概要
『王様戦隊キングオージャー』31話「二千年の愛」より、ヤンマ・ガストがジェラミー・ブラシエリに対して放った台詞。
ジェラミーは、かつて死んだ自分の母親であるネフィラがグローディ・ロイコディウムの力により蘇生させられており、彼女と戦うことは避けられないと分かっていながら決断を中々決めれずにいた。
そんな風に思いを馳せるジェラミーの姿がヤンマから見たらマザコンのそれだったのか、下記の台詞を用いて彼なりに叱咤激励するのだった。
しかしこれにより、作品を跨いだ複数の人物が流れ弾を食らうことに。
一連の流れ(中略あり)
ジェラミー「夢ならどれだけよかったか 。
おふくろを倒す手助けはできない。」
ヤンマ「動かすには、こいつとゴッドタランチュラがマストだ。
甘えてんじゃねぇ!マザコンタヌキ」
流れ弾を食らった被害者?達
同期の仮面ライダーシリーズ『仮面ライダーギーツ』のたぬきモチーフの仮面ライダー。
彼は両親を過去に失っており、唯一残された家族・肉親は姉だけであった。
それ故か姉の事をとても大切に考えており唯一の肉親である彼女の身に危険が及ぶ事態となると、周りが見えなくなり言動が若干粗暴になってしまう一面がある。
40話では姉が敵(?)の策略で怪人に変貌させられてしまい、それを知らない仲間に倒されてしまう。
それから新たな力を手にすると同時に、彼に並々ならぬ憎悪を抱いていく。
以前からその景和の態度から一部視聴者の中ではシスコン扱いされてしまっており(前述の通り景和は唯一の家族を失いたくないという一面が大きく、姉のことによるそれはどちらかというと失う恐怖と言うべきものの為決してシスコンではない)、ヤンマのこの発言以降ゴーサインが出たと言わんばかりにTwitterではこの発言を引用してシスコンタヌキなる蔑称が生まれ、罵倒するネット民が増えてしまった。
同期のガンダムシリーズ『機動戦士ガンダム水星の魔女』に登場する女主人公。以前からそのたぬき顔によるいじりが流行っていたが、
彼女は母親の事を疑うことなく信じており(母親の洗脳にも近い巧みな話術もあって)母親の事を慕い助けを求めることもあれば、上手く言いくるめられた場合は直前まで恐怖していた人殺しすら実行してしまうほど純粋に母親の事を疑っていない。
これによりスレッタはマザコンにも見えると一部ネット民に扱われた挙げ句「マザコンタヌキ」はネットでのスレッタの蔑称としても使われることとなってしまい、実際Twitter上でも「マザコンタヌキ」がトレンド入りした際にスレッタへの罵倒かと勘違いするユーザーも現れた。
上記の『仮面ライダーギーツ』のきつねモチーフのライダーに変身する主人公。
彼は実は二千年もの間輪廻転生を繰り返しており(この点は形こそ違えど二千年生きてきたジェラミーと似て非なる部分がある)、かつて生き別れた母・ミツメを慕い、生きる中で探して求めては幾度無く転生していた。
なんとも壮大な人生ではあるが一部ネットではこれすらもマザコン扱いされていることがあり、マザコンキツネなる蔑称が生まれ罵倒されることになってしまった。