真井あかり
まいあかり
「この姿のときに小学生扱いするのやめてよね!」
概要
変身すると16歳の姿に成長してしまうが実は小学生の魔法少女。
クラスメイトからは大人っぽく見られるが、
知識と教養を身につけても嗜好は幼く根は素直。
大好きな“ぷちうさ”を見るとテンションが上がって子どもらしさが出てしまう。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
人物像
「お月見はゆらねむパジャマパーティー」及び由良蛍の魔法少女ストーリーで初登場した魔法少女。
小学生ながらしっかりしており、寝ぼすけな蛍を起こしに行き校内でも昼休みに教室を訪れるほど。
過去に学校で世話していたウサギが死んだ直後、寝ている蛍を倒れていると誤解して保護して以来今に至る。
遠縁の親戚である二階堂陽斗(はると)に惚れており、彼ともっと一緒にいたいが為に陽斗の家から近い栄総合学園にお互い通っている。二階堂家も真井家も事業を行うなど裕福な家庭ではあり、あかりも聖リリアンナ学園のようなお嬢様学校に通うことも可能だったが、陽斗の想いを優先させたことになる。
また、陽斗がデザインしたウサギのキャラクター「ぷちうさ」が大のお気に入りで、元々は陽斗があかりのために描いた物を陽斗の父が勝算があると睨んで商品化、今では人気キャラクターとなり、陽斗も関連事業に携わっている。そのためあかりは陽斗からぷちうさグッズをもらっていたりする。
しかし、陽斗はもちろん自分の家族も二階堂家もあかりのことを「陽斗の妹的存在」と見ている状況で、あかりとしてはこのことがコンプレックスになっている一面もある。
魔法少女として
衣装はオーソドックスな魔法少女らしい…というより他の魔法少女と比べるとだいぶ煽情的な恰好で、身長やスタイルが16歳の姿に成長して大人のそれに近くなり、髪も変身前のベージュのセミロングからオレンジのツイン三つ編みに変わる。またあそこも大きくなっている。
武器は身長を超える大きさの大刀。
通常、魔法少女に変身する際は衣装が変わるだけだが、彼女の場合は衣装どころか外見そのものが別人レベルで変貌するという異例の仕様である。
それもそのはず、願い事は「大人の女性になれるように」というもの。しかし、陽斗が恋仲と噂されていた部活の女子マネージャーと一緒にいる場面を見て焦ったとともに、いつも見ている変身ヒロインアニメ『秘密のヒロイン・ミミカル☆ミミコ』のことを思いだし、同様に小学生から大人に変身する主人公のミミコのように変身できたらと思ってしまい、それをそのままキュゥべえが反映させてしまったためである。
そしてこの変身特性が魔法少女ストーリーおよび主役イベントで語られる陽斗との奇妙な三角関係に関わる事になる。
ゲーム上の性能
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | 80 | 22,266 | 7,212 | 7,262 |
★5 | 100 | 27,831 | 9,011 | 9,075 |
コネクト「もうっ!仕方ないわね」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ]& 光属性攻撃力UP[Ⅶ] |
★4 | 攻撃力UP[Ⅸ]& 光属性攻撃力UP[Ⅸ] |
マギア「想いの一閃、受け止めて!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 横方向に属性強化ダメージ[Ⅴ]& BlastダメージUP & 光属性攻撃力UP & 防御力UP(自/3T) |
★5 | 横方向に属性強化ダメージ[Ⅶ]& BlastダメージUP & 光属性攻撃力UP & 防御力UP(自/3T) |
専用メモリア「誰にも内緒の宝物」
大好きなお兄さんは色々な物をくれる
色とりどりのクマちゃんやちょっとした小物
そして、大好きなぷちうさ!
嬉しいけれど、ちょっと子どもっぽい…かも?
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | アビリティ |
装備可能 | 真井あかり |
イラストレーター | 都筑禰己 |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 440 | 520 | 0 |
Lv.40 | 1,100 | 1,300 | 0 |
アビリティ「モラールブラスト・アデプト」
特殊能力 | 効果 |
---|---|
通常 | BlastダメージUP[Ⅳ] & Blast攻撃時MP獲得[Ⅱ] |
限界突破 | BlastダメージUP[Ⅴ] & Blast攻撃時MP獲得[Ⅲ] |
活躍
魔法少女ストーリー
真井あかり
- 第1話「私の大好きなお兄さん」
あかりは大切なマスコットキャラ「ぷちうさ」誕生のきっかけを明かしたうえで自分が魔法少女になった経緯を蛍に話す。
意中の男子、二階堂陽斗が高校生になったすぐ後の頃、相変わらずあかりは陽斗から妹扱いされていた。
更に陽斗が同じ部活のマネージャーと付き合ってるという噂を聞き、TV番組「ミミカル☆ミミコ」を見て自分も大人になれれば…との想いを抱き、噂通りマネージャーと良い雰囲気の陽斗を目撃したその時、以前からあかりの様子をうかがっていたキュゥべえが目の前に現れた。
キュゥべえから事情を説明され、陽斗が取られるという焦燥からあかりは「ミミコちゃんみたいに16歳に変身させて」と願い、魔法少女となった。
望み通りの姿となり、これでもう陽斗に子供扱いされないと意気込んだがミミコの本来の姿は小学生。つまりあかり本来の姿は小学生のままであり、ミミコのように16歳に変身する力を得たに過ぎなかった。望んでいたのと違うと反論しても、後の祭り…おまけに蛍からも「最初から16歳だった事にしてほしいと願うべきだった」と言われ、マネージャーとの関係も誤解だったという始末。
魔法少女の使命にしたって夜は補導されかねないし、変身しても逆に目立つので魔女を探しづらい。魔女の口づけを受けた陽斗を救出したが、ミミコの姿を見られたため自身を女優の卵である事にした。これが後にあんなややこしい事になるとも思わずに…
「違うの…!私は本当の意味で16歳になりたかったの!」
- 第2話「お兄さんが好きになった人」
翌日、陽斗に見せた16歳の姿と本来のあかりが同一である事に気づいているかどうか確かめたところ、疑う様子すら無かった。それどころか陽斗は16歳の方のあかりに好意を抱いていた事を知ってしまう。
それでもあかりは陽斗に本来の自分を好きになって欲しいという気持ちは変わらず、蛍になぜ陽斗の事が好きなのかを分からせるべく自身と陽斗とのエピソードを話す。
中でも魔女の捜索をしていた所を陽斗に見つかってしまい、陽斗は16歳のあかりを探していたのを知りつい16歳の自分を咎めると、陽斗は怒った。これにより陽斗は自分と16歳のあかりを別人視している事に気づき、あかりは自己嫌悪からその場を駆け出してしまった。
「あげくに逃げ出すなんて本当に子どもだったと思うわ…」
- 第3話「どちらの私も…」
そしてあの路地裏に戻ってきてしまい、キュゥべえと契約した事を後悔。
陽斗に見つからないよう隠れていた所、またしても陽斗が魔女に狙われ飛び降り自殺を図ろうとしていた。間に合わないと思ったその時、蛍が陽斗を受け止め救出してくれた。
二人で魔女を倒し、陽斗の所に戻ると蛍とあかりはお互いが魔法少女である事と以前ウサギ小屋で面識があった事を知り、そこから二人は親友同士になった。
また陽斗からあかりを怒った真相を聞く事もでき、和解を果たせたうえいつか陽斗の心を掴む希望も見いだせた。
そのうえであかりは陽斗が好きになった16歳の自分も本来のあかりの一部である事に気づき、焦って背伸びせず一歩ずつ自分の足で歩き大人にならなければいけないと自身を見つめ直せた。
今は陽斗に相応しい女性になるべく自分磨き中であり、蛍の世話もその一貫。蛍に感謝の意を告げたが、彼女は寝ていたのだった。
「私が大人になるまで待っててね陽斗お兄さん」
由良蛍
第一話の冒頭でいきなり登場する。眠い蛍を学校へ連れて行ったりした。
期間限定イベント
『ドリームハロウィンフェスタ 〜アリナ先輩!いい子になるの!〜』
『恋は△ 愛は●』
想い人である二階堂陽斗が両親に香春ゆうなとのお見合いを強く勧められ、二人の結婚を阻止すべく奔走する。
陽斗は過去に自分を救ってくれた想い人への恋慕を、ゆうなは憧れのマミに近づく為の修行を優先しており、両親に内緒でお見合いの話を白紙に戻したが、後に陽斗の想い人は魔法少女時のあかりである事が判明してしまう。
後に陽斗とゆうなの食事会当日になるとあかりの陽斗への好意と陽斗の初恋の人への恋心との間で葛藤し、それを見かねた蛍に諭される形で陽斗に自分の気持ちを伝えに行く。
柚希姉妹と蛍の協力により、何とか陽斗とゆうなの間に乱入したあかりは彼が結婚してしまうのは嫌だと泣き出した為にあかりと陽斗、ゆうなと両親がそれぞれ話し合う事に。
初恋を諦めようとする陽斗に対し、あかりは簡単に恋を諦めてはいけないと自らの考えと意思を伝え、その成長ぶりを彼から認められた。
数日後、食事会であかりが起こした行動が原因でいつもより陽斗から子供扱いされる事に不満を抱くも、蛍からは陽斗にとってあかりは世界一可愛い女の子だと思ってるとフォローされ、いつか彼に妹ではなく一人の女の子として振り向いてもらいたいと思うのだった。
余談
声を担当する大久保瑠美は、テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』にて多数の脇役(魔法少女、女子、看護婦B、看護婦A、女子生徒)として出演しているほか、劇場版の『[前編]始まりの物語』/『[後編]永遠の物語』にも脇役(女子)で出演経験がある。
関連タグ
タルト(魔法少女たると☆マギカ):外伝作品出身、光属性のブラストゴリラ繋がり。
チベットちゃん:『魔法少女まどか☆マギカ』本編終盤に登場する先代魔法少女のうち、あかり役の大久保瑠美が演じたとみられる魔法少女。
深月フェリシア、江利あいみ:同様に中の人がまどマギ本編及び新編で端役で出演したのち、マギレコで魔法少女役となった繋がり。
香春ゆうな:同じく家が金持ちの魔法少女。イベントで共演している。
調辺アコ:小学生が変身し、中の人が共通ということで連想できる人物。仮の姿の時は成長したように見せかけていた(変身成長パターンは灯花の中の人が演じた別のキャラが該当)。
森沢優:『魔法の天使クリィミーマミ』の主人公。普段は幼馴染の年上の少年に子供扱いされる一方で、その幼馴染が魔法で変身した自分自身の姿の大ファンになってしまうという奇妙な三角関係に悩む。
第二部のその後はお料理に力を入れ、陽斗に差し入れを作っているものの、妹扱いされる点は変わらず。