銀座

ぎんざ

一般的には東京都中央区の町名を指す。

概要

町名として一丁目から八丁目まである。

繁華街として世界的に知られており、地価が日本一高い場所でもある。

なお、この辺りから有楽町・日比谷にかけて少なからぬ土地・建物を所有しているので有名な企業としては朝日新聞社,読売新聞社,東宝,松竹などが有り、これらの企業は純利益だけを見れば「不動産事業がメインで、世間一般で『本業』と見做される事業は趣味・社会貢献・客寄せとしてやっている」が実状と言ってもよい。

銀座は国の法律（タクシー業務適正化特別措置法）で、新橋駅日比谷口前、阪急メンズ東京前の交差点、銀座四丁目、新橋の各交差点を頂点とした区域の内側では土日祝日と休日以外の22時から25時までの3時間は設定されたタクシー乗り場以外からの乗車が禁止されている。

この乗り場へも交通渋滞を防ぐために入構ルートが指定されており、指定されたルート以外で入構するとタクシーセンターの指導が入る。

銀座は東京の中でも、明治からずっと繁華街として栄えている場所である。

そのため、現代のイラストよりも明治・大正・昭和初期の浪漫的イラストを多く見ることができる。

人通りの多いエリアや商店街を○○銀座と呼ぶ事も多い。

東京都内では戸越銀座などが有名で、熊谷市や本庄市にもそのもの銀座の地名がある。

元来銀座とは、中近世特に江戸時代の銀貨の製造を行う施設を指す。

江戸にしか存在していなかったわけではなく、現在の静岡市、京都市、大阪市、長崎県にも置かれている。

現在の東京銀座にあった銀貨造幣所も江戸後期には日本橋に移転している。

また貨幣としては銀だけでなく金も流通しており、その造幣所は金座であった。

江戸の金座は現在の日本銀行本店の地である。