概要
主として主要駅、空港、ホテル、商業施設、歓楽街、病院、オフィスビルなどに設置されている。
屋根付きで雨でも濡れずにタクシーを待てるよう配慮されている場所もあれば、道路沿いに看板が置かれているだけの場所もある。
自治体や施設の所有者が全てのタクシー事業者向けに開放している乗り場と施設の所有者が特定のタクシー会社・無線組合と契約し、特定のタクシー会社グループ、無線組合に所属する車両しか使用できない乗り場がある。後者を特に専用乗り場と呼ぶ。
順番待ちをするタクシーが公道にまで溢れかえらないよう、駅や空港といったタクシーが多数集まる乗り場には大抵待機用の「タクシープール」が併設されている。
乗り場に集まるタクシーの台数に対して併設のプールの容量が足りない場合、近隣の駐車場を第2プールとして乗り場と乗り場併設プールにいるタクシーの台数をカメラやフリーフローアンテナ・ETCなどで管理し、必要な台数を第2プールから出庫させるショットガン方式を採用している箇所もある。