRIUSの画面(選曲画面・ゲームオーバー画面・オプション画面・プレー画面・PARTY MODE等)担当者だったからと本人が語っている。

※2:実際にかかった病気は胃潰瘍とのこと。

※3:実際に、一部の内容(SIRIUSのリザルト、脚本についての憶測etc...)については、本人がtwitterにて否定している。


その後

Resort_Anthemにおいてのリザルトイラストは全員男性キャラのイラストになっており、Lincleではリザルト用のイラストは描かれなかった。

また、ROOTS26の人物達のストーリー展開はあまり進んでおらず、それどころかROOTS26 S(suite)Vol.4にてユーズセムに突発的な後付がされたり、ROOTS26 S(suite)Vol.5においてはとうとう脚本を担当しなくなってしまった。※

ROOTS26関連の展開は進展されていない反面、Devilz StaircaseでのハイパーMamonisといったムービーでのイラスト、ポップンに出演させることは不可能だと言われていたROOTS26のキャラを新規描き下ろしで出演させたりと、他方面は高い評価を受けている。


※ただし、ROOTS26 S(suite)Vol.5はGOLI本人が「プロットに時間をかけて書いたことや加筆修正も一番した想い出の作品」と語っており、脚本をよそに丸投げをしたというわけではないとのこと。


近年の動向

beatmaniaIIDX 20 tricoro以降、継続して最新作までリザルト絵を担当。

tricoroでは9th以来11作ぶりに女性キャラがAAランク以下を担当した。

昔はAAAや曜日リザのご褒美だった美少女も、近年はAやAAランク担当になり、割と誰でも見やすくなってきている。

PENDUALではロリ天土などようじょキャラも多数描いた。

SINOBUZの忍者衣装なども評価は高い。

リザルト以外にもポスター絵やムービーを多数担当している。Lincle KingdomキャラのCuveliaは人気のためか3曲もムービーが搭載されている。


昔の絵柄を忘れた訳ではなく、SINOBUZの「Rave Cannon」では従来の画風のセリカやエリカが見られる。



人物

自身のTwitterではたまにIIDX関係の意外な製作秘話を語ったり、スクール水着のMamonisなどネタ絵を投下したりしている。テレビアニメ版『武装神姫』が放送中はツガル回を実況していた。


女性キャラ、男性キャラどちらも人気があるが、本人的にはツガルや天土ちゃんが好きらしい。


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