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日曜日のたぬき

にちようびのたぬき

2022年秋、日曜日の地上波に、視聴者に姿を見せていたたぬきっぽいキャラクターのこと。
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概要

2022年秋、日曜日の地上波に現れたたぬきっぽいキャラクターのことで、以下の二人のことを指す(後に2023年でもう1人追加となった)。2023年に入るとイレギュラーとなるIRの2人が事実上の「日曜日のたぬき」として扱われるようになる。


※内容にはメインとなる『仮面ライダーギーツ』及び『機動戦士ガンダム 水星の魔女』をはじめ、『どうする家康』・『鬼滅の刃』など各作品のネタバレが含まれています。未視聴の方々はご注意ください。


主なメンバー

正規Ⅰ:日曜日のたぬき22年秋

「世界中の皆が幸せなら、俺も幸せなんで」

困った時は 助け合い!

「退場した全ての人たちが蘇った世界」

(✪ω✪)仮面ライダータイクーン ニンジャフォーム

午前枠のたぬき。

特撮ドラマ『仮面ライダーギーツ』の物語の語り部で、実質的な第二の主人公のような扱いをされる。

緑のたぬきモチーフの仮面ライダー・タイクーンに変身し、熾烈なデザイアグランプリに身を投じる。

デザ神になった際の願いは当初は「平和な世界」だったが、あるプレイヤー2人が死亡したことがきっかけで2回目以降は「消滅してしまった人々が生きている世界」に変わっている。

しかし、中盤で思いがけない真実を知ったことで英寿と仲違いとなり、最終章で唯一の肉親である姉の沙羅を敵の陰謀で失ったことで闇落ちしてしまい、旧運営に加担してまで「消滅した人々が生きている世界」をかなえ、蘇ったのもつかの間、またしても、沙羅を含めた家族が理不尽な理由で命を奪われたことがきっかけで、憤怒の復讐者になり果ててしまい、皮肉にも、英寿と同じ道に進んだスレッタとは真逆の道に進むことになってしまった。そして、英寿との一騎打ちする中で、ウィンに促される形で解放されたツムリが自身の創世の力を英寿に譲渡したことにより英寿に宿る創世の力が覚醒し、英寿に自分を信じることを諭され、和解することとなる。ベロバを倒した道長を殺そうとしたケケラを力づくで阻止したことで、自身の闇落ちの元凶が自身のサポーターのケケラであることが発覚。彼が理想とする仮面ライダー像を「お前が考えた単なる妄想」と一蹴しケケラと決別し、最終決戦でケケラを倒すことを決意。ケケラとの一騎打ちでは彼の卑怯な手を使ったことで劣勢を強いられるも、大智の命を受けたポーンジャマトが一般人を救出したことがきっかけで形勢が逆転。真のブジンソードに目覚め、相打ちになりながらもケケラを撃破し、サポーターを倒すことで本物の仮面ライダーになれたことを感謝し、ケケラの消滅を見届ける。

相性のいいレイズバックルはニンジャバックルで、邂逅編の終盤でニンジャフォームに初変身した。


お母さんが言いました。逃げたら一つ、進めば二つ、手に入るって」

「やめなさい!」

「止めに来たんだよ! 二人を!!」

水星ちゃん

午後枠のたぬき。

アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主人公。

赤毛麻呂眉褐色肌という外見から、視聴者からは「水星たぬき」というあだ名で呼ばれている。


互いに相手を怒らせかねないほどの正直者である点は共通しているが、コミュニケーション能力に関しては真逆。他、普段は苦労人基質だがいざとなるとやるタイプ。

第17話でミオリネから突き放され(後述)、続く第18話では母であるプロスペラや愛機であるエアリアル(・・・の中にいる存在(後述))からも突き放されてしまう。しかし地球寮の仲間達の励ましを受けて即座に立ち直り、更に地球で起きた暴動に関するニュースを見た際にも、寮長のマルタンが受けた状況と重ね合わせる事で、何故ミオリネ達が自分を突き放すような事をしたのかを即座に察している。終盤、魔女をモチーフとした禁断のGUND-ARMに乗り、母の陰謀を阻止することを決意する。

両者の登場作品ともにゲーム『コンパチヒーローシリーズ』に縁のあるシリーズの最新作であるため、いつか間接的に共演する日も来るかもしれない。


ろうそくみたいできれいだね

なんで…笑ってるの?人殺し!」(ミオリネがエアリアルに乗ったスレッタに向けて放った言葉)

笑顔 と 涙

アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物にして前日談の主人公。

スレッタ同様赤毛で麻呂眉という外見を持っており、当初は同一人物であるかのような描写がされていたが、物語が進むうちに別人との疑念を持ち始め、第14話のスレッタの母親の発言でスレッタとは別人であることが確定、更にその意識がエアリアルの中にいることや過去のプロスペラのの実子であることが判明した。

いわゆる午後枠のもう1人のたぬきにして、スレッタの事実上の姉といえる人物である。

その後はプロスペラの野望を成就するためにスレッタたちと相まみえるが、要塞に潜入したミオリネたちに阻止されてしまい。その直後に新たな敵の戦艦から放ったビーム砲からスレッタたちを守り大破同然となってしまう。スレッタの手でエアリアルを含むガンダムが消滅する運命に陥った際は、自身の意識をクローンたちと共にホッツさんのストラップに移されたことで自身の消滅を回避。3年後、ミオリネに対し小姑ぶりを見せている。


「これ以上、景和を苦しめないで!」

沙羅姉ちゃん変身記念仮面ライダーハクビ アームドクロー

『仮面ライダーギーツ』の登場人物で景和の姉。

ハクビシンモチーフの仮面ライダー・ハクビに変身する。

参戦する前はサボテンナイトジャマトの餌にされる・「時限爆弾ゲーム」ではターゲットに選ばれる・天国と地獄ゲームで、生き残りを賭けた人間の悪意に翻弄されるなど巻き込まれることが多かったが、ケケラの謀略により強制的にデザイアロワイヤルにエントリーされるが、その後もケケラの謀略に翻弄された挙句、IDコアが破壊され脱落。しかし、大智の謀略の犠牲となってしまい、景和の願いで一度は蘇るも、今度は両親共々ターボンに殺害されてしまい、事態を重んじた英寿によって知恵の樹に取り込まれたときの状態に戻された後、大智の体内から生成された血清により知恵の樹から解放された。

ハクビのモチーフとなったハクビシンはたぬきに似た猫の仲間であるため、日曜日のねこといえる存在であると同時に日曜日のたぬきに近い存在でもある。


正規IR:日曜日のたぬき23年?

「わしについて来いとは言わん!主を選ぶのはお前たちじゃ! 好きな主を選ぶがよい!」

「わしは…お前たちを信じる!!」「共をしたい者だけ付いて参れ!」

「さらば・・・狼。ありがとう、我が友。」

「かつての底知れぬ怖さがあった秀吉ならば、そんな事は口にすまい」「目を覚ませ。惨めぞ、猿!」

どうする家康絵まとめ

23年から時期の重なるNHK大河ドラマ『どうする家康』の主人公にして、江戸幕府初代将軍として名高い歴史上の人物。当初は「白兎」と称される程の気弱でどこか頼りない雰囲気を醸し出していたが、三大危機の1つ・三河一向一揆と三方ヶ原の戦いに直面しながらも、酒井忠次をはじめとする家臣団の支えや多くの人々との出会いと経験を糧に、一国の主として成長していく。

その最中、最愛の正室である瀬名と長男の信康と死に別れた、所謂「築山事件」をきっかけに、以前までの頼りなさは完全になりを潜め、とことんなまでに冷徹となる。

そして、織田信長に従順な姿勢を見せつつも、内心では「信長を殺し、天下を取る」という大きな野心を持つようになった。

しかし信長が明智光秀に討たれた事でその野心は叶わぬ願いとなったが、彼と過ごした日々が今の家康にとって大きな糧になった事を、上記の3行目の台詞と共に語っている。そして、三大危機最後の1つ・伊賀越えでは伊賀国の土豪である百地丹波に殺されそうになるが、服部半蔵率いる服部党の面々が身代わりになろうとしたり、伊賀者達の軍師となっていた本多正信が機転を利かせた事で危機を脱し、無事に三河へと帰還を果たした。

その後は以前のような人情味ある振る舞いを見せる一方で、自他の利害を冷静に勘案する言動や決断を行う事が増え、かつての頼りない雰囲気は消え去っている。そして小牧・長久手で秀吉と戦うも、紆余曲折を経て関白となった彼の臣下として戦の無い世の中を作るべく邁進。小田原征伐が完了し天下が一統された後は故郷の三河から、北条家の所領であった関東の地に国替えとなり、江戸を新たな本拠とする。

しかし、秀吉の朝鮮・明国への出兵命令に伴い、家康も側室の阿茶局や、本多忠勝・渡辺守綱を伴い備前国に建築された名護屋城へ入城。浅野長政が進捗報告の場でありながら秀吉を堂々と批判する現場を目撃したり島津家の将兵達の噂話を聞き「現地の戦況は芳しくないのでは?」と訝しみ、真相の調査を服部半蔵らに依頼。

その後、「現地で日本軍が苦戦を強いられている」事を知った家康は、現地の将兵の生命を救う事と秀吉の唐入りを阻止するべく命を賭した説得を行い、更に側室である茶々を京へ送り返すように頼み込む。

この諫言に憤った秀吉は徳川家を取り潰すと脅しをかけるが、それでも堂々とした姿勢と強気な態度を崩さず上記の4行目の台詞と共に秀吉を批判。一触即発の空気が漂う中、秀吉の御伽衆となっていた嘗ての室町幕府征夷大将軍・足利義昭が乱入。

彼が自らの昔話をした事で流石に頭が冷えたのか、秀吉は落ち着きを取り戻し、家康の頼み通りに茶々を京へ送り返し朝鮮・明国との交渉を承認する。秀吉の死後は、彼が見込んだ通り天下人としての素質を発揮、関ヶ原の戦いで石田三成を破り、初代将軍として江戸幕府を開いた後、わずか2年で秀忠に将軍職を譲り大御所となる。大坂の陣では淀殿に争いごとは自分と淀殿の手で終わらせるという手紙を送るも、淀殿の決裂により徹底抗戦を仕掛け、結果的に豊臣家が滅亡することになった。その1年後に体調を崩し、かつての仲間との思いを馳せながら息を引き取った。


「泣かぬなら、泣くまで待とうホトトギス」の句が示すほどの忍耐深く温厚な性格で時々「狸親父」呼ばわりされることを思えばこれも「日曜日のたぬき」か。ちなみに、幼名は竹千代・元服後の名前は元信だが、初回登場時は松平元康として登場し、松平家康を経て徳川姓を名乗る。

因みに「タイクーン(tycoon)」の由来である「日本国大君」は江戸幕府の将軍が外交の際に用いる称号である。(家康の頃はまだ名乗っていないが。) 狸なだけでなくタイクーン繋がりでもあるのはなんの因果か。そして遂には景和も…


スカポンタヌキが!」

「俺がテッペンだ」「叡智の王!」

「ピーピー喚くな三下が!!オレは媚びねェへつらわねェ…誰が相手であろうとも…意地とドタマでブッちぎる!!それがンコソパ総長、ヤンマ・ガストだ!!」

「お前等、いいから黙ってついて来い。俺は誰にも負けねぇからよ!!」

国王a.k.a総長令和狸合戦ぽんぽこ

23年春から放映時期が重なることになった戦隊作品『王様戦隊キングオージャー』のキャラクター。

チキュー5王国の1つで叡智とテクノロジーの国・ンコソパの王(国民からは『総長』と呼ばれている)で、トンボモチーフの戦隊ブルートンボオージャーに変身する。

ヤンキー然とした姿だがスラム街から総長に上り詰めた実力者で、スパイダークモノスを除く王様戦隊の装備を開発しているが、その一方で、ラクレスの本性を見抜くなどかなりの切れ者である。第1部のバグナラク編ではリーゼント部分に青いメッシュが入っていたが、第2部の宇蟲王編では金髪のリーゼントに変わっている。王の証は耳飾りで有する能力は「雷」。

彼はたぬきらしい要素は容姿にはないものの、スカポンタヌキなる独特の罵倒表現をよく口にする。そのインパクトからスカポンタヌキ構文なるものが作られたり、事実上の日曜日のたぬきとして扱われる。

第28話「シャッフル・キングス!」では宇蟲五道化の1人・ゴーマ・ローザリアの入れ替わりの術によりリタ・カニスカと入れ替わったことが原因で国民全員がヤンマの体に入ったリタの手でゴッカン送りにされた際、リタの体に入ったことを利用し全員釈放させ、同時に彼女の秘密を握ることに成功する。第31話「二千年の愛」ではヤンマはジェラミー・ブラシエリに対して「マザコンタヌキ」なる言葉を放ったが、この発言からSNS上ではスレッタまで「マザコンタヌキ」呼ばわりされたばかりか、景和の方は「シスコンタヌキ」と呼ばれるようになり、既に作品の放映が終わった2人の「日曜日のたぬき」に飛び火する事態が生じた。第31話の最後でダグデドの策略によりキョウリュウジャーの世界に飛ばされたのを機に、ヒルビル・リッチに自国を占拠されてしまう。一度は、自身のパソコンを破壊することと引き換えに側近のシオカラを救出したため奪還に失敗するも、シュゴッダムを除く3か国の奪還後に、オージャカリバーに秘められた機能・「王鎧武装・凌牙一閃」を用いて五道化に立ち向かい、ラクレスに内通しているヒルビルと入れ替わったゴーマを撃退する形で奪還に成功する。


正規EX:時をかける日曜日のたぬき?

「大切な人が傷つくより、自分が傷ついた方がいい」

「確かにあの人はヒーローだった。でも…もう紘汰さんはいない…だから僕達が、ヒーローにならなきゃいけないんだ!」

ぶどうブドウアームズ!斬月真

日曜日のたぬきが登場する9年前に放送された『仮面ライダー鎧武』の登場人物。

チーム鎧武の一員として、中華モチーフのライダー・龍玄に変身する。

温厚でやさしい性格と他人を蹴落とすこともいとわない冷酷な一面を併せ持ち、自身も高司舞を想う一幕があり、中盤、紘汰とそりが合わず対立。兄の貴虎を騙し窮地に追いやった後は、貴虎が所有するゲネシスドライバーを使って斬月・真に変身し、オーバーロードと手を組んでまで紘汰を騙し続けていたが、貴虎を思う凰蓮に見破られたことで自ら正体を明かし、貴虎が変身した斬月を倒し、チーム鎧武の仲間をも手にかけようとした。しかし、オーバーロードたちは鎧武によって敗死し、今度は戦極凌馬と手を組み命と引き換えに紘汰と一騎打ちしようとするも、紘汰の捨て身の策により彼に許され、追い打ちをかけるように凌馬が舞を手にかけたことがきっかけで自分の過ちに気づき、意気消沈してしまう。3か月後、生存を果たした貴虎の看病に励むが、その7か月後の脅威に唯一立ち向かい、始まりの男となった紘汰との共闘を経て、ビートライダーズたちと和解した。大学に進学した後は紘汰に加え戦線復帰した仲間たちや次作の主役ライダーであるドライブと共に宇宙から来た機械生命体と戦い勝利する。さらに、かつて凌馬の手によって消滅したはずの男との戦いで正義のライダー像が何なのかに気づき、6つ目のジンバーアームズにして龍玄の最強形態であるジンバードラゴンフルーツアームズの力を手にし、偽りの神となった男に引導を渡し、凌馬と対峙したときから続いた長い因縁に終止符を打った。

光実自身は日曜日のたぬきとは無縁であるが、演者の高杉真宙氏は『鎧武』終了後の約7年後にグルメチキンレース・ゴチになります!で1年間(しかも、日曜日のたぬきの2人が現れた2022年に)レギュラーとして参戦しており、初参戦時にたぬきに似たレッサーパンダのマスクをかぶり途中まで正体を隠していたため、(役者レベルではあるが)ある意味、日曜日のたぬきとなった。


派生部門

4名の日曜日のたぬきの関係者たち

派生Ⅰ:日曜日のきつね22年秋?

ここからが、ハイライトだ!

「このゲーム、勝つのは俺だ!」

「俺はデザグラが許せない!」

浮世英寿仮面ライダーギーツ

『仮面ライダーギーツ』の主人公。デザイアグランプリの無敗神話を更新し続ける謎の男。

赤いきつねモチーフの仮面ライダー・ギーツに変身する。

物語が中盤に入ったあたりから敵陣営が運営権を乗っ取ったジャマトグランプリ終盤で思いがけない真相を知ったことで、デザイアグランプリのすべてを憎むようになり、存続派の景和とも敵対することとなった。(デザグラを憎んでいるのは景和も同じだが、あちらは犠牲者の復活の為にデザグラを利用するつもりでいるのとその他諸々の恨み辛みや誤解も相まって英寿と反りが合わなくなってしまった。)その結果、九尾の狐をモチーフとした新たな力を得てかつての運営が関与しないデザグラとして生まれ変わることに成功する。景和との一騎打ちでは力では変えられないと証明するため、あえてタイクーンが振りかざす刃を受けようとしたその時、ウィンに解放されたツムリの創世の力と融合したことで自らに宿った創世の力が完全なものとなり、始まりの男よろしくと創世の女神のような白い姿へと変貌し、世界をもとに戻したのもつかの間、謎の鎖に拘束され、石化されそうになるも、自ら鎖を破り、ジットが変身したリガドを退けるも、黒いツムリに意識を乗っ取られたツムリが放ったマグナムシューター40Xの銃弾を介錯代わりと受け止める形で被弾したことで人間として死亡し、創世の神となってスエルとの最終決戦で景和たちと戦い、放った必殺技によりスエルを内側から破り消滅させ、自分が存在しない世界へと作り替え、某魔法少女の女神よろしくと人類からは自分の存在が忘れ去られているが、ツムリだけが自分の存在を覚えている。

相性のいいレイズバックルはマグナムバックルだが、他の大型バックルを使っても難なく戦えている。

主人公としての人物像はスレッタのそれに近いが、最終話目前でエリクトと同じ道を歩むことになる。


「人の人生、勝手に決めるなぁ!」

ミオリネ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のヒロイン。

第16話では自分と父をテロリストの凶弾から守るために残酷な手段に応じるしか方法が無かったとはいえ、人を殺しているのに平然としていられるスレッタに違和感を感じ、続く第17話では彼女を血なまぐさい世界から遠ざけるため、そして母・プロスペラの呪縛から解き放つために当人と取引に応じる。そして、その取引の結果、一方的にスレッタを突き放つことに・・・。

その後、ホルダーの座に返り咲いたグエルと共に、地球との交渉へ赴くのだが、プロスペラの野望が明るみとなると、自分の行動の過ちに気づき、先の決闘でグエルからホルダーの座を奪還したスレッタと和解。スレッタやグエルらと共にプロスペラの野望の阻止に奔走し、端末へのハッキングという最終手段をとってまでプロスペラの野望の阻止に成功する。

視聴者の間では、スレッタのたぬき扱いに合わせてきつね扱いされることがある。


「俺が求めているのは、『感動』だ」

「感動するよ、ギーツ」

"ZIIN LOADING"仮面ライダージーン

『仮面ライダーギーツ』の登場人物でデザイアグランプリを観戦する未来人。先述の英寿のサポーターでもある。

ギンギツネモチーフの仮面ライダー・ジーンに変身し、ギーツの戦闘を文字通りサポートする。情報収集にも長けており、英寿の出生の秘密やデザイアグランプリに関する情報を彼に提供した。しかし、グランドエンドによる自身の消滅を回避するため、名残惜しみながらもキューンと共に未来へと帰っていった。すべてが終わった後は「幸せになりたいと願う人々を応援する」新たなデザイアグランプリの開催を支援。それが形になった劇場版では新たなオーディエンス=視聴者と共にギーツ達の活躍を見守った。

『ギーツ』サイドの2人目の日曜日のきつねであるため、生体コードと化したエリクトを発展したようなタイプ(これらに関しては、未来人全般に言える。)であり、すべてが終わった最終話でキューンと共に現代に来ているため、スレッタに近い人物としても成立している。


派生Ⅱ:日曜日のうし?

「仮面ライダーをぶっ潰す!」

「さぁ、始めようか・・・仮面ライダー狩りを・・・」

「俺は・・・ギーツを信じる!」

Undead仮面ライダーバッファ

『仮面ライダーギーツ』の登場人物でギーツをライバル視する青年。

バッファローモチーフの仮面ライダー・バッファに変身する。

謀略編終盤で致命傷を負い、一度は退場するが、自分と相性のいいゾンビバックルの使い過ぎによる副作用で何とか生き延び、ジャマトグランプリにエントリーして、最終戦でタイクーンとギーツを不意打ちで倒した結果、ジャマ神として君臨するようになる。英寿復活後は彼と呉越同舟を組み、存続派のライダーを撃破していくも、運営側の策略により、参戦時の記憶とジャマ神としての力を失ってしまうも、ギーツの新たな力により、参戦時の記憶を有するようになったが、ギーツの新たな力に制限がかかっているためか、ジャマ神としての力はまだ戻ってなかった(ジャマ神の力に関しては道長自身が自ら手放していることが判明している。しかし、創世編の第2章で景和の願いが成就されるが、悪人の除外まで考慮されてなかったため、先述の通り、悪人まで生き返らせる事態を生んでしまったことから、その気になれば、(悪人が変身した仮面ライダー限定ではあるが)自ら手放したジャマ神としての力を英寿に願い出てまで受理させることも可能だった。)。その結果、闇落ちしたタイクーンに一方的に蹂躙されてしまう。

しかし「ゾンビは死にかけてからが本番」と称されただけあって、IDコアが砕かれる事もなく無事に生存している。ベロバとの一騎打ちでは、仮面ライダーベロバに蹂躙されるものの、一騎打ちのさなかでジャマ神としての力が復活し、その力を大いにふるいベロバに勝利した。スエルとの最終決戦後に自分たちが英寿に関する記憶が消えることを知らされた際、「人を化かすのも大概にしろ!」と憤慨するも、人間として死を選び神となった英寿の一連の行為自体、自分が彼を信じ続けた結果となり、人々が幸せになれる世界を手にすることができた。その後は、牛モチーフのライダー故に「おいしい肉が食いたい」という新たな願いを絵馬に書く。


「ゾクゾクするような世界を私に見せて?」

「アンタには不幸がお似合いよ。」

ベロバちゃん仮面ライダーベロバセンシティブな作品

『仮面ライダーギーツ』の登場人物でジャマトのスポンサーを務める未来人。後に先述の道長のサポーターとなる。

赤牛モチーフの仮面ライダー・ベロバに変身する。

チラミを襲ってヴィジョンドライバーを奪いジャマトグランプリを開催する。自身も、デザイン力を使ってチラミの指紋を入手し、巨大なベロバよりも小回りが利くグレア2に変身し、ギーツ抹殺をもくろむ。結果的に道長がジャマ神となったことでジャマトグランプリを閉幕。グランドエンドの際は創世の女神に願いを提示することで消滅を回避。後にジットからブラックレイズライザーカートを入手しプレミアムベロバに変身し、グランドエンドの遂行の手助けをする。しかし、道長との一騎打ちであえて仮面ライダーに変身し、優勢に持ち込む。しかし仮面ライダーに変身したことが仇となり、ジャマ神としての力を取り戻したバッファに敗北し消滅した。


派生Ⅲ:日曜日のねこ22年秋?

「私は諦めない、最後の最後まで戦う…私らしく生きるために!」

「私は鞍馬祢音!仮面ライダーナーゴよ!」

暗闇の間で輝く光仮面ライダーナーゴ

『仮面ライダーギーツ』のヒロインで、鞍馬財閥の1人娘。

黒猫モチーフの仮面ライダー・ナーゴに変身する。

幼少期の誘拐事件がきっかけで母の伊瑠美との親子関係がギクシャクしていた影響から「本物の愛がほしい」という願いを引っ提げてデザイアグランプリに参戦した。

実は、鞍馬家の本当の1人娘であるあかりが誘拐事件の際に死亡し、悲観に暮れていたころ、父の光聖がデザグラのスポンサーになることを条件に創世の女神から生み出された存在であることが中盤で判明し、ベロバが求める不幸の対象にされ意気消沈となり、デザイアロワイヤルでナーゴのIDコアが破壊されたため長きにわたって仮面ライダーに変身できなかったが、父・光聖から託されたファンタジーバックルとギャーゴのIDコアなど変身ツール一式を手にIDコアがナーゴに変わるのと同時に最終形態・ファンタジーフォームに変身し、プレミアムベロバに一矢報いることに成功した。

謀略編以降はファンタジーフォームを手にするまではビートフォームで戦っていた(初参戦となる邂逅編ではアームドクローといった小型バックルを使って戦ってはいたが)。


「僕は人を好きになったりしないよ。絶対に。」(4号)

「むざむざ死ぬのは、ゴメンだよ。」(5号)

「人殺しは向いてないね。次からは人助けにしときなよ。」(5号)

ペイルグレードの下じゃ飼い殺しだからさ ヘッドハンティングってやつ?」(本物)

笑って、そして蔑んで

(左から4号、本物、5号)

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、劇中では強化人士4号と5号、本物にあたるオリジナル・エランの3人が登場。

強化人士4号は劇中で最初に登場したエラン・ケレスで第6話までの登場。ペイル・テクノロジーズが擁立するパイロットであった。決闘でグエルに勝利し、その勢いに乗ってスレッタに決闘を申し込んだ結果、敗北しスレッタとデートする約束をするが、ペイルのCEO達に見限られてしまい焼却処分される。

強化人士5号は4号の後任として送り込まれた新たなエラン・ケレスで第10話から登場。CEOのニューゲン曰く「オリジナルと同じ性格の悪さ」を理由に選定された。ブリオン寮の2人からはキャラチェンジしたと不審な目で見られているが、人に溶け込めるほどのムードメーカーである一方で、生に対する執着心が強い。中盤でなぜかニカノレアと共に監禁部屋に監禁されたが、シャディクの策略により解放されると、暴走するノレアを追い、彼女を落ち着かせて改心させたのも束の間、ノレアがドミニコス隊によって射殺されたのを機に暴走。このまま行方不明となったと思われたが、地球寮の面々がいる仮設建物に赴き、スレッタの出生の秘密・プロスペラの目的などを彼らに提供したうえで、スレッタには今までの行動を謝罪した。最終決戦ではミオリネに同行しベルメリアと共に野望を成就しようとするプロスペラと対峙し、自ら放った銃弾が仮面だけにヒットした。すべてが終わった後は、亡きノレアの絵を探すために旅をしている。4号と5号の見分け方はつけている耳飾りの形状・胸飾りの巻き方・手袋の着用の有無・靴の色の4点である。

本物のエラン・ケレスは「ペイル・グレード」というペイル社独自のAIによって選定された人物で4号に比べると饒舌だが、尊大な振る舞いのせいでチュチュに嫌われそうなタイプの人物である。その一方で、ベネリットグループを裏切り宇宙議会連合に与したCEO4人を冷ややかな目で見るなど常識的な一面が覗えられる。最終的にミオリネがベネリットグループの解体を表明したことにより、他社からのヘッドハンティングを理由にペイル社を見限った。3年後はブリオン社の一社員としてグエルと共に学園の再建やジェターク社社員の再就職先を斡旋するなど、ペイルの関係者の中では数少ないハッピーエンドを勝ち取った。

3人のエランは日曜日のねことは無縁であるが、3人の中の人を担当した花江夏樹氏は『デジモンアドベンチャー(1999年版)』で主人公・八神太一役を準主要として登場した『02』まで出演した先代の藤田淑子氏から引き継ぎ『tri.』から出演している。さらに、『東京リベンジャーズ』にも出演し、同作で九井一を演じている。前者は一家の飼い猫がいるほか、妹のヒカリのパートナーデジモンのデフォルトが猫モチーフであった一方で、後者は黒龍在籍した当時の総長からは「猫コンビ」の猫と称されていたため、花江氏自身もある意味、猫とゆかりのある人物であった。


祢音は……娘は私が守る!」

「私の娘は、金では換えられない無二の存在だ!」

鞍馬光聖仮面ライダーギャーゴ

『仮面ライダーギーツ』の登場人物で祢音の父親である鞍馬財閥の社長。

ヤマネコモチーフの仮面ライダー・ギャーゴに変身する。

ギャーゴに変身する前は創世の女神に祢音の誕生と引き換えに就任したデザイアグランプリの一スポンサーであった。デザイアグランプリの存在が公になった際は、警察の捜索が入ってしまった挙げ句、自ら拘留されてしまうが、景和の願いのせいで釈放され、創世の力を有する英寿に祢音を救える力を願ったことでスポンサーでありながら、ギャーゴとしてデザイアグランプリにエントリー。このまま、あかりを殺害し一家の不幸を作り上げた元凶であるブラーリこと沼袋一男と対峙、ギャーゴに初変身して挑むが、自身の戦闘能力のなさが響き、プレミアムベロバに一方的にやられながらも、ブラーリを倒して力尽き、入院先の病院で祢音に変身ツール一式を託した(後にギャーゴのIDコアはナーゴのものに変わっている。)。


派生Ⅳ:日曜日のライオン?

「ほっとけるわけないだろ、みたいな世間知らずを…」

「だから諦めるな!いつか本物の愛に恵まれ、幸せになれる日が来る。たとえ世界中が敵になろうとも、俺は君の味方だ」

キューンさん仮面ライダーキューン

『仮面ライダーギーツ』の登場人物でデザイアグランプリを観戦する未来人。祢音のサポーターでもあり、彼女の父・光聖からも頼りにされている。

ライオンモチーフの仮面ライダー・キューンに変身する。

仮面ライダーとしての能力や彼の行動のせいで視聴者からは「キモイ」「悪いサポーター」などと散々な言われようだった。しかし、ベロバが祢音の出生の秘密を暴露したことで彼に対する視聴者からの印象ががらりと変わっている。最終的にいいサポーターと判明するが、グランドエンドに伴う自身の消滅を避けるためジーンと共に未来へと帰っていった。すべてが終わった後は、ジーンと共に現代に赴き、祢音の配信のアシスタントをしている。


「これは…! 俺の戦いだ! 俺の! 俺だけの!!」

「俺はな! ベネリットグループ御三家の御曹司で! 決闘委員会の筆頭で! 現在のホルダーだ!」

【水星の魔女】グエル

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、ベネリットグループの御三家企業の1つ・ジェターク・ヘビー・マシーナリーの御曹司。

スレッタが学園に転校するまではホルダーを堅持し続けていたが、スレッタに2度敗北し、父のヴィムにも見捨てられる。その後は、「ボブ」という偽名で作業員として働いている最中にテロに遭遇し、図らずもそのテロでヴィムを殺めてしまい、失意で宇宙を彷徨っている所を撤退途中の武装勢力・フォルドの夜明けに拘束される。彼らのいる難民キャンプで子供たちとの交流のさなか、ベネリットグループとの戦闘に巻き込まれながらも戦地となった難民キャンプを脱出し学園に帰還。無事に復学を果たし、3度目の決闘の際にミオリネとプロスペラとの取引の結果、彼女らの策略によってスレッタに勝利し、ホルダーの座を奪還する。その後、ミオリネと共に、地球との交渉へ赴くのだが、プロスペラの野望が明るみとなると、その光景に驚愕し、プロスペラたちを止める決意をしたスレッタに生身での決闘を申し込み、あえて敗北する道を選ぶ。最終決戦では戦地に赴く際にミオリネの件で暴走した異母弟のラウダ・ニールに戦艦を襲撃され、その成り行きでラウダと対決することになるが、一進一退の末、自らを犠牲にラウダの刃を一身に受け、シュバルゼッテの頭部ユニットを破壊し果てるが、取り巻きの片割れであるフェルシーが応急処置として愛機のディランザに冷却ジェルを浴びせたことにより爆破は免れたため生還を果たす。3年後の世界ではセセリアやブリオン社に鞍替えしたオリジナルエランにちょっかいを出されながらも、亡父から受け継いだ会社を切り盛りしている。

道長のような生き様を送ったグエルであるが、キャラクターデザインの原案を担当したモグモ氏によると、ライオンをイメージしながら雄々しさと色気のバランスをとってデザインされたとのこと。


派生Ⅴ:日曜日のカエル?

仮面ライダージオウ』のスピンオフ・『RIDER TIME SHINOBI』の登場人物。

文字通り仮面ライダーシノビに変身する神蔵蓮太郎の師匠で、普段は掛け軸の中のカエルの姿をしている。後に正規の2022年ライダーである『ギーツ』のスピンオフ『ギーツエクストラ』でタイクーンとの共演を果たすこととなる。


「お前こそがデザ神になるんだ 桜井景和」

「悲しき涙を仮面で隠す戦士のことさ」

🐸仮面ライダーケケラ

『仮面ライダーギーツ』の登場人物でデザイアグランプリを観戦する未来人。景和のサポーターでもあり、彼をデザ神にしようと陰で支援する。

カエルモチーフの仮面ライダー・ケケラに変身する。

初登場当初はカエルの置物のような姿で景和を積極的に支援するなど善良なサポーターであるかのような行動をしていたが、本性は推しの身近な人物を危険にさらし、推しを自身が考える仮面ライダーつまり「悲しき涙を仮面で隠す戦士」にしようと企む腹黒勘違い野郎であることが判明。手始めに沙羅をデザイアロワイヤルにエントリーさせ、ジャマトとなったアルキメデルを使って彼女を抹殺しようとするが、バッファがハクビのIDコアを破壊するなど先手を打ってしまったため失敗。今度は創世の女神に願いを提示し、自身の消滅を回避した後、ジャマトとなった大智をそそのかして沙羅を亡き者にしたことで自身の目論見通り、景和を「本物の仮面ライダー」と化し、自身もジットからもらったブラックレイズライザーカードを使ってプレミアムケケラに変身してギーツの計画を妨害しようとする。しかし、ギーツとの一騎打ちで、景和が改心したうえに、英寿の創世の力で景和の願いが成就される前の状態に戻されてしまう。その後、ベロバを倒したバッファを殺害しようとプレミアムケケラに変身しようとした瞬間、改心した景和に阻止された挙句、景和から自身が語るライダー像を「単なる妄想」と一蹴されたことで、景和を亡き者にする決心を固める。手始めに「仮面ライダーはタイクーンしか存在しない世界」に変え、祢音・道長をライダーのモチーフとなった動物の置物やマスコット、ウィンをオレンジ色のカボチャに変化させ(おそらく、第45話で復活した奏斗や映画で活躍した一徹と冴もモチーフとなった動物のマスコットに変化してしまったと思われる。)、一般人を人質に景和と一騎打ち、優勢に立っていたが、大智の命を受けたポーンジャマトの出現がきっかけで形勢が逆転され、真のブジンソードに目覚めたタイクーンと相打ちになるも、タイクーンの必殺技を受けたことで致命傷を負い、自分との戦いで本物になれたことを景和に感謝されたことで、悔いのない戦いで笑ったことに感謝し消滅した。


派生Ⅵ:日曜日の苦労人?

「パンクにいくぜぇ〜〜〜?」

晴家ウィン仮面ライダーパンクジャック モンスターフォーム

『仮面ライダーギーツ』の登場人物でデザイアグランプリの運営スタッフを務める。もとはロックバンドウェザーハーツのギター担当であった。

モチーフの仮面ライダー・パンクジャックに変身する。

スポンサーを務める祖父の勧めでデザイアグランプリの運営スタッフになり、警備隊ライダーとしてデザイアグランプリに参加したバンドメンバーのヒロキの脱落を進めた。同僚のスタッフが反乱を起こしたことがきっかけでパンクジャックとして戦いに身を投じることとなる。邂逅編のデザイアグランプリでは数合わせとして声出しNGという条件で参戦。結果、メリーの脱落に成功する。謀略編のデザイアグランプリでは英寿の脱落をもくろむギロリの意向でプレイヤーとして参戦するも、度重なる失敗が原因でギロリに見限られそうなところを英寿に救われたことでギロリに反旗することを決意するも、彼が変身したグレアに洗脳された挙句、搭載された自爆装置により、再エントリーした英寿諸共亡き者にされそうになるが、ギーツの機転で阻止された上に、ニラムによって洗脳が解かれる形で助けられるも、意識不明となってしまう。意識を取り戻した後は、復活したニラムと共に表舞台に舞い戻る。ギーツの新たな力を手に入れた後は、英寿が運営するデザイアグランプリの運営として英寿に協力。創世の女神と化したツムリを救うという捨て身の行動に出るも、ジットによって気絶されるが、英寿の創世の力によって景和の願いが受理される前の世界に復元したことで何事もなく神殿に帰還する。


「すごいね! あなたのモビルスーツ!」

ニカ姉ベリショニカ

(左は本編、右は3年後)

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、地球寮に所属するメカニック科の学生。

スペーシアン・アーシアンともに誰でも接することができる穏やかな性格だが、反アーシアン派のスペーシアンの生徒や教師からの屈辱的な仕打ちを受けている苦労人。さらに、フォルドの夜明けに内通しており、彼らのテロ行為にも関与するも、紆余曲折を経て、地球寮と和解。最終決戦ではスレッタたちに与して、プロスペラの野望を阻止した後に自首。刑期中にいろいろと資格を取り、3年後に出所し地球寮の面々や先に釈放されたシャディク隊と再会した。


派生Ⅶ:日曜日の悪参謀?

「興味深いねぇ、ジャマトと友情を育む男の心」

「我こそが新世界を支配するジャマ神……」

参謀仮面ライダーナッジスパロウ

『仮面ライダーギーツ』の登場人物で、頭脳明晰な「クイズ王」の異名を持つ有名人。

スズメモチーフの仮面ライダー・ナッジスパロウに変身する。

過去のデザイアグランプリに参戦し、決勝に勝ち進んだ猛者で、英寿とも面識がある。乖離編のデザイアグランプリでは景和を脱落させようと策をめぐらすも、英寿によってジャマトの人間への擬態のカラクリが暴かれたことが仇となり最初の脱落者となった。しかし、ベロバの直々のスカウトによりジャマト側に与し、ジャマトグランプリでは運営に回った。しかし、デザイアロワイヤルでは、ジャマ神となったバッファに敵わず、IDコアを抜き取られた挙句、半壊にされ、ナッジスパロウに変身することは不可能となった。その後は、ギーツの新たな力によってデザグラ参加時の記憶が蘇り、ジャマトの赤ちゃんを食して自らジャマトとなり、寄生ジャマトを開発して沙羅をはじめとした犠牲者を知恵の樹に取り込み、その実を食すことで全人類の記憶を手にしようとしたが、闇落ちしたタイクーンによって、瀕死の重傷を負ってしまう。退院した後は、英寿らに知恵の樹がある場所に案内し、英寿から「自らの罪を請う以外救う道はない」と諭される。そして、英寿によって元に戻ったことで、自分の体内から生成された血清により沙羅をはじめとした知恵の樹に取り込まれた人々を開放するに至った。その後、ケケラに囚われた人質を救出するため自身が育てたポーンジャマトを差し向けたり、人類に無害なひまわりジャマトを開発するなど、人類とジャマトの共生に舵を切ることとなる。

ナッジスパロウ時代はモンスターフォームで戦っていた。


「あれが魔女のモビルスーツなら、放ってはおけないな。」

毎週の楽しみができた

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、ベネリットグループの御三家企業の1つ・グラスレー・ディフェンス・システムズのCEOサリウス・ゼネリの養子。

フレンドリーな性格だが、女性関係が派手であるらしく、グエル曰く女性をかけて決闘をしていると称されていた。自身の取り巻きであるシャディク隊と共に地球寮との決闘の直後に、陰で内通していたフォルドの夜明けを使って、ベネリットグループの解体に舵を切る。手始めにイリーシャとメイジーにサリウスの拉致を命じ、身柄の確保に成功。彼の正体は紛争地帯で生まれたスペーシアンとアーシアンのハーフでシャディク・ゼネリの名はサリウスの養子になったと気に付けられた名前であることが判明。真相を知ったグエルとの決闘の末敗北し、捕縛される。スレッタとの再会で立ち直ったミオリネが面会に訪れ、一連の事件の罪を一身に背負う代わりに取り巻きたち5名の減刑を嘆願(後にその嘆願が通ったことで、3年後の時点で取り巻きたちは自由の身となっている。)。ミオリネがベネリットグループの解体を表明したことで結果的に自分の思惑通りの結末となるも、自分とは無関係であるはずのプロスペラの野望に関する罪まで背負う決意を固めたため、最後の面会に訪れたミオリネに永遠の別れをした。

大智と馬が合いそうなシャディクであるが、シャディク自身はスズメとは無関係である。


派生Ⅷ:日曜日のおおかみ22年秋?

「お嬢様、足引っ張んなよ」

無題仮面ライダーロポ ブーストフォーム

『仮面ライダーギーツ』の登場人物で、霊長類最速と謳われている最強女子アスリート。実家は沖縄料理屋を経営。

オオカミモチーフの仮面ライダー・ロポに変身する。

過去のデザイアグランプリに参戦し、決勝まで勝ち進んだ猛者であり、英寿とも面識がある。乖離編のデザイアグランプリにも出場するが、祢音がデザスターであることを知り、自分がデザスターであると宣言することで祢音をかばい、投票で自らに票を入れるよう嘆願したことにより最多票数を獲得し脱落した。後に劇場版『4人のエースと黒狐』で前回のデザクラに参加したケイロウこと一徹と共に参戦することが決定した。

参戦当時はゾンビフォームで戦っていた(景和を脱落しようとする大智の謀略により一時期ニンジャフォームになったことも)が、ゾンビバックルを道長に奪われたため、景和から奪ったフィーバースロットバックルを使ってブーストフォームに変身した。劇場版でもブーストフォームで戦っているが、こちらはブーストバックルを用いて変身している。

余談ではあるが、ロポに似た仮面を持つライダー・ブッチーのモチーフであるダルメシアン犬は、体力・持久力に特化した犬種であり、個体によってはマウンテンバイクと一緒に30キロ程度走ったりすることも可能である。


「慣れない事すると、火傷するよっ!!」

色々参考にしながら描く1432

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物でシャディク隊の1人。自身もアーシアンであり、「グラスレー再教育機関『アカデミー』」の出身である。

一見温厚そうな性格をしているが、実力行使による拉致や他者が暴力を振るわれているという異常な状況であっても全く感情に変化は見られず、終始ニコニコと微笑んでいる姿からは却ってサイコパシー的な不気味さが滲み出ているが、決闘の際にシャディクに危機が迫った時など、明確に感情に動揺があった事もあるにはあったので感情が欠損している訳ではない。シャディクが主導するベネリットグループ解体をもくろむクーデターにもかかわっており、シャディクがグエルに敗北した時を同じくしてほかの取り巻きたちと共にドミニコス隊員と戦い、死闘の末投降。後にシャディクがミオリネに自分を含めた取り巻きたち5名の減刑を嘆願したことにより釈放。3年後に隊ごと株式会社ガンダムに入社しミオリネの部下として活躍している。

一見、オオカミとは無縁そうだが、オオカミは狩りをする動物として有名であり、裏表のあるメイジーと合致する部分がある。また、中の人を担当する貫井柚佳氏は約5年前に放送された『スロウスタート』で主要人物の1人と仲のいい陸上部員の小鹿野真秀を演じており、そちらの場合は霊長類最速と謳われた女子アスリートの冴と共通している。


派生F:日曜日の黒幕?

「ジャマトは今も成長し続けている!私が仕切らないで、あいつらとどう対抗するって言うんだ!」

「デザイアグランプリはいつから一部のVIPのみを楽しませるコンテンツになったのだ!」

「言ったはずだ。お前たちの思い通りにはならないと。これがオーディエンスの総意。我々運営は消え去り、この時代の未来はこの時代の者たちに託される...!」

ギロリGLARE

『仮面ライダーギーツ』の登場人物で、謀略編におけるラスボス。

デザイアグランプリのコンシェルジュとして、英寿をサポートするが、正体は開始当初からゲームを仕切っていたゲームマスター。英寿が運営に近づこうとしていることを危惧し、ウィンを使って英寿を排除しようとしたが、ウィンの裏切りがきっかけで自らグレアに変身しウィンを洗脳することで、一度は英寿を脱落させることに成功するが、最終ラウンドが記憶を失ったことを予見した英寿の再エントリーで事実上無効となったため、英寿を標的とした「キツネ狩り」を決行。しかし、前ゲームマスターによる最悪なゲームの開催というトラブルに見舞われながらも、無事「キツネ狩り」を開催させたものの、「キツネ狩り」の内容に不審に思った祢音がニラムに告発したことにより、ゲームマスターの職を剥奪されたことで自暴自棄となり、英寿たちとの最終決戦の末に敗北し、ニラムの権限により一度は未来に帰される。以降は音沙汰がなかったが、創世編の終盤でスエルに召集される形で再登場。運営に抗う英寿に皮肉を言いつつも、デザイアグランプリが自分と程遠いやり方で行っていることに反感を示し、スエルに反逆の意思を示すも、スエルが英寿によって消滅すると、和やかな笑顔を見せながら異次元ゲートが閉じられたことで錯乱したサマスと運命を共にする形で消滅した。


「エルノラ・サマヤで構いませんよ。」

プロスペラ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、当作のラスボス。

シン・セー開発公社のCEOでスレッタの母親だが、正体は本作の21年前に壊滅したヴァナディース機関の生き残りであるエルノラ・サマヤ

最初は、機関を壊滅に追いやったデリングに復讐することが目的と思われたが、真の目的は、エリクトの生体データが組み込まれたエアリアルを使って、クワイエット・ゼロを起動することであった。まず手始めに、接触してきたミオリネを利用し、スレッタがグエルとの3度目の際に、エアリアルの機能を停止することでスレッタを敗北に追いやる。シャディクの企てがほぼ進行したこともあって、クワイエット・ゼロを起動させる。しかし、立ち直ったスレッタやミオリネ・ジェターク寮の2人やペイル寮のエラン(強化人士5号)をはじめとした地球寮の面々によって阻止され、スレッタの手でクワイエット・ゼロを完全なものにしたことに加え、ミオリネがベネリットグループの解体を表明したことで長年の呪縛から解放される。


「始めよう。世界の運命を賭けたゲームを……!」

「創世の女神は破壊と再生を繰り返す」

「お前が創り変える世界が、ユートピアとなるかディストピアとなるか、見ものだな…」

デザイアロワイヤル開幕カメンライド ゲイザー(スエル)

『仮面ライダーギーツ』に登場する敵組織の首領。デザイアグランプリの創始者にしてDGP運営を束ねるエグゼクティブプロデューサー。

ミツメを創世の女神と化した張本人で、デザイアロワイアルを仕掛けることでグランドエンドを実行に移すも、ギーツの新たな力を得た英寿に阻止され、ゲイザーとしてギーツと戦い致命傷を負う。その後は、右腕のジットをデザインし、英寿の計画を阻止しようとするが、ジットが敗北すると、彼を吸収してリガドΩに変身する。最終決戦でギーツと対決し、リバースといった能力で必殺技を無効化、さらに、英寿に降りかかった不幸も相まって、一度は勝利するも、助太刀した景和たちと戦い、彼らの変身能力を喪失させるが、神として復活したギーツによって彼らの変身能力の復活を許したばかりか、ギーツの必殺技を受け、平然とするも、内部に入り込んだ英寿によって内側から喰い破られる形で消滅した。


「次は貴方が生贄になるのよ」

「所詮エンターテインメントなど虚構そのもの」

しごでき秘書

『仮面ライダーギーツ』に登場する敵組織の幹部。デザイアグランプリのプロデューサー・ニラムの秘書を務めるアシスタントプロデューサー。

ニラムが串カツにソースを二度漬けしようとした際、無言で止めるなど、一見常識人であるかのような描写がなされているが、実はスエルに内通している運営の1人で、本性はフィクションと言い放ったニラムを平気で致命傷を負わせるなど常識人の皮を被ったDQNである。ニラム消滅後は、ジットと行動を共にし、景和の闇落ちによってツムリを創世の女神にすることに成功する。ツムリが創世の力を放棄した後は最高の不幸をオーディエンスと共に観戦するも、スエルが英寿に敗北し消滅すると、異次元ゲートが閉じられたことで錯乱し、黒いツムリとギロリと運命を共にする形で絶望し消滅した。


水星の魔女・共同CEO4人

(画面中央がニューゲン、右下がカル、左下がネボラ、右上がゴルネリ)

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、当作の真のラスボス。

ベネリットグループ御三家企業の1つ・ペイル・テクノロジーズのCEO達。その本性は自分の思い通りにならないと、他社を切り捨てる卑劣漢で、いわゆる勝ち馬に乗る為にあらゆる物を切り捨てて逃げ続けた者達の成れの果てである。事実、劇中で強化人士4号を焼却処分したり、(生存はしているものの)後任の5号まで見限り、総裁選で支援したシャディクが拘束された際、ベネリットグループを見限り、宇宙議会連合に鞍替えするなど冷徹な行動をしでかしている。最終的に、ミオリネがベネリットグループの解体を表明したことを受けたオリジナル・エランに見限られる形で因果応報を受け、わずかに残った財産でルームシェアを送る羽目を受けた。


イレギュラー編

派生IR Ⅰ:日曜日のきつね23年?

「許されざる者は逃がさない!」

「不動の王」

パピヨンオージャー/リタ・カニスカ冬の王、来たる

23年春から放映時期が重なることになった戦隊作品『王様戦隊キングオージャー』のキャラクター。

チキュー5王国の1つで氷雪と司法の国・ゴッカンの女性国王(国王を名乗るのは、中立を保つために自身の性別を公表していないためである。)で最高裁判所国際裁判長を兼務する。チョウチョモチーフの戦隊パープルパピヨンオージャーに変身する。王の証は手飾りで有する能力は「冷気による凍結」と「特定の人物を氷の封印によって永久に封印する能力」で、後者は王位に即位した時点で秘術が施されたため、オッドアイになっている。

5歳の時に先代国王カーラスに見いだされ彼女の側近となった後、神の怒りによって失踪したカーラスの遺言により、わずか10歳で国王に就任した異例の経歴を持つ。クールないでたちで犯罪者を裁く一方で、もっふんをこよなく愛するなどコミュ障の一面を併せ持っている。しかし、予想外な出来事に遭遇すると、雄たけびを上げるという厄介な癖を持つ。

リタ自身は、きつねとは無関係であるものの、ヤンマとのやり取りからして、彼女も日曜日のきつねとして扱われた。その証拠に、第28話にてゴーマの「入れ替わりの術」によりヤンマと入れ替わったことが原因でンコソパの国民に振り回された挙句、ンコソパの犯罪率の高さに辟易するあまり、国民全員をゴッカン送りにする暴挙まで出てしまった(結果的に自身の体に入ったヤンマの手でンコソパに送還されたため、事なきを得ている。)。第36話で宇蟲五道化の1人カメジム・ウンカに支配されたイシャバーナでヒメノの婚約者候補としてカメジムに召集されるが、自身と入れ替わったことがあるヤンマにさえ、そのことは何も言わなかった。その後、自国を支配しているゴーマとミノンガン・モウズが企画したアイドルオーディションで潜入作戦をした際に、自身が女性であることを公表。ヒルビル・リッチへの八百長により自身を落選させたゴーマとミノンガンに対し、アイドル姿のまま強硬手段を決行しゴーマの入れ替わりの術の印を破壊、ゴーマとミノンガンからゴッカンを奪還することに成功した。ハスティー兄弟によって倒されたダグデドがミノンガンの能力によって復活したことを受け、炎の王の証の有するカグラギ(ハチオージャー)と協力して自分を犠牲にせずにミノンガンを封印することに成功する。


派生IR Ⅱ:日曜日の悪ぎつね?

「"神"を受け継ぐ者は、ただでは終わらないか…!」「これはまだ楽しめそうだなァ!クハハハハハ!!」

仮面ライダーXギーツ 头像

『仮面ライダーギーツ』の劇場版『4人のエースと黒狐』に登場する人物で、劇場版におけるすべての元凶である指名手配中の未来人。劇場版の公開に先駆け本編の第45話でゲスト出演している。

演者は和泉元彌のモノマネやTT兄弟でお馴染みのお笑いコンビ・チョコレートプラネット長田庄平氏である。


「案外侮れないのね、ギーツって…。」

未来人・メロの工藤遥ちゃん描いてみました。

『仮面ライダーギーツ』の劇場版『4人のエースと黒狐』に登場する人物で、メラの相方である指名手配中の未来人。メラ同様、劇場版の公開に先駆け本編の第45話でゲスト出演している。

演者の工藤遥氏は『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で早見初美花/ルパンイエローを演じており、当時の中の人を演じた下園愛弓氏もメロの吹き替えアクションとして工藤氏と再びタッグを組む。


Vシネクスト『仮面ライダーギーツ』に登場する謎の男で、創世の力を完全に使いこなした白い英寿と同じ姿をしている。予告での口ぶりから、神となった英寿の抹殺を目論んでいるようだが・・・


「やはりお見えになりませんでしたな。見て見ぬふり」「徳川様は嘘つきということでございます。茶々はあの方を恨みます」

「秀頼は、あなたの子だとお思い?この私の子」

23年から時期の重なるNHK大河ドラマ『どうする家康』に登場する浅井三姉妹の長女で秀吉の側室。

賤ケ岳の戦いで義父の柴田勝家と母・お市を失ったことがきっかけで家康を憎むようになり、秀吉との間に鶴松を生むが、幼くして亡くなると大泣きするほど悲しむ一面を見せ、秀頼を生んだ後、秀吉が危篤になった際、家康が去った後に彼に近づき、2行目のセリフを発した後、家康に天下を渡さないことを表明して秀吉の死を見届ける。

淀殿自身はきつねと無関係に見えるが、週刊少年ジャンプに連載されていた『ぬらりひょんの孫』で羽衣狐(当時の尻尾の数は8つ)の宿主として登場している。後に本編でもきつね呼ばわりされることになる。


派生IR Ⅲ:日曜日のさる?

「では、ここで一句。」

「浮世におさらば」

風流人サルブラザー

23年冬まで放送時期が重なっていた戦隊作品『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のキャラクター。

周囲から教授の愛称で慕われる風流人で、名前から察する通りサルモチーフの戦隊ブルー・サルブラザーに変身する。

非情に無欲で、空想の中で飲み食いをするという能力を持ち、お金に触れると火傷をするという特異体質。


「わしの尻、どうぞお好きなように蹴ってくだせぇ!」

「今すぐ毛利と和議を結べ」「直ちに引き返(けえ)す。この猿が……敵を討ったるがや。この猿が 徳川家康の首を取ったろまい!」(弟の秀長が「家康ではなく明智光秀が信長を討った」と説明した後)「あ……明智……?」

「次は、何を手に入れようかのう?」「な~んもかんも放り投げてわしはくたばる」

「上手くやりなされや」

23年から時期の重なるNHK大河ドラマ『どうする家康』に登場する家康の宿敵の1人で「関白殿下」「太閤殿下」とも称される歴史上の人物。元々は一介の農民の生まれで、立身出世を目指して織田家に仕官した経緯を持つ。しかし、主君の信長が本能寺の変で無念の死を遂げたことを知ると、当初は家康が信長を討ったと勘違いしていたが、弟の秀長が光秀が信長を討ったと説明したことで、毛利との和睦を進めた後に、山崎の戦いで光秀を討ち取り、天下人としての頭角を現し始める。そして、小牧・長久手での家康との戦いに敗退するものの、紆余曲折を経て関白の地位を得る。徳川家をはじめとする日ノ本中の大名がその威光に跪く中、最後に残った関東の北条家を屈服させ、ついに天下を一統する。だが、留まるところを知らない欲望と野心は日ノ本の外に向けられつつあった。

「欲望の怪物」と称される程の野心家でもあり、正室の寧々は夫を「何度も欲しがる病」と称し、実母の大政所はそんな息子を世に産み落とした事を恐ろしく感じ「誰かがその首根っこを掴んで制御してやらないと、その野心が暴走してとんでもない事をしでかすのでは」と不安に駆られている。

その大政所の不安は的中し、制止役であった弟の豊臣秀長や、家康の正室となった妹の旭姫、更には側室の茶々が出産した念願の長男・鶴松が幼くして死去した後は突如として海を隔てた隣国である朝鮮・明国への出兵を指示。配下である浅野長政の諫言に憤って彼に斬りかかろうとしたり重臣であるはずの石田三成を足蹴にするなどの暴走を始める。更には大政所の死に目に会う事が出来ず、正室の寧々からも痛烈な批判を受ける。

先述した家康の命を賭した説得によって一旦は暴走が収まったかに見えたが、茶々が第二子を妊娠した事に狂喜乱舞し、秀頼を誕生を機に甥の秀次を死罪にする暴挙に出るも、病に倒れ天下人の責務を放棄したことを家康に激怒され、悪びれることなく3行目の2つ目のセリフを発した後、自分を嫌っていた家康のことを内心好きであったことを告白し、彼にこの先の未来を託すも、病状がさらに悪化、近づいた茶々に秀頼が自分の子でないことをほのめかす毒づいた発言をされた後に笑みを浮かべながらこと切れた。


「泣かぬなら、泣かせて見せようホトトギス」の句が示すほどの自信家で且つ自由奔放な性分を持つ。幼名は日吉丸だが、初登場時は木下藤吉郎として登場し、羽柴姓に改姓した後に豊臣家の初代当主となる。主君の信長から「猿」呼ばわりされている。


派生IR Ⅳ:日曜日のおおかみ21年 - 23年?

「泣かぬなら、殺してしまえホトトギス 羞です」

「♪機界戦隊ゼンカイジャー 全力全開!♪」

3兄弟

(イラストの真ん中にいる人物)

某クイズ番組の出演でおバカタレントとして有名になり、歌手としても活動する俳優。日曜日のたぬきが登場する1年前に放送されたスーパー戦隊『機界戦隊ゼンカイジャー』で主題歌「全力全開!ゼンカイジャー」を担当した。

つるの自身はオオカミどころか日曜日のたぬきとは無縁であるが、某クイズ番組で結成した男性ユニット・羞恥心のメンバーとして織田信長の句を名乗りの口上に使っていることと、後述の信長のことをオオカミ呼ばわりする場面があるため、ある意味、日曜日のおおかみに近い存在である。つるのの主題歌歌唱の起用が後に『ドンブラザーズ』の猿原・『キングオージャー』のヤンマとわずか3年で戦国三大武将をコンプリートすることになる。


「待ってろよ竹千代、俺の白兎・・・!」

「なら、やればいい。俺はわずかな手勢を率いて、京に向かう。本当におまえが俺の代わりをやる覚悟があるなら、俺を討て。待っててやるさ」

お絵描き練習(どうする家康4話より)

23年から時期の重なるNHK大河ドラマ『どうする家康』の登場人物にして、秀吉・家康の主君として天下取りを目指し、彼らと共に「戦国の三英傑」とも称される歴史上の人物。

桶狭間の戦いにて今川義元を討ち取って以降頭角を現し、割拠する群雄を次々と撃破して「天下に武を布く」ために邁進する。

しかしその革新的ながらも荒々しく激しい施政は周囲に多くの敵を作る事にも繋がり、最終的には家臣である明智光秀謀反を起こされてしまう

当人はある事情から家康に討たれる事を望んでいたが、謀反を起こしたのが光秀である事を知ると「何だ、お前か」と一蹴。

そして「やれんのか、キンカン頭ぁ!!」「お前に俺の代わりがぁ!!」と、まるで光秀のその後を予見するかのような一喝をした後に、燃え盛る本能寺の中へと消えていった。

「泣かぬなら、殺してしまえホトトギス」の句が示す通り、人々を魅了するカリスマ性と敵対者に対しては容赦しない所業をする独裁者としての傲慢さを併せ持っている。

劇中で秀吉をはじめとした配下の武将たちに度々オオカミといじられている。


派生IR Ⅴ:日曜日の鬼?

「漫画のマスター!」

オニシスター◾️オニシスター◾️

23年冬まで放送時期が重なっていた戦隊作品『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のキャラクター。

高校生漫画家だったが、鬼モチーフの戦隊イエローオニシスターに変身するようになってからは当人も与り知らぬ盗作疑惑がかかるようになってしまい、その疑惑によって周囲から白い目で見られるようになっても決してめげたりはせず、誰かの夢を守るために敢えて汚名を背負い、ドンブラザーズとして戦い続けた。

後に盗作疑惑の原因を作ったのが、皮肉にも未来から来た自分であることが発覚する。

演者の志田こはく氏は沙羅役の志田音々氏の妹で姉妹そろって仮面ライダー・スーパー戦隊に出演したと話題になっている。さらに、未来のオニシスターのスーツアクターを担当した坂梨由芽氏(メインアクターは『ギーツ』の劇場版でメロの吹き替えアクションを担当した下園氏)は『王様戦隊キングオージャー』でカマキリオージャー役に抜擢されている。


「幸せかどうかは自分で決める 大切なのは“今”なんだよ 前を向こう 一緒に頑張ろうよ 戦おう」

네즈코

大ヒット漫画『鬼滅の刃』の登場人物。

物語の冒頭で鬼舞辻無惨によって鬼と化してしまうが、人間を襲わない珍しさから、鬼殺隊に重宝されるようになり、鬼化が進むにつれ日光を克服するが、終盤で人間に戻り、鬼の王と化した炭治郎に呼びかける大健闘をした。すべてが終わった後は鬼殺隊員の我妻善逸と結ばれ、百年たった後の時代では自分の曾孫である我妻燈子善照姉弟が登場している。

『鬼滅の刃』は初めてアニメ化してから計3シリーズ(うち、TV版の『無限列車編』と『遊郭編』の2章を1つのシリーズとして計算)がアニメ化しており、偶然にも、23年春に放送された第3シリーズ『刀鍛冶の里編』が『仮面ライダーギーツ』・『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の2作と放送時期が重なることになる。


俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった

竈門炭治郎

大ヒット漫画『鬼滅の刃』の主人公。

物語の冒頭で家族が鬼によって殺され、妹の禰豆子が鬼と化したことがきっかけで鬼殺隊に入隊。入隊時の修行や水の呼吸による剣技で数々の鬼と戦っていくうちに心身共に成長し、ヒノカミ神楽を習得するにまで至っている。終盤で自らを犠牲に無惨を倒すが、彼によって鬼の王に変貌してしまい、鬼殺隊を襲うが、人間に戻った禰豆子の呼びかけに動揺したすきを突いた栗花落カナヲの捨て身の策により人間に戻る。すべてが終わった後は、自分を救ったカナヲと結ばれ、百年たった後の時代では自分の玄孫である竈門カナタ炭彦兄弟が登場している。

アニメ版で炭治郎の中の人を担当したのは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』で3人のエランを演じ分けた花江夏樹氏その人である。


派生IR Ⅵ:日曜日のねこ19年秋?

はい、アルトじゃーないと!

お前を止められるのはただ一人!俺だ!

仮面ライダーゼロワンZERO-ONE RISING HOPPER

令和ライダー第1回目『仮面ライダーゼロワン』の主人公。祖父・飛電是之助の遺言により飛電インテリジェンスの社長に就任したことがきっかけでバッタモチーフのライダー・ゼロワンとして滅亡迅雷.netの陰謀による戦いに身を投じることになる。中盤・ZAIAの社長・天津垓の陰謀により、社長職を追われるも、飛電製作所の社長として再出発。通信衛星アークの戦いにひと段落したところにイズに破壊されたことがきっかけで仮面ライダーアークワンへと闇落ちしてしまうも、の捨て身の犠牲や不破の副作用覚悟の必死の呼びかけにより、悪意を克服。滅との最終決戦で敢えて彼に敗北することでアークワンドライバーを破壊させ、その後、リアライジングホッパーの力で滅に宿った悪意を打ち破ることに成功する。

或人自身は猫と無関係ではあるが、ゼロワンのスーツアクターの縄田雄哉氏は『ギーツ』でメインのバッファの他に番外ライダーのギャーゴを担当し、演者の高橋文哉氏は『ギーツ』終了から4か月後に、グルメチキンレース・ゴチになります!でレギュラー出演することになるが、初参戦時に猫のマスクを着け、途中で正体を明かしているため、彼を演じた役者とスーツアクターが猫に縁を持つ結果となってしまった。


番外編

派生EX:時をかける日曜日のきつね?

「ここからは俺のステージだ!」

ユグドラシル絶対に許さねぇ!

鎧武仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ

日曜日のたぬきが登場する9年前に放送された『仮面ライダー鎧武』の主人公。

チーム鎧武のナンバー2であったが、リーダーの角居裕也の失踪によりリーダーに就任。失踪した裕也に代わって和風モチーフの仮面ライダー・鎧武に変身し、戦いに身を投じることとなる。

ビートライダーズ同士の戦いのさなかで、黒影の変身者にしてチームレイドワイルドのリーダーだった初瀬亮二ヘルヘイムの実を食したことでヘキジャインベスに変貌するところを目の当たりにしたことで事の重大さに気づき、初瀬をもとの人間に戻そうと奮闘するも、新世代のアーマードライダーの1人・シグルドことシドによって絶命され、ユグドラシル本社に乗り込んだ際、貴虎が裕也の末路が記録された映像を見せられたことで絶望。その後、DJサガラの手引きで再起し、本部に設置した兵器すべてを破壊、同じ志を持った貴虎とも和解した。しかし、シドを含めた他の新世代ライダーの手で貴虎が消息不明になり、光実が斬月・真に変身していることを知らずに戦うのよやめようと声かけるが、凰蓮が感じた違和感がきっかけで斬月・真が貴虎でないもとに気づき、さらに、光実が自ら斬月・真に変身したことにより、自分を襲った斬月・真が光実であることを知らしめることになった。その後、ヘルヘイムの森から生還した貴虎と再会するも、本編で貴虎と会うの場面はこのシーンが最後となった。それもそのはず、敵対した斬月・真が貴虎でないことを知る前にDJサガラの手引きで最終形態・極アームズを手にしたことでオーバーロードと同じ兆候が自分にもみられるようになり、光実との一騎打ちで自らの命と犠牲にヨモツヘグリロックシードの破壊に成功し力尽きても、即座に蘇生するほどの生命力を見せ、ロード・バロンと化した戒人との一騎打ちの末、勝利を勝ち取り、始まりの女となった舞から”黄金の果実”を受け取ったことで始まりの男となって、地球に侵食していたヘルヘイムの実やインベスを別の惑星に移住させた後に、舞と共にその惑星へと去った。10か月後、地球に降りかかった脅威から救うへく単身で光実のもとへ向かい共闘し、光実が和解するきっかけを作った。数年後では宇宙から来た機械生命体との戦いで舞やドライブと共に沢芽市に赴き、戦力を取り戻した仲間と共に戦い勝利した後は、光実の嘆願により、しばらくの間地球に留まることになった。

紘汰自身はきつねとは無縁であるが、上記の経緯からして、英寿と共通する点も見受けられたため、8年の時を超える形で日曜日のきつねに準ずる存在となった。


余談

日曜日のたぬきの2人と日曜日のきつねの2人の間に以下の共通点がある。


  • 桜井景和とミオリネ・レンブランとの共通点
    • 主人公と最も接点を持つ。
    • 平和主義者で人の命が奪われることを嫌う。この性格が敵に付け込まれる。
    • 中盤で主人公と仲違いをするが、紆余曲折を経て主人公と和解する。
    • 唯一の肉親を持つ。
    • ある出来事が原因で精神を病むもしくは闇落ちする

  • スレッタ・マーキュリーと浮世英寿との共通点
    • メイン主人公。
    • 中盤あるアクシデントが原因で不敗神話が崩れる
    • 関係者が同じ動物モチーフ。
    • 終盤、伝承をモチーフとした形態もしくはロボットを手にする。
    • 最終話の時点で同じ動物モチーフのキャラの片割れ(『ギーツ』では英寿本人、『水星の魔女』ではエリクトが該当。)が人外の存在になる。

  • 桜井景和とスレッタ・マーキュリーとの共通点?
    • 仮面ライダーギーツファイナルステージにて、タイクーンはブーストマークIIレイズバックルを使用して、赤いたぬきの姿へと変身しており、本編からたぬきっぽいと言われていたスレッタ・マーキュリーは髪が赤いので、赤いたぬきという共通点と言える•••?


ストーリー面での比較

以下の表のとおり、仮面ライダーギーツと機動戦士ガンダム 水星の魔女では、ストーリーの構成面でもなぜか似通っている。

仮面ライダーギーツ機動戦士ガンダム 水星の魔女
黎明編(第1話・最終話)PROLOGUE・最終話(3年後)に相当
邂逅編(第2話~第9話)第1話~第6話に相当
謀略編(第10話~第16話)第7話~第12話に相当
乖離編(第17話~第24話)第13話~第15話に相当
慟哭編(第25話~第32話)第15話(一部)~第17話に相当
慕情編(第33話~第38話)第18話・第19話・第21話~第23話に相当
創世編(第39話~第48話)第20話~最終話に相当※

※うち、第21話~第23話までは慕情編・最終話は黎明編(いずれもギーツにおける分類)と重複。


関連タグ

仮面ライダーギーツ

機動戦士ガンダム水星の魔女


日曜日のノラネコ:名称の元ネタ?

日曜日のけじめ日曜日のたわけ『水星の魔女』の前のTVシリーズで誕生した、似た響きのネタ。


緑のたぬき:『ギーツ』とコラボしたカップ麺。「たぬきと言えばこれのイメージ」という人が多いようで、『ギーツ』『水星の魔女』両方でコラボ二次創作が描かれている。そんで販売会社である東洋水産がそのネタを把握していた(参照ツイート)。

赤いえーすと緑のけいわ【仮面ライダーギーツ】緑のたぬきと赤いきつね


うちの師匠はしっぽがない:同シーズンに放送されている、たぬきが主人公の深夜帯のアニメ。上記表記に倣うなら主人公のまめだは「深夜のたぬき」か。地上波の最速放送はTOKYO MXの金曜22:30だが、関西圏の放送はMBSの土曜26:08、つまり日曜の02:08である。またBSでの最速放送も日曜23:00のため、この作品も「日曜日のたぬき」といえる。


ひろがるスカイ!プリキュア:23年冬に開始したプリキュア作品。第11話で謎解きのヒントとしてたぬきが用いられたため(「たぬき」だから「た」の字を抜け、の意)「こっちでもたぬきか!」という反応も相継ぐ。ちなみに、23年まで時期が重なった前作『デリシャスパーティ♡プリキュア』ではエナジー妖精の1体であるコメコメのモチーフが偶然にもキツネであった。


わんだふるぷりきゅあ!:翌年のプリキュア作品。第4話でガルガルと化したたぬきのニコアニマルが登場した。この回が放映された2024年2月25日は『キングオージャー』最終回の日であり、この回もヤンマが口にした「スカポンタヌキ」もTV本編では聞き納めであった。


快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー:4年半前に放送されたスーパー戦隊で夜関連の名前が多い快盗側のレッド夜野魁利の演者は朝関連の名前である伊藤あさひ氏、逆に朝・昼関連の名前が多い警察側のレッド朝加圭一郎の演者は夜関連の名前である結木滉星氏と、奇しくもそれぞれの終盤における景和とスレッタを思い浮かべたのであろうか・・・

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