ゲーミングPCの特徴
3Dグラフィックスを高解像度・高フレームレートで表示するため、高性能なGPUと大容量のVRAMを搭載しているほか、GPUのボトルネックにならないようCPU性能も比較的高いものが多い。PCゲームの主なプラットフォームがWindows対応であるため、OSは必ずWindowsである。当然ながらパソコンなので、普通のPCにできることはたいてい何でもできる。
かつてゲーミングPCと言えば、ビデオカードを搭載したデスクトップパソコンだったが、2010年代からはノートパソコンのゲーミングPCもある。
大画面のディスプレイで高性能なハードウェアを要求する最新のゲームタイトルを快適にプレイすることができる。高画質の動画編集も普通のパソコンより快適にこなす。また、スペック次第ではあるが、ゲームをやりながら配信を行い、多くの人にプレイ映像を見てもらうことも可能(PS4やPS5は「ブロードキャスト機能」としてオンライン配信機能を備えているが)。
ゲーム専用機に比べ価格と消費電力が高いのが難点。しかし、PCでしか出来ないことがあるのも事実である。
2010年代以降は、PCにLEDを取り付けて光らせたり、筐体内にフィギュアを配置してショーケースのような演出をしたりといった「映える」趣向も流行している。
関連タグ
core:インテルのマルチコアCPUシリーズ。i5、i7、i9がゲーミングPCに使われる。ゲーム性能で有利とされる。
Ryzen:アドバンスド・マイクロ・デバイセズ(AMD)のマルチコアCPUシリーズ。5、7、9がゲーミングPCに使われる。画像や動画編集の面で有利とされる