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シャナルア・マレンの編集履歴

2023-10-22 05:51:40 バージョン

シャナルア・マレン

しゃなるあまれん

シャナルア・マレンとは、「機動戦士ガンダムAGE」の登場人物。

CV:朴璐美


人物像

第3部(キオ編)から登場。

地球連邦軍の女性パイロット。可変MSクランシェに乗る。階級は中尉。27歳。

戦いに身を投じたばかりのキオ・アスノの教育係として「敵を倒す為の戦い方」ではなく「自分が生き残る為の戦い方」を教えた。


病気の妹がおり、彼女の治療費を稼ぐ為にヴェイガンへ連邦軍の情報を流すというスパイ行為をしていたが、その事が発覚した為、ディーヴァのロストロウラン到着時にクランシェを奪取して脱走。それを追いかけてきたキオへ銃を向け、現実の厳しさを問うが、最後はAGE-3を狙ってきたダレスト・グーンのウロッゾからキオを守るべく剣を抜き、相打ちとなった。


余談

一見するとキオの事を深く考えている人物に思えるが、改めて彼女の言動・挙動を見るとキオに対する配慮に欠けているようにも見えるとの意見も多い 。

実際に戦闘中では「討たなければこちらが討たれる」という状況の中で、彼なりに大切な人達を守るために敵を倒してきたキオに対し「敵だって家族はいるんだよ!!」「人殺しを楽しむな」などという理不尽な叱責をしている。

本当にキオの事を考えているのなら、そもそも非難すべきなのはキオではなくゲーム感覚で謂わば人殺しの技術を教育し、人命を奪う事に対する抵抗感を薄めたフリットであり、同時に「子供を戦争に巻き込むな」と訴えるべきである。

キオもまた今起きている地球連邦とヴェイガンとの戦争に巻き込まれ半ば利用されている犠牲者でもあるのである(がこれを理解できていない大人達がほとんどなのがキオにとっての悲劇とも言えるのかもしれない)。


それでもキオはシャナルアから「命の大切さ」や「戦争の悲惨さ」を知り、人間として大きく成長できたのは紛れもない事実だが、三世代編では皮肉にもその教えが仇となり今度はヴェイガンの内情に同情し敵を助けるという思考をから否定されるという孤立を味わう羽目になった。

現にキオの行動はヴェイガン側に深く同情し彼らを戦争から助けるのに注力するあまりにセリック・アビスやデレク・ジャックロウといった自分が守りたいはずの人々に入っているはずの身近な味方たちを死の運命から救えず(結果的に)見過ごしてしまったという形として現れてしまった。

つまり、結果論とはいえシャナルアの教育は(キオを戦争の道具の様にしか見ていないフリットからすれば)単にキオに悪影響を与えてしまっただけとなってしまった。


妹を救うためとはいえ、自分のスパイ行為によってオリバーノーツの市民や(脱走する際に)ディーヴァの整備班を始めとした多くの人命を奪ったばかりか、キオに間違った(?)教育を施したせいで、フリットやセリック達アビス隊に終始迷惑をかけまくったシャナルアではあるが、一方でそんな彼女がスパイ行為をする羽目になったのも、フリットが一斉検挙をきっかけにヴェイガンとの和平を拒絶した事が小説版で明かされており、こう考えるとシャナルアもまた、キオやこのと同様、戦争の長期化によって人生を狂わされた被害者だったのかもしれない。


小説版・外伝

「キオが戦争に駆り出されたのは自分たち大人」だということをしっかりと理解しており、キオが敵を殺さずをえない状況に涙を流していた(ユノアはそんな彼女に対し、「いい面の皮」と見下していた)。その後、ロストロウランでは生きたまま焼かれてコックピットから放り出されて死亡するというショッキングな最後を遂げ、キオの心に大きなトラウマを植え付ける事となった。

ウェンディによると、キオと出会うまでお酒を止められなかったほどのアルコール依存症だったようで、精神的にもかなり追い詰められていたようである。


スーパーロボット大戦BXにおいては、彼女を生存させることも可能。条件を満たせば、後半でキャプテン・アッシュが加わった際に再復帰する。一応、戸籍上では「死亡」扱いにして宇宙海賊ビシディアンに加わって活動をしていた、という形で生存していたようである。


コミカライズである『クライマックスヒーロー』ではスパイ関連の設定は尽く省かれた。

キオに対し「暴走する彼を蹴っ飛ばす」「どこからか金棒を持ってきて追い回す」「窒息寸前まで大量のホットケーキを喰わせる」など、かなりぶっ飛んだキャラになっているが、キオに対する愛情は本物。最期もゼハート・ガレットの攻撃からキオを庇って戦死するというものになっている。

また、その際にキオに看取られた。

やはりどの作品においても、シャナルアなしではキオは語れないようである。


関連タグ

機動戦士ガンダムAGE ガンダムAGE

キオ・アスノ ナトーラ・エイナス セリック・アビス デレク・ジャックロウ ジョナサン・ギスターブ

おねショタ


カテジナ・ルース:シャナルアのオマージュ元と思われるガンダムキャラ。こちらも主人公から姉の様に慕われるも途中から裏切るといいう共通点がある。

ジラード・スプリガン:本作におけるもう一人の裏切り者の女性パイロット。

アンドリュー・バルトフェルド:SEEDにおいてシャナルア同様、主人公に「戦争をどう終わらせるか」「敵を倒すだけでいいのか」を説いた人物。

シュウトリジェネ・レジェッタ:ガンダムシリーズにおける中の人繋がり。奇しくもどちらもゼハートの中の人と共演している。


榊洋子:シャナルア同様、主人公に「敵を倒すだけでいいのか」と説いた女性繋がり。しかし、こちらも結局、劇中において教えが生かされていない。

メリビット・ステープルトン:子供が人殺しをすることに誰よりも意を唱えた女性。ある意味シャナルアや榊洋子よりもより論理的である。

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