概要
『機動戦士ガンダムF90』を初出とするMSの一つ。型式番号OMS-14RF。
火星独立ジオン軍「オールズモビル」の量産型MSで、旧ジオン軍が使用していたゲルググをリファインしたゲルググ。リゲルグではない。
ただし、外見はゲルググと同じでも、最新鋭の技術を導入している事で、性能面に関してはギラ・ドーガ系を凌駕している。
火星独立ジオン軍が独自に開発した初期型と、後にクロスボーン・バンガードのMSを開発するブッホ・コンツェルンが携わっている最新型の2種類がある。
初期型
『機動戦士ガンダムF90』に登場するRFゲルググ。外装はゲルググに酷似しているが、厳密にはネオジオン系の技術で作られた機体を旧ジオン系に似せた外装で覆っているだけの機体でありゲルググそのものではない。(リゲルグという機体が既に存在するのでその流れかもしれない)
この他、ゲルググキャノンに似せた機体も確認されている。
後期型
『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場するRFゲルググ。RFドムと同じフレームを使用しているが、こちらはより機動性に優れており、同軍のMSの中では最高クラスの性能を持つ反面、コストが高いため主に上級指揮官かエースパイロットが使用している。こちらは1990年というデザイン時期の関係かゲルググJに近いフォルムとされている。
武装
- ビーム・ライフル
オールズモビルで普及するビームライフル。フォーミュラー戦記0122やF90FFで確認できる後期型では、ドラムマガジンは右側に倒され、左感に照準スコープ、銃身も太めのモデルが採用されているなど、ザクIIのザクマシンガンとゲルググ(一年戦争期)のビームライフルと組み合わせたような形状が採用されている。
- ビーム・サーベル×2
- ビーム・シールド
- ビームランチャー
バリエーション
ゲルググキャノンタイプ
正式名称や型式番号は不明。初期型のRFシリーズの一つで、ゲルググキャノンをベースとした機種。付けるとすると「OMS-14CRF RFゲルググキャノン」だろうか。
RFアカゲルググ
上級指揮官用にチューンアップした上位機種。型式番号は同一。
シャルル専用ゲルググ
オールズモビル軍のエース、シャルル・ロウチェスターの専用機。詳しくはリンク先を参照。
関連項目
機動戦士ガンダムF90 機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122