基礎データ
全国図鑑 | No.0971 |
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パルデア図鑑 | No.311 |
英語名 | Greavard |
ぶんるい | おばけいぬポケモン |
タイプ | ゴースト |
たかさ | 0.6m |
おもさ | 35.0kg |
とくせい | ものひろい/もふもふ(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
進化
ボチ→ハカドッグ(Lv30以上で夜にレベルアップ)
概要
オレンジアカデミーの生徒によって撮影されたレポート動画にて公開された。
目元が大きく隠れるほどの灰色の体毛で全身が覆われており、ロウソクのような形状になった頭頂部には紫色の炎がほのかに揺らめいている。しかしほのおタイプは付いておらず、ゴースト単体である。
人と関わりを持たないまま死んでいった野良の犬ポケモンが生まれ変わった姿と言われており、そのためなのか寂しがり屋で人懐っこく、少し構っただけでも喜び、ひたすら後をついてくる。
パルデア地方ではパートナーにしやすいポケモンとしても有名だが、実は無自覚に人間の生気を吸い取っているという、ゴーストポケモンらしい一面を持っている。
PVでは、撮影にやってきたアカデミーの生徒と遊んでいたが、少しずつ生気を吸い取って失神させる事態を図らずも引き起こし、眠ったと思い込んでいるのか舌で舐めていた。
普段は頭頂部を出したまま地中で眠り、明かりで人が近寄ってくるのを待っている。近づくと不気味な声で鳴きながら地面から飛び出すため、ほとんどの人間はこのボチの行動に驚いてしまうようだ。
名前の由来は「墓地」および日本で飼い犬にしばしば与えられるポピュラーな名前「ポチ」。
ピィ以来の(同期も含めるとパモに続く)名前が2文字のポケモンでもある。
また、遊び相手の命を吸う設定から「ひとりぼっち」というネーミングも考えられる。
英名が「Greavard」である事を踏まえると、モチーフはおそらく犬の品種のひとつであるブリアード(Briard)。
または墓地を守るブラックドッグの一種チャーチグリム。毛むくじゃらの容姿を考えると黒妖犬繋がりでヘアリージャックの要素が強いか。
ゲーム上の特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
50 | 61 | 60 | 30 | 55 | 34 | 290 |
ゴーストでは少数派な鈍足物理寄りの能力値。
他の子犬系ポケモンであるパピモッチやオラチフは序盤のエリアから普通に出会える一方で、ボチは各種設定とは裏腹に生息域が終盤エリアにあたるマップ北部に集中している。
野生出現の最低レベルも進化条件の30を超えており、習得する物理ゴースト技もLv.41の「ゴーストダイブ」まで「したでなめる」しか覚えない為、ボチを愛犬としてパルデアを冒険するには色んな意味で難しい境遇にある(そのための事前PVだったとも言えるかもしれない)。
無理をすればバッジ2個の北側エリアに侵入してLv.30のボチを従えたり、南5番エリアにいるハカドッグの固定シンボル(イキリンコで完封できる)を頑張って捕まえる事は可能。
運が良ければ☆1テラレイドでLv.12の個体も入手できるため、序盤の入手法としては一番現実的か。
カラフシティまでたどり着けばデリバードポーチでものまねハーブが入手できるため、タマゴ技のかげうちを他のポケモンから教えてもらえば少しは戦いやすくなる。運と愛の両方があるなら連れて行ってみるのも一興かもしれない。
設定通りそれら生息地では地面に埋まっていることが多く、プレイヤーが近づくと地中から元気に飛び出してくる。中には道沿いに3~4匹連続で埋まっていたり、ハカドッグを中心に5~6匹弧を描いて埋まっていることもある。
だがそれ故、RTAでは小さく保護色になって見えづらい、真空判定でエンカウントするといった要素からお邪魔キャラとして悪名高い。
余談
「パルデア地方のゴーストタイプのポケモンの記録映像」初公開時は名前が公開されていなかったため、『ポケモン剣盾』におけるソニアのワンパチの鳴き声兼愛称であるイヌヌワンになぞらえた「シヌヌワン」という仮称がTwitterにてトレンド入りしていた。
しかし、実際に公式から出された名前が「ボチ」だったため、多くのトレーナーは「完璧なネーミングに完敗」「シヌヌワンでさんざん笑ったあとにボチでトドメ刺された」という感嘆の声を漏らしている。
この仮称は現在はボチの愛称として呼ばれている。
フリッジジムのライム戦ではDJ BOCHIとしてノリノリに踊っている個体が存在する。
関連イラスト
関連動画
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